夏の新作 フルーツ三昧帯! 日本の唯一の技術スカラ仕立とは?

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なんだか 気温が下がりましたね
ホットカーペットを切ったので猫たちが恨めしそうな顔でした。

今日は 日本でただ一人の技術者の「スカラ仕立」について
お話しようと思ってたのですが
夏の新作帯が染め上がったので まずはそちらのご紹介を。

夏帯ですからね、透けます。ええ。
芯が入る九寸名古屋なので実際のお召の時には ここまでスケスケではありませんけど。

元気なフルーツがいっぱい。
二切れだけある 赤いスイカがポイントです。


爽やか!
元気貰えますよー

前には斜めに ちょっと乱れて並んでるのが可愛いです

友禅みたいに見えますけど 型絵染なんです。
お太鼓の キウイの種だけ手で描いたそうですけど。スイカの種は型です。

そして 「スカラ仕立」がこちら。
単帯は太鼓裏お引き返しがなくて 手先も垂れ先もむき出しになります。
そこを3つ折りにしてかがるのではなく
平なまま、糸が見えないように綺麗に始末してあるのです。
単帯と スカラ仕立については長くなるので 明日詳しく!
スカラ仕立だけではなく 爪掻き綴れ独特の本かがりについてもお話いたします。

今日の着物美人さんは フルーツ帯を染めて下さった型絵染作家のナノハナさん。
次の帯は ジンベイサメですよ!~ 乞うご期待


白大島に ムガシルクを織り込んだ権田さんの帯で。

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