青戸由美江さんの出雲織。木綿のお話。

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昨日は自分と旦那の通院に加え
猫が入院・手術になってしまい バタつきました。
なんだか雨も近づいているみたいです。

気分を上げる 向日葵の出雲織を。
青戸由美江さん。
絣じゃないので 出雲絣、ではなく 出雲織です。
柿渋で染めた木綿を絞って藍で染めています。
おっきな向日葵。 帯は能登上布の八寸を合わせました。
どちらも 仕立て上がりで すぐにお召頂けます。

 

着物を前から見た場合 と 後ろから見た場合。
 

帯回り。その1.

その2.

  

単衣の木綿は一年中お召になれます。
まぁ 盛夏は暑いし 真冬は寒いので
実質は3月~12月、(7,8を除く)という感じでしょうか。
木綿はいいですね。
綿のダイヤモンド、と呼ばれる海島綿から
自分の畑で綿花を育てて 手引きで糸にした手紡ぎ糸まで
風合いも様々です。

木綿は、延暦18年(799年)に
三河に漂着した外国船が伝えたとされていますが、
この時は、伝来した木綿の種子をまいてもうまく育ちませんでした。
鎌倉時代、室町時代には、国産の木綿がなく、
木綿製品は全て舶来物でした。
木綿の布はとても貴重な品であったのです。

15世紀の後半になると朝鮮から綿布が大量に輸入されるようになり、
16世紀には明からの綿布(唐木綿)の輸入が加わって、
上流階級では木綿の着用が流行しました。
さらに南蛮貿易によって東南アジア諸国から縞木綿がもたらされ、
その中にはインド産のサントメ縞(唐桟)や
ベンガラ縞、セイラス縞などが含まれていました。
これらは近世日本の模様染や縞織の発達に大きな影響を与えたのです。

国内で木綿の栽培が始まるのは16世紀初め頃。
木綿は丈夫で耐久性にすぐれているため、
戦国時代の武士たちは幕や旗差物、袴などの衣料や
船の帆などにも使われました。、
需要の増加にともなって三河などで木綿栽培がはじまり、
またたく間に近畿・関東地方でも栽培されるようなったのです。

江戸初期には農民の着物も麻から木綿へと転換し、
江戸中期になるとほとんど全国的に木綿織物が生産されるようになって、
各地で特色のある銘柄木綿が生産されました。
さらに縞や絣、型染や筒描、藍染など文様と染色技術の進歩とともに、
多様な綿布が生産されるようになりました。

戦前は 木綿産地としては愛知の知多や山陰山陽の絣、
久留米の絣などが 日用品として多産されていましたが
今や 綿着物は日常品ではなく
嗜好品的なものになってしまいました。
もっと 普段に沢山着て欲しいです。

 

三越での 伝統工芸展の入選、入賞の発表がありました。
遠藤あけみさん、大高美由紀さん おめでとうございます。

見に行く日あるかなぁ

 

 

 

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