春待ち半衿

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3月もあっという間に10日です。
三寒四温とは ちょっとズレてる気もしますが
一雨ごとに 本格的な春が近づいてきます。
モクレンもようやく咲いたし
コーディネートにも春を取り入れましょう。

簡単に春になれるのが半衿です。
小さな春を衿元から。

元来、半衿は小袖の重ね着に見る衿元の美しさを
衿を掛けることによって表そうとしたことから生まれたものです。
元々は 襦袢に付けるものではなく
十二単の重ねのよう(今なら比翼衿や伊達衿)なものでした。
浮世絵などを見ると 庶民は衿の上に汚れ防止の掛け衿をしています。
それが 髪型の変化などに伴い
衿を広く抜く着方が広まり
襦袢にも掛け衿をするようになって
今の半衿の形が出来たと思われます。

江戸後期に始まったこの半衿は
幕末から明治にかけて衣装が地味になったこともあって
華やかな刺繍、友禅染のものが広がりました。
大正時代になると 一段と手の込んだ華麗なものとなり
西洋風の文様・色調のものも多く取り入れられています。
人々は競って趣向を凝らした半衿を求め
着物と同額に及ぶ高価なものも多く作られたといいます。

また 竹下夢二の女性像にも見られるように
衿元をゆったりと着付け、華やかな衿を
広くのぞかせた着物姿は
大正時代を代表する風俗として忘れられません。

今は半衿は気軽に楽しむ小物として
素材や色柄も豊富になりました。
ほんの小さなスペースですが顔の近くでもあり
目につくものです。
ワンポイントから豪華な刺繍までお好みで楽しめるのが嬉しいですね。

菜乃花さんの型絵染半衿から 春柄を2つ。
ショップで売り切れているものは ご注文で染めることが可能ですので
気になる柄が売り切れていたら ご連絡ください。

 

タンポポ。片側は風に舞う綿毛。
春はフクジュソウに始まり 蝋梅、ミモザや菜の花、黄色い花が多いです。
蜂や蝶が黄色を好むのだそうですよ

薔薇。春も秋も使える優等生。衣紋の一輪が萌えポイントです。

半衿いろいろはこちらからどうぞ。
柄のリクエストもお応えします。・

 

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