笠原博司さんの紫根染吉野格子着物。

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暑くなりましたね~
麻襦袢に単衣の白大島、暑いです・・・
6月前に夏もの出してしまいそう。
還暦過ぎたら もう好き勝手してもいいかなぁ
(いや、まだ還暦前ですけどっ1年ありますけどっ)

明後日の22日、日曜日。
三渓園の夏じたく展に行きます。
芭蕉布工房で一緒に学んだ染織家さんたちが集まっての
「やんばる同窓会お話会」に参加させて頂きます。
ので、開店がちょっと遅くなるかもしれませんので
念のため 13時からの営業とさせていただきます。
当日、三渓園に行かれる方、さくらこを見かけましたら
お気軽にお声かけ下さい~~
たぶん・・夏物着てます。
ショートヘアのドスこい系おばちゃんです。

日曜までの限定で
笠原博司さんの 紫根染吉野格子の着物が来ています。
国画会の出品作です。
紫根は 笠原さんの工房のある宮城県加美町で採取された
国産のフレッシュなもの。
この頃の紫根は 漢方薬の乾燥したものがほとんどです。
かつては 福島県の川俣が紫根の産地として名高く
川俣紫根、として栽培されていました。
紫根染の染色技法は、染色のなかでも特殊で、大変な手間と労力がかかりため
高額であり、貴族の独占物とし、技法は秘伝となされたため普及せず、
明治になって化学染料の安価で手軽な技法の普及に伴い
いち早く姿を消した幻の染色技法でした。笠原さんの工房のある加美町には
「薬莱山」がそびえており、山容が富士山に似ていることから加美富士と呼ばれています。
その薬莱山や周辺の山などで薬用植物が自生する環境があり、
昔から医薬の守護、病難退散、寿福招幸の山として信仰されてきました。
その環境を生かし、薬用植物の産地化により農家所得向上につなげる目的で
薬用植物研究会が設立され、薬草栽培の研究調査を行っています。
そこで栽培された「紫」の根を使って染められた作品「胡蝶」です。

紫根の他、茜や桜、ヤマモモを使って染めた糸を
細かい吉野格子に織り上げて段模様の訪問着に仕上げてあります。


8枚綜絖・・・とおっしゃってたかな。
ともかく みるからに手間暇のかかった逸品です。

糸は沢山使われているのに とっても軽いんですよ!

先日 国展を観に国立新美術館まで行ったら休館日だったという・・・
この作品は 今年の出品ではないですが
観ることができてうれしいです。

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