ギックリ腰痛い・・・
座って同じ姿勢でも痛いし 動きだす瞬間が、痛い。
それでも今回は軽症なので 動けてますけど。。
着物だと帯がコルセット的な役割をしてくれるので少し楽です。
家で Tシャツの上に伊達締めしてるといいんですよ。
着物万歳。
それはさておき。
仕立上がりの中の逸品に 縫い取りお召がありました。
お召し・・・
紬と柔らかモノの中間のような感触で
そもそもは 江戸時代の徳川11代将軍家斉が好んで着用したことから
「将軍様のお召し物」の意味で「お召」です。
正しくは お召縮緬、と呼ばれます。
生地的には 先染めで強撚糸を使った しなやかさの中にシャリ感のある風合いで
糸の使い方や柄によって いくつか種類分けされています。
例えば
@風通御召し
縦糸、横糸が二重の袋状にになっていて軽く、皺にもなりにくく、
柄が裏表で色違いになるのが特徴で単衣に向きます。
紋お召(全体に地紋のように織柄がある)や縞などがあります。
@縫取り御召
縫い取り御召は生地を織る段階で地の糸とは別の金糸や銀糸、
色糸を織り込んで模様を出した御召で
刺繍をしたように裏に糸が渡り、華麗で豪華なお召です。
@上代御召
縫糸に御召経と紬糸の二種を用いた交織で、
紬風の素朴な風合いがあります。
変わったところでは、
@マジョリカ御召
新潟県十日町で昭和34年から約4年間だけ生産されていました。
ラメ糸が織り込まれてキラキラとし、モダンな柄で一世を風靡しました。
今でもおばーちゃんからのもらい物、や古着やさんで発掘?され
ファンの多いお召です。
地中海のスペイン領マジョリカ島特産の、
マジョリカ陶器をイメージして織られたといいます。
柄を指して 縞お召、絣お召、矢絣お召、などと呼ばれることもあります。
中でも 縫い取りお召は お召の最終進化形です。
まるで 刺繍のような繊細な柄が織りで表されます。
今 じざいやにある 縫い取りお召、全体像。
遠目には 小紋のようにも見えます。
近寄って見てみましょう。
柄アップです。 お花見をする人たちの 一人一人の表情までが分かります。
着物の中の模様も細かい。これ、織りなんですよ・・・
ジャガード織が発達したからこその 逸品です。
お召しが衰退してしまった現在、
総柄の縫い取りお召は めったに見ることのできない逸品です。
お召し、便利なんですけどね。
紬ほど砕けず 小紋より重厚感があり 艶やかで
着心地は 落ち感があってしなやかです。
精密な柄は 見ていて飽きません。
滅多に見ることのできない逸品ですので 手に取ってじっくり眺めてください。
西陣の粋を集めた1枚です。
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