山崎世紀さんとのお付き合いは20年近くなるでしょうか。
丹念な仕事の中から滲み出るような奥深い美しさがあります。
その生地を板締めや縫い絞りの技法で柄付けし、
月見草、茜、紫根、胡桃や栗、紅花等の草木で染上げます。
玉繭の座繰糸を使い、白生地から織ってしまう人は他に知りません。
山崎さんの工房の白生地を織っているところ。
「失われゆく”古きよきもの”を洗練して、後世に伝えたい。
この途方もなく大きな、自ら課したテーマに押し潰されながら、
雪深い、みちのく米沢に季節の移るのも忘れていた。
見た目だけ美しい物がもてはやされる中、
この”絞り”という原始的な手法に、草や木や、花の香りがしみこんだ、
つたない作品がどれ程の意味を持つというのか。
月見草・泡立草・茜・バラ・紫根・栗・くるみ・紅花・枯すすき・ふきのとう・・・・。
花の命を絶やすのはむごいけど、せめて、絞りを解いたその瞬間に、
米沢の四季と成って永遠に生きながらえてほしい。」
草木染の糸たち。
その山崎さんが後継者もおらず(ご子息は別の仕事をされてます)
体力的なこともあり 生産を終了するとのこと。
山崎さんの思いが凝縮されて、新しい命となった布をご紹介しています。
作品画像は 次回からアップしていきます。
じざいやでご自分の作品を説明している山崎さん。
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