帯が市松模様に織り上げられているのですが わかりづらいですね・・・
ちょっとアップ。
反物だと 本当に羽衣のように薄くて儚げな布なのですが
帯芯入れて帯に仕立てると シャン!としてくれました。
あげずば、は沖縄の言葉で トンボの羽を意味するそうで
透明で儚げなのに 空を切って飛んでいく力のある羽根です。
繊細ながら存在感があります。今の時期には薄すぎるので単衣に手が伸びる頃から。
仕立上がりですので コロナが収束した頃(希望的観測)どうぞ。
着物は 山崎世紀さんの渾身の作。
一年1枚作るのがやっと、という絞りです。
ロマンチックな山崎さんが命名しました。
山崎さんの紫根染は落ち着いた美しい色で
自ら織り上げる座繰り糸の白生地がしっとりとした美しい光沢を放ちます。
サラリと軽く 単衣にも向きますが 名前の通り袷にしても。
今朝の富士山。この冬一番の美しい姿でした。
じざいや
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