今晩から また雨になるそうです。
明日は1日雨予想。
定休日だから犬たちを洗いたかったのだけど 延期ですな・・
先日アップした 綿薩摩の話が好評でしたので
もうちょっと 綿薩摩のお話をしたいと思います。
今日 ご紹介するには最高級、160亀甲の正藍染の薩摩絣です。
まさに、永江明夫氏が目指した
木綿特有の柔らかさ、温かさと併せて
木綿とは思えない精緻な絣模様と 絹のような滑りの良い風合い。
大島紬や結城紬を着尽した人が着るような
木綿とはいえ 大事に着て貰える高級でお洒落な着物です。
大島紬の織元で織られる 東郷織物の薩摩絣は
大島紬と同様の工程を経て織り上げられます。
絹と比べて 切れやすく、滑りも悪く
絣合わせも絹より手間がかかり 同じ柄でも
大島紬より時間と根気を費やす 熟練の技が必要な織物です。
現在 織手さんは70を越えた人ばかり数人で
160亀甲を織れるのはお1人だそうです。
糸は80番手木綿で 経糸は1300本。
ひと幅に絣の点が160個並べるのは この糸の細さゆえです。
この高級木綿絣が世に出るまでは
10年近くの研究と実験、試作が繰り返され
糸も 絹と交織にしたり 宮古上布より良いものを、と麻を使ったり
縮緬風に撚りを掛けたり・・・
ようやく 世に問えるものになったのが昭和26年ごろ。
その頃はまだ 60番手の糸で今より素朴な地風でしたが
武者小路実篤氏に讃を貰えて 商品化されました。
しかし 永江氏の研究熱は収まらず
80番手で160亀甲の精緻な薩摩絣が完成したのは昭和35年のことでした。
これほどの研究と研鑽、努力の末の織物が
今はレッドカード、絶滅危惧種として風前の灯火です。
着てもらわなくては、買ってもらわなくては 着物は途絶えてしまうのです。
どなたか・・・・
この美しく しなやかで着心地よく身体にも心にも沿ってくれる布を
貴女のものにしてみませんか?
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