昨日は蒸し暑い中
中島さんに会いに沢山のご来店ありがとうございました。
わちゃわちゃしていて
お一人づつ ゆっくりお話しできなくて申し訳ございません。
でも 中島さんとはお話して頂けて良かったです。
私も沢山勉強になりました。
宮古上布に対して まだまだ不勉強で知らないことがいっぱい。
糸を1まとめにしたものをカセ(枷)と呼びますが
絹糸の枷とはまとめ方が違い、出来上がった形が違う~~
芭蕉布の糸は繋ぐ時に結び目ができるけど
宮古上布の苧麻糸は 二本を撚り合わせて結び目がない。
織り上がった布に節がないのは結んでないから
糸を糊付けした後、捌きや滑りが良くなるように
ラードを付けている。
十字絣は15㎝ほど織ったら 針先で1本1本すくって
絣合わせをしている。
絣合わせをすると張りがゆるみ経糸が乱れるので
そのたびに経糸を整え張り直し
ある程度織ったら糊付けをする。その繰り返し。
湿度が70%を切ると加湿器稼働。
糸は湿らせながら織る。
宮古上布は分業なので
糸つくり(苧麻栽培、苧麻剥ぎ、苧麻引き。撚り繋ぎ・・など)
デザイン(経糸 緯糸を図案に従って 括り、絣糸を作る)
染め (藍染 その他草木染)
織の準備(絣の括り糸解き、 整経、操行通しなど)
織り (糊付け 柄だし、織り)
仕上げ(煮洗い、糊付け、砧打ち)
中島さんは 染~織りを一人でこなしています。
しかし 糸つくりの おばぁたちが高齢で細い糸が作れなくなっています。
また 仕上げの砧打ち職人さんも3人しかいないそうです。
途中が欠けたらもう成立しなくなってしまいます。
どこの産地でも 同じ悩みを抱えているので
この先10年・・・・無いかもしれません。
宮古麻織の着物に
宮古麻織の八寸帯。 この帯カッコいい~~ いろんな植物を使った草木染。
長さがあるので 柄をずらして好みの柄出しが出来ます。
夏大島に宮古九寸帯。
唐草絣の夏大島も素敵だけど
この帯、ものすっごくおしゃれなんです。
モダンアートみたい。
ショールは 約75㎝×190㎝
草木染に 苧麻糸で柄を織り込んでいます。
66000円
本日も、読んでいただき、ありがとうございました。
お得と着物蘊蓄がいっぱい。
じざいや友の会。会員募集中です。
ご登録は こちら から。
友の会会員の方がBASEでお買物するとお買上金額の5%のポイントが貯まります。
毎月お得なクーポン配布中!お問い合わせに便利な公式LINEはこちら!
お友達になったら こんにちは!の一言をお願いします。
こちらからは どなたがお友達になって下さったのかお話しないと分からないので・・・。
もし今回の記事を気に入っていただければ、ランキングのクリックをお願いいたします。
さくらこの励みになりますので、どうぞ応援を宜しくお願いします。
●インスタグラムでは毎日コーデ更新中!
https://www.instagram.com/sakurako_jizaiya/
●オンラインショップ
https://jizaiya.fashionstore.jp/
https://jizaiya.yokohama/
https://www.facebook.com/JIZAIYA
●着物豆知識note
https://note.com/jizaiya_sakurako
●Twitter
https://twitter.com/sakurakojiza
●公式ライン https://lin.ee/fAaXDlK
●お問い合わせメールアドレス
jizaiyasakurako@gmail.com