何を着たらよいのか悩ましい季節です。
ほとんど出来ませんでした。
コロナが無くなった訳ではないけれど
きちんと予防して 今年は夏きものを楽しみたいですね。
今年はぜひ、麻もので夏着物をはじめてください
あれ?と思うほど 涼しいです。
夏きものってこんなに楽なんだーって
そして 小千谷縮などの麻の嬉しいのは
着て涼しいのはもちろん、お手入れが楽なことです。
汗の季節、着物のお手入れを考えて
夏着物を躊躇っていた方は
お手入れ方法が判れば
夏着物のハードルがずっと下がることでしょう。
こんな小千谷縮、着てみたくありません?
小千谷縮なら
レースの足袋に下駄履きにしてカジュアルダウンも楽しめます。
猫下駄。
半幅でも。
こんな可愛い小千谷縮も 自宅でザブザブ洗えちゃいます。
夏着物(麻)が怖くなくなるお手入れについて、です。
麻は人類が用いた世界最古の繊維とされており、
エジプトを中心に発達して、ヨーロッパ全土へ広がっていきました。
麻の特性は 水分の吸収性が良い水分の吸湿性・発熱性がもっとも早い。
熱伝導率に優れているので発散性に優れている。
腰があり丈夫 強度が強く、水に濡れても問題無く使用出来る。
折れジワがつく 弾性が乏しいため通常の繊維よりシワになりやすい。
などがあります。
お手入れの時にはこの特性を考慮して行ってください。
麻の着物やお襦袢、この季節は汗ばみますから
数回着たら洗ってみましよう。
まず、きちんと畳みます。
丁寧にするなら 畳んだ後に動かないよう
ザクザクと数箇所縫い止めておきます。
洗面台やタライ、バスタブなどに
畳んだ着物(襦袢)を漬け込みます。
この時 必ず水を使用してください。
お湯を使うと縮んでしまいます。
漬けたら優しく押し洗い。
麻はこするとケバ立ちやすいのでもみ洗いはしません。
衿や袖口の汚れが気になったら
繊維に沿って指で汚れをしごき出すようにしてください。
よほど汚れていなければ水だけで汗は充分落ちます。
汚れが気になる場合には
極薄くお洒落洗い洗剤を溶かしておきます。
洗い終わったら良く良くすすぎます。
残った洗剤は後々のシミの原因です。
畳んだまま洗濯ネットに入れて脱水30~40秒!
それ以上脱水するとシワシワのくちゃくちゃになってしまいます。
必ず 水分の残っている状態で脱水を止めてください。
脱水したらハンガーにかけて陰干しです。
水がポタポタ垂れますので
最初はお風呂場などで水が切れるまで干しておいてもいいですね。
袖口までちゃんとある着物用ハンガーに
パンパンと手で叩いてシワを伸ばしながらかけます。
繊維にそって優しく引っ張ったり叩いたりしながら
伸ばしますが 特に襟元は厚くなっているので
念入りに伸ばしてください。
麻は数時間で乾きます。
パリパリになる前の生乾きのうちに畳んで
シーツなどの薄い布に挟んで
(タオルだと凸凹になります)
電話帳や雑誌で重しをしておきます。
このまま半日もすれば自然にプレスされて
ピンとして気持ちの良い麻着物の洗いあがりです。
この時に畳みジワが出来てしまったら
霧吹きでシュシュっと水を掛けて再度重しを乗せれば
きれいに直ります。
麻にアイロンは禁物ですが
(植物繊維は熱と乾燥に弱いのです)
どうしてもシワがきつく付いてしまったら
霧を拭いて、当て布をして、高温アイロンをかけてます。
コツは、霧をかけた水分を、アイロンの熱で押さえて飛ばし、
アイロンをかけたところの熱が冷めるまで動かさないことです。
決してこすってはだめです。
そして早く冷ますことです。
扇風機の風を当てるなどして手早く冷ましてください。
お風呂やタライでの手洗い面倒~~~という方には
洗濯機で洗ってしまう方法も。
それは 明日のブログネタ。
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