お正月気分も終わり(関東では大体7日までですね。関西だと15日までお正月扱いのとこが多いのかな?)
お正月には ちょと華やかな着物を着たい気分でしたけど
(気分だけで いつもの着物でしたけど。柔らかもの、合う寸法のがない・・・💦)
着物はいつものでも 半衿を替えだけで気分も変わりますね。
可愛い半衿 いろいろあります。
刺繍や絞りなど ちょっと上等な半衿を集めてみました。
ほんの1センチほどしか見えない半衿ですが
たかが半衿、されど半衿。
半衿と言えば、すぐ長襦袢につける掛衿のことを思い浮かべます。
ところが江戸時代の絵巻や書物によると
庶民は綿入れや袷に黒繻子やビロードの掛衿をしています。
襦袢ではなく着物の衿に付けるのも半衿と呼ばれていました。
それは、掛衿の長さと幅が本衿の半分であったことからです。
庶民のこれは汚れを防ぎ、経済的にも有効でした。
庶民が力を得てきた江戸後期からは
小袖の重ね着に見る衿元の美しさを
半衿を掛けることによって再現しようとしました。
幕末から明治にかけて衣装が地味になったこともあって
華やかな刺繍、友禅染のものが広がりました。
大正時代になると 一段と手の込んだ華麗なものとなり
西洋風の文様・色調のものも多く取り入れられています。
人々は競って趣向を凝らした半衿を求め
着物と同額に及ぶ高価なものも多く作られたといいます。
また 竹下夢二の女性像にも見られるように
衿元をゆったりと着付け、華やかな衿を
広くのぞかせた着物姿は
大正時代を代表する風俗として忘れられません。
刺繍や染の凝った半衿も素敵だけど
色無地の縮緬や小紋のハギレを利用した半衿も
気軽に着物のイメージチェンジとして楽しいです。
縮緬無地の帯揚げがあれば半衿が2枚、
もしくは半衿1枚と丸クケの帯締めが1本、作れます。
顔のすぐ近くに来るものだから
顔映りのいい色を きものとのバランスを考えて
工夫するのも 楽しみの1つです。
夏の普段着なら 手ぬぐいの半衿も汗を吸ってすぐに洗える優れものです。
季節限定の柄は憧れです。
春なら桜、その後の藤、菖蒲、紫陽花と続き・・
朝顔や向日葵、金魚などの夏模様。
秋草、お月見、紅葉。そしてクリスマスにお正月。
ピンポイントで ハロウィンやバレンタインなど。
着物や帯で揃えるのは大変ですが
半衿なら数千円から 1万円程度で季節感を楽しむことが出来ます。
もちろん、季節だけでなく
犬猫小鳥、そのほか趣味のモチーフなど なんでもオッケーです。
ほんの数センチの中に凝縮される世界。
半衿遊び、はじめてみませんか?
本日も、読んでいただき、ありがとうございました。
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