今夜は暖かいものが食べたいです。身体は冷えるけど 心が熱くなる着物をご紹介します。
秋山眞和作 小石丸糸、天然発酵藍染絣の着物「天の海」です。

宮崎県の綾手町に工房を構える秋山さんは
養蚕から天然灰汁建ての藍染、絣の括り、織りの全てを工房内で行っています。
その養蚕も 日本古来の原種のお蚕さんである「小石丸」を育てています。
皇居で皇后さまに育てられている、あの小石丸です。
蚕は 様々な法律で厳しく管理されていて(かつては世界に誇る絹の輸出国ですから)
小石丸の卵を手に入れるには 研究機関でなければならない、と 研究所を立ち上げたり
生繭売買法、という法律のための国家資格を取ったりと
様々な難関を乞えてようやく手にした小石丸なのです。
繭がとても小さく、通常の座繰り機では 糸が採れないため
座繰り機も開発したり・・・
とてもとても細い糸です
繊細な糸ですが 原種の繭の強さも持ち合わせていて
天然藍によく染まり 艶よく、糸の切れが少ないので織りやすい。
いかんせん 細いので織り進むのは遅いですが。。
小石丸の着物を持つと どなたもが「ふぁ!?」と声をあげられます。
本当に ビックリするほど軽いのです。
反物で400gほど、八掛より軽いと言われます。
袷に仕立てても 袷!?と思うほど薄く、軽いです。
そんな小石丸を
古代からのカシの木の灰を使った天然発酵の藍建てで染めた着物です。
20年ほど前に お客様と秋山さんの工房へお邪魔した時に
直接 秋山さんから手渡された着物。
その美しい絣は きらめく星空のようで
万葉集から「天の海」と名付けられています。
桐箱に入っております。色紙もあります。

帯を乗せてみました。

400万からのお値段が付く小石丸本藍染の着物です。
寸法は
身丈 背から 4尺2寸
裄 1尺7寸
袖巾 9寸
袖丈 1尺3寸
後幅 7寸7
前幅 6寸1
繰越 8分おとっときの一枚です。
見るだけ・・・触るだけ~でも どうぞ。
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本日も、読んでいただき、ありがとうございました。
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