伝統工芸的有松絞りの浴衣

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なんなんですか~~ この暑さ。
もう 溶けそうです。危険を感じる暑さですよね
まだ 半夏生が過ぎたばかりで夏本番前なのに。

夏ですから浴衣です。
今年は ちょっとリッチな大人の浴衣、は如何でしょう?
近年、絞りの浴衣も関東で見かけるようになりましたが
数年前までは 雪花絞りはあっても
縫い締めや手蜘蛛、帽子絞りなどの絞りの浴衣はあまり見かけませんでした。
絞りの本場 有松のある名古屋や東海地方では見かけましたけど
横浜では本店が名古屋の松坂屋か
ちょっと変わったものが好きな小売店が扱ってる程度でした。
絞りの浴衣は 生地に絞りの凸凹があって
肌に張り付かず涼しいのと
洗ってもアイロンいらずなのが楽ですし
多色の可愛さと 着物風に着られるちょっと高級感のあるところが
良いですね。

つい先日も書きましたけど

絞り染という技法自体はとても古く
紀元前より世界各地で行われています。
その中で愛知県の有松が 絞りの産地として知られるようになったのは
江戸時代です。
有松の隣には三河木綿の産地の三河です。
これに目を付けた竹田庄九郎という人物が 研究を重ね
三河木綿を糸で絞って藍染にした手ぬぐいをを
「九九利染」と称して街道で売り出しました。
これが評判となり 後に尾張藩の特産品「有松絞り」になりました。

有松で考案された絞り種類は
100を越すと言われ 現在も70種以上が受け継がれています。
蜘蛛絞り、鹿の子絞り、三浦絞りなどの名前がつけられた
多様な絞りの技は 実は一人がたった一つの技術を極めるもので
一人で多様な絞りの技術を身に付けることはありません。
鹿の子絞りの職人さんは一生、鹿の子だけを絞るのです。
それほど繊細で高度な技術を必要とされます。
かつての有松では 絞りは母から娘へと伝えられるものでした。
どこの家でも娘が絞りをするのは当たり前でした。
今は絞りが出来るは おばあちゃんばかりになり
市の養成所もありますが
中国ものに圧されて 技術の衰退は免れないところです。

そんな中、国内の伝統工芸的手法による ワンランク上の浴衣がこちらです。

絞った人、染めた人の名前が書かれています。
種類の違う絞りが使われているので 二名のお名前が連ねられています。
「桜」という名前の絞りです。

まだ 全部 幅出ししていないのですが 全体はこんな感じです。


色違いをモデルさんが着ている画像がありました。
着用すると柄はこんな感じ。

お求めはこちらから。 

半衿付けて着物風にも すっきり浴衣としても素敵です。
明日は パステル系の可愛い絞り浴衣をご紹介します

 

 

 

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