すっかり冬らしくなってきました。
朝晩 しっかりストーブ炊いています。
着物はお腹周りが温かくて良いですね。
ちょっと珍しくて美しい 櫛引き織のご紹介です。
世の中には 変わった織物が存在しますが
例えば
よろけ波打ったような緯糸の櫛織。
櫛織の帯です。
緯糸がまっすぐでなく 波打つようになっていますね。
櫛織は筬(おさ)の変わりに櫛のような道具を使って
手で横糸を打ち込んで生地を織り上げます。
横にまっすぐにしか打ち込めない筬と違い
斜めにも又曲線をも紋様として織りこなすことができる
高度な技術です。
波の間に隙間が出きるので
夏帯や単衣帯に使われることが多い織物です。
似ているのに 波筬織り、というのもあります。
実物が店になかったので
画像をご紹介できないのですが
筬が 南京玉すだれ??みたいになっていて
ぐにぐにと動くのです。
なので 緯糸を曲線にすることが出来ます。
櫛織りよりは単調な波になっていることが多いです。
経糸が波打つとよろけ織になります。
経糸が よろよろとよろけています。
これは 経糸を通す筬の形が 普通と違っていて
普通は 櫛の目のようにまっすぐですが ジグザグになっていて更に上下に動くのだとか。
うーん 頭の中で再現できないのですが
とにかく 経て糸が上下に動くと ゆるみが出来、それが曲線になって現れる、ということ。
動きを見張っていないと綺麗なよろけが出来ませんから
緊張を強いられる織であることは確かです。
画像は米沢の新田さんの帯です。(販売済)
よろけてはいますが 透けてはいませんので
夏ものではありません。
そして今回の櫛引き織。
縦糸が揺らぐ特許の技法で 織り目の変化で素材そのものに模様を表現しているそうです。
特許なので詳しい技法は教えてもらえませんでしたが
部分的に櫛のような道具を使って
一か所ずつ 経糸を横に引いて模様を作り
特殊な糊で固定しているのだそうです。
洗っても経糸が動いたりしませんし
引っかけて糸が飛び出すようなこともありません。
触ると平坦です。
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