綴帯の仕立方について。 コーデは芝崎さん・薔薇小紋・小紋に本綴れ

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昨日は雨で小寒い感じでしたが
今日は朝から 蒸し暑いですねー
5月だけど袷なんか無理っ
でも もう5月も半ばなんですね・・・
コロナに振り回されて 何もしてない気がするのですが
日々の早いこと、恐ろしいほどです。

5月は 毎年恒例の5/29.呉服の日がやってきます。
今年は 529に合わせて
52900円、 152900円 252900円・・・・の
呉服の日特価を出します。
そして イベントやります!
予約制で
半衿付け実演&コロナでサイズが変わった!?マイサイズの採寸。
詳細は 日曜日にブログ、ライン、メールマガジンで配信いたします。
ご予定空けてお待ちください~

そして 今日の綴れコーデです。
金糸銀糸の入らないものは紬にも合わせられます。

芝崎さんのギンガムチェック熨斗目に 松葉菱の本綴れ。


今が旬!の薔薇の刺繍小紋には 雪輪うさぎの本綴帯。


雪輪から覗いてるうさこが可愛い~~~
 

小紋には 凝った幾何学模様の本綴れ。

この本綴れの帯の仕立ですが
八寸帯なので 芯を入れずにかがります。
その時に 本綴は密度が高く、針が通りにくいので
耳から内側2番目の経糸を引き抜いて 隙間を作り、
その隙間に針を針を通し、糸が見えないようにかがります。
かがる時の糸は耳から引き抜いたものを使ったり、別の糸こともありますが
普通の帯をかがる糸よりも太く丈夫な糸を使います。
手かがり仕立と言いますが
この仕立が出来る職人さんも少なくなりました。

昨日お話した 単帯の反端の「スカラ仕立」は
かつて綴れの最盛期には「スカラ屋」と呼ばれる スカラ仕立専門の職人さんが居たそうですが
今では その職人さんも途絶え、
綴れ織のメーカー社長が受け継いでいるのが唯一の技術になります。
反端を三つ折りにすると地厚の綴れはごろつきますので
単のまま、スッキリと綺麗に見えるスカラ仕立。
滅多にみることが出来ませんので 一度見にいらして下さい。
本物の綴れの 感触も覚えて頂きたいと思います。

 

 

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