今日は久しぶりの小唄のお稽古日でした。
1カ月以上お休みで ぜーんぜん練習してなかったです。
短い曲ではありましたが 先生のお情けであげて頂きました。
昨日の続きで着物の暑さ対策のお話です。
今日は 着たあと、帰ってきてからのお話・・・
建物や乗り物はクーラーが効いていていますが
途中の歩き部分はどうしても汗になります。
汗をかいてしまったら・・・おうちに帰ってからお手入れしましょう。汗は一見無色透明ですが不純物を多く含んでいるので
後々のシミや黄変の元になります。
汗が付きやすいのはまず、衿山です。
これは半衿でだいぶ防げます。というかそのための半衿ですね。
しかし脇や帯下は防げません。
他には座っていると膝裏にも意外と汗をかくものです。
また汗をかいた顔や首筋を触るので袖口も汗が付きやすい部分です。
汗シミは水溶性ですから揮発性の洗剤での丸洗いでは落ちません。
麻や木綿の着物でしたら自宅で水洗いできますが
絹ものですとそうもいきませんし
毎回洗いに出すのではお金がかかります。
絹の着物に汗が染みてしまいましたら
シミになる前に自宅でケアをしておきましょう。
ただし、単衣の着物に限ります。
まず、出先から戻ったらいつものように着物ハンガーに掛けて
体温と湿気を飛ばします。
よく洗って糊を落し、乾かした手ぬぐいか木綿の生地を2枚用意します。
テーブルかシーツなどを敷いた平らな場所に1枚の手ぬぐいを敷き、
その上に着物の汗が付いた部分が乾いた手拭に当たるように置きます。
もう一枚の手ぬぐい(木綿)をぬるま湯にひたして固く固く絞り、
汗の上から軽く叩きます。
下の手ぬぐいに汗を吸わせるようにするのがコツです。
決してこすってはいけません。
絞った布を畳みなおしながら きれいな部分で繰り返し汗の上からトントンと叩きます。
ある程度叩いたら輪しみにならないように
周りをぼかすようにしながら手早く叩きましょう。
最後は乾いた布で中心から外へ向かって叩いて
水分を吸い取るようにします。
このときもこすらないように。
後はもう一度ハンガーに掛けてよく乾かします。
仕舞う前に当て布をして軽くアイロンをかけておくと万全です。
汗に限らず、湿気のある状態でしまうと生地が傷む原因になります。
保管はかならず良く乾燥させてからにしましょう。
しまう時に 包む風呂敷やたとう紙が湿気ていると台無しです。
マメに(2,3年に一度)交換しましょう。
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今日は お三味線&小唄のお稽古と同時に
立川先生の着付け教室もありました。
小唄・お三味線のお稽古の日には
和室の個室がありますので そちらを使って頂きます。
すっかり綺麗にお召になれるようになったY様。
絽に葵(かな?)の小紋に 麻の帯で。
夏らしい、スッキリ美しい着姿です。
見えないけど 小物に絽のオレンジの帯揚げと ぼかしの帯締めも良い取り合わせでした。
そして立川先生。
新田さんの夏紅花(夏大島よりも柔らかく絹縮緬っぽい風合いでした)に
麻地のチャンチン染帯。鳥さんが可愛い^^
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本日も、読んでいただき、ありがとうございました。
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