備後絣・・・・機械織の木綿ではありますが
縞・格子ではなく しっかり絣柄で モノによって経緯絣にさえなっています。
数万円の木綿とは思えない その制作工程を動画で頂きました。
↓ ご覧ください。
どんな布が織り上がってくるのか、見たいですよね?
じざいやで ご覧いただけます。
只今 40反ほどじざいやの棚にございます。
一度に これだけの備後絣をご覧ただける機会はもう無いかも。
壮観ですよ。
7/1(金)~3(日)の3日間、
織元の澁谷さんが来店されて いろいろお話をしてくださいます。
澁谷さんこだわりの 自家焙煎コーヒーを飲みながら
絣の話、木綿の話、木綿のお手入れの話、珈琲の話?
そのた諸々、面白いお話を聞かせて頂けます。
7/1(金)13時~ 15時~
7/2(土)13時~ 15時~
7/3(日)13時~
美味しい珈琲とお茶菓子を用意してお待ちしております。
日時のご予約お願いいたします。
備後絣は基本が藍の木綿絣が基本なので
藍と木綿の関係について 復習しておきましょう。
天然藍の誕生は紀元前2000年。古代エジプトの時代と言われています。
藍が日本に伝来したのは、遠く飛鳥時代(538年~645年)の
およそ1400年前のことで、
「藍」は4000年の長い年月を経て、今に伝わっています。
藍染めの原料である蓼藍(たであい)が、中国から日本に来たのは室町時代です。
とりわけ阿波(徳島)吉野川流域は、
蓼藍の生育に適した肥沃な土地として栽培が進められ、
徳島藩に多くの富をもたらしました。
1585年、初代徳島藩主の蜂須賀家正が、蓼藍作りを保護奨励して、
徳島藩はもちろんのこと、その後全国に藍染めが広がりました。
明治8年にイギリスの化学者アトキンソンが来日した折、
「ジャパン・ブルー(日本の青)」を一番最初に提唱し賞賛しました。
また明治23年に来日したラフカディオ・ハーン(小泉八雲)も、
「この国日本は、神秘なブルーに満ちた国」と絶賛したのです。
そんな日本の藍ですが 現在は徳島の一部の農家で
細々と栽培、すくも作りが行われているだけになっています。
日本中の藍は ほとんどが徳島産なのです
(琉球藍は別の工程なので またの機会に)
日本の庶民に愛いされた藍は
生活体験の中からさまざまな効用が認められています。
1.薬用
藍の葉や種は ふぐ中毒の解毒に、また解熱用として感冒薬として使われました。
藍種・藍葉は、煎じて飲めば健康増進に良いと言われています。
助六が頭にに巻いているのが藍染めの布。
藍染には解熱、鎮痛の作用があるとされ、頭痛持ちのトレードマークでもあります。
2.防虫
藍で濃く染めた布や紙は虫を寄せつけないと言われ、
ヘビなども近寄らないために、野良着やモンペ、足袋など
仕事着に藍染めが用いられました。
あせもやかぶれ、皮膚病にも殺菌効果があり、
藍染めの下着や靴下が重宝されています。
3.消臭・保温
藍染めの下着を着ると汗臭さが無く、しかも温かい。
肌荒れを防ぎ、冷え性にも効果的と言えます。
むかし武士達は戦場に行くとき、下着は藍染めであったのも、
古来から藍の持つ効用のゆえであります。
4.生地を強くする
藍染めは糸を強くすると言われています。
昔の火消し装束、よろい、かぶとの紐、剣道着等に藍染めが用いられました。
合わせる佐々木さんの シルクニットも人気急上昇中です。
可愛いですからね~
半幅帯が苦手、と言うか馴染みがない、という方には
立川先生の半幅帯アレンジ講座を開催しようかな、とも思ってます
興味のある方 ご連絡を~~~
今日は紫陽花の花。犬散歩で貰いました。
届かないので たぶん・・・明日ご紹介できると思います。
毎月お得なクーポン配布中!お問い合わせに便利な公式LINEはこちら!
本日も、読んでいただき、ありがとうございました。
もし今回の記事を気に入っていただければ、ランキングのクリックをお願いいたします。
さくらこの励みになりますので、どうぞ応援を宜しくお願いします。
●インスタグラムでは毎日コーデ更新中!
https://www.instagram.com/sakurako_jizaiya/
●オンラインショップ
https://jizaiya.fashionstore.jp/
https://jizaiya.yokohama/
https://www.facebook.com/JIZAIYA
●着物豆知識note
https://note.com/jizaiya_sakurako
●Twitter
https://twitter.com/sakurakojizaiya
●公式ライン https://lin.ee/fAaXDlK
●お問い合わせメールアドレス
jizaiyasakurako@gmail.com