今日は暖かかったですね~
梅が一気に開いたことでしょう。
明日は気温が下げるのだそうですけど。
ポカポカ陽気の中で届いた新色の本塩沢をご紹介するつもりで
コーディネートも作ったのですが
今日は こちら1点で 全てをさらってしまうので。
ええ。説明はいりませんね。パグです。
ちょっとご機嫌斜めですが むちむちのお尻とぽこん、としたお腹が可愛いです。
これ、夏帯なのですが 透けない生地で別織してもらうようお願いしました。
パグは夏に弱いですからね~~ 織り上がってくるのが楽しみです。
すくい織の手織り八寸帯になります。
3月中に織り上がり予定です。
そして今日の着物美人さん。ちょっと工夫された着方をされています。
山崎世紀さんの 玉繭手引き座繰り糸を織り込んだ茜と月見草の松皮菱絞り。
帯は 紬の名古屋です。
パっと見にはわかりづらいのですが 単衣を1枚重ねてお召です。
寸法が同じで 薄手の生地じゃないと出来ないのですが
昔は時々 このような単衣を2枚重ねてしまう防寒用の着方があったと聞いています。
おはしょりと衿が重なってもたつくのが難点で
着方にもう一工夫が必要かもしれませんが かなり暖かいとのこと。
以前にも 紬・木綿はすべて単衣にしてしまったお客様が 二枚重ねをされていました。
その方は木綿は対丈にされてましたね。
この着方の楽しいのは 重ねる着物の色で 平安時代の「襲の色」遊びが出来るところ。
ピンクと若草色で「撫子の襲」とか(桜餅の襲、とは言いません)
若草と白なら「柳の襲」とか。
着物って本当に楽しいことがいっぱいです。