週末いろいろお買い得、仕立て上がり結城・大島・夏物値下げしました

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お鍋やシチューの季節になりましたね。
今夜のさくらこ家は 旦那がシチューを作ってるはず。
鶏モモのホワイトシチューのはずだけど
朝、なんか里芋剥いてたな・・・。里芋入りでもいいけど。

朝晩の風が冷たくなって 羽織もの、欲しくなりましたね。
雨コート着るほどではなくても 出先でちょっと降られた時、
羽織があると帯を守ってくれます。
着物って 洋服より帯の分、傘からはみ出るんですよね。
帯を守るためにも 羽織もの、って必要だと思うのです。

仕立上がりの羽織、お値下げしました。
仕立上がりの結城・大島もお値下げしています。
夏物は半額に。芭蕉布帯などもあります。
冬のボーナスや クリスマスにご自分にご褒美は如何ですか?
全て未着用しつけ付きです。

12月はいろいろ集まりの多いシーズン。
華やかなお席もあるかと思います。
年に一度?のゴージャス着物を ここぞ、と着れるかも?
全身汕頭刺繍の訪問着です。

帯を替えてコーデを2つ。

オージャスonゴージャス。
インカか壁画か 古代の文様を箔と刺繍で表した豪奢な帯。

もうちょっとおとなしく、でも負けない刺繍の源氏香。

着物は白大島に総スワトウ、という
とんでもなく 手間暇の掛かった逸品です。
日本刺繍とは違いますが 気の遠くなるような手仕事です。

グレーの部分は 生地の地の目を糸で絡めて隙間を作り
裏地が透けて見えているのです。
ひと針 一針 地の目をすくっていく作業。
そして様々な模様を縫いだしています。
部分的な付下げとか 帯のお太鼓だけとかの汕頭は見かけますが
こんなに全体を覆っているのは バブルの時に見かけたくらいです。
数百万でしたね・・・まぁこの着物も数百万でしたけど。
仕立上がりで十分の一以下になってます。
もちろん 未着用のしつけ付き。帯もです。

あー・・刺繍のうんちく書きたかったので
無理くり 日本刺繍について書いちゃいます。

日本で刺繍が行われるようになったのは飛鳥時代で
中国から仏教が伝わると共に金剛仏や
布に刺繍で仏を表す繍仏が作られるようになったのが始りです。

友禅が行われるようになる以前には装飾の多くは刺繍でした。
衣服のみならず 屏風や掛け軸なども刺繍によって表現されていたのです。
平安時代には男性の束帯や女性の十二単が
豪華な刺繍で競い合うようにして
華やかで手のかかるものが作られました。
江戸中期に友禅が行われるようになると
染と刺繍の競演が さらに美しく着物を飾るようになりました。
江戸幕府は再三の豪奢禁止令で
取り締まりを厳しくしましたが
江戸の繁栄と共に刺繍も隆盛を続けました。

日本刺繍は1000色近い色を自在に組み合わせ
太さや撚りを調節して
デザインに合った技法で刺していきます。
殊に撚りは大切で、どのように撚りをかけるかによって、
風合い、色の具合、力強さなど様々な事を表現します。
撚りをかけない平糸の状態で使ったり、
1本の糸を撚る、数本をまとめて撚る、1本を半分にして撚るなど、
糸を作ります。
日本刺繍は 刺すことばかりではありません。
糸を作ることに作家の独自性が現れるのです。

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