ご無沙汰してしまいました。
雨の中 3日間走り回って保護した子猫が
今朝 虹の橋を渡ってしまいました・・。
そして今日 ものすごい花粉?飛んでませんか?
もう 目も鼻もぐちゃぐちゃなんですけど・・・。
アレグラ効かないから 花粉じゃないのかなぁ
顔中痒いんですけど。
季節の変わり目なのか 寝不足か なんか体力落ちてるなぁ
年齢?
閑話休題。
11月、12月。
お食事会の機会が多くなると思います。
気の合う仲間との食事会、クラス会や忘年会。
お酒の席も増えますね。
そんな時に ちょっと目を惹く
小野順子さんの 辻が花ワインの帯。
着物は 久しぶりの江戸小紋です。
流行りのワントーンコーデで。
草履も ワイン&葡萄の刺繍です。



江戸小紋 久しぶりなのでお浚いしておきましょう。
江戸小紋と伊勢型紙の違いをきかれますが
江戸小紋も伊勢型紙を使って染められています。
その中で 江戸時代に武士の裃に染められて発達したもので
基本的に単色で細かい柄のものを江戸小紋と称しています。
江戸時代には、他の藩との区別を象徴するため、
徳川将軍家の「御召十(おめしじゅう)」、紀州徳川家の「極鮫(ごくさめ)」、
加賀前田家の「菊菱」など、各藩で「定め柄」を決めてそれぞれの柄を占有していました。
戦のない時代になると、より細かい柄を競い合うようになり、
極微塵の柄が生み出されます。
時代が武士から商人・町人へ移ると
花鳥風月などの情緒溢れるものや判じ物などの遊びのある柄が生まれました。
伊勢型紙とは、三重県鈴鹿市の白子・寺家・江島地区で作られる染色用の型紙のこと。
1619年頃から紀州藩の手厚い保護を受け、
繊細な柄を彫り出す技術が磨かれ、型染の重要な道具として受け継がれています。
作り方は、まず、強靭で保存性の高い美濃和紙に柿渋を塗り、
繊維が縦方向のものと横方向のものを交互に3~4枚貼り合わせ、
再度柿渋を塗って乾燥させ、まず型地紙を作ります。
この紙に文様や図柄を丹念に彫り抜いていったものが伊勢型紙として布を染めるのに用いられます。
柄により決められた彫り方があり、道具も決まっていて
大きく4種類があります。
@縞彫り
定規と彫刻刀を使い縞を彫ります。正確な技術が必要で一番細かい縞は1cmに11本の 縞を刻むとされています。
@突き彫り
5~8枚重ねた型地紙に、刃先を手前から向こうへ垂直に突くようにして彫刻する技法。
彫り口が微妙に揺らぐので温かい線を作ることができます。
余談ですが紅型は多くが突き彫りで型紙が作られます。
@道具彫り
刃先が花、扇、菱などの形にかたどられている彫刻刃を使って文様を彫り抜技法。
この技法は道具造りから始まり、道具の出来栄えが作品を大きく左右します。
文様が均一になること、形を組み合わせた多様な表現できることが特徴。
江戸小紋にもよく使われる技法です
@錐彫り(きりぼり)
半円形の刃先の彫刻刀を型地紙に当てて回転させることで、
小さな孔を数多く彫り抜いて文様を彫り出す技法です。
鮫小紋、行儀、通し、アラレなどの種類があります。
1平方センチメートル内に100個ほどの穴が彫られることもあり、
穴の大きさや間隔が揃っていないと見栄えが悪くなる難しい技法です。
江戸小紋、お茶会の定番ですが
1枚あると 色無地替りや小紋としても使いまわせて便利です。
お茶を習ってるのでなければ 紋を入れない方が無難です。
もしくは 洒落紋で遊び心を強調するとか。
私は18年裏千家を習っていたので 江戸小紋を数枚持っていますが
若い時のなので 色も寸法もちょっと無理に。
母が亡くなったので(母は表千家でした)
母の江戸小紋をもらってこようと思います。
でも 母子でも趣味は違うんですよねー
帯は欲しいのあるのですが
着物はなぁ。。。
本日も、読んでいただき、ありがとうございました。
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