マンガン染ってなに?マンガン染の小千谷縮。

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世の中は連休なので電車も町も人がいっぱいです。
明日はお休み頂きますが(店には来ますけど)
5/1~6(月)は休まず営業します。
代休として8(水)にお休み頂きます。国展に行ってきます。
去年、定休日に行ったら美術館も定休日だった・・・。

さて 今日の紹介は マンガン絣の小千谷縮です。
マンガン絣、というと 染めの絣、というイメージで
簡易に思われがちですが 現在は新潟で1軒しかない工場で染められている
希少な絣です。

元々は手間の掛かる手括りの経緯絣の手間とコストを抑えるために
大正時代に開発された技法です。
マンガンとは鉱物で その溶液で糸を染め、酸化で発色させて
普通の染料で染めた糸と一緒に布に織り、
織りあげてから中和剤で洗浄すると マンガンで染めた糸だけ白い糸に戻って
柄が浮き出る、というのが原理です。
簡単に聞こえますが マンガン溶液や中和剤は
気温や湿度、糸の状態などで微調整が必要な職人技です。
糸染から織上がって絣柄が出来るまで2か月ほど掛かるそうなので
今となっては 手間やコストを下げる意味ではないですね。
プリントならばあっという間ですから。

 

 

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