着物に流行りはあるの? 成人式の後は節分だ!

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横浜は本日が成人式でした。
全国には昨日や夏に行う自治体もあるようですね。
雲ってはいたものの 雨や雪にもならず、気温もそこそこで
振袖にはありがたい日和だったかと思います。
今年は 式典を4回に分割して開催したそうなので
一度に集まらずに いろんな時間帯で振袖のお嬢さんを見かけることができました。

最初に駅で出会ったのは白地に大きな紫の洋花の振袖。
その次に 濃いピンクに友禅と赤地のお二人。
電車の中では 濃い緑の方と紫のお嬢さん。
私の見た範囲では 絞りや紅型の方はいなくて
色とりどりの花が散らばる友禅の振袖の方が多かったです。
ママ振りかな?と思われる古典的な花車に刺繍の方がお一人。
40年ほど前には 斉藤三才のレインボーカラーの振袖が流行りましたが
さすがに今は見かけませんね。

着物は流行がなく 長く着られる、とはいいますが
確かに洋服と比べると
着物には目立った流行色というものはありません。
振袖などで 今年は紺地が多かった、とか
白地のものが目立った、ということはありますが
「今年は○○色が流行ってるから○○色の着物を
買わなくちゃ!」なんて言う人はいません。
それでも 時代毎の流行の色、というものはあります。
江戸時代より前では”色”というのは
上級階級のものであり 貴族、寺社、武士などの中で
意味を持つものであり、
庶民には縁のないものでした。

江戸期になり ようやく町人階級にも
お金を使って”色”を所有できる人たちが現れ
次第に一般町人にも 装飾品への関心が高まり
広がっていくようになりました。
しかし この時代の庶民の色には
生地や染料が安価であること、染色は地味なこと、
という制約がありました。
高価な紅花染めや紫根染めは庶民には
禁じられていたのです。

例えば 高位と富の象徴である紅と紫は
庶民にとって手の出せない憧れの色でした。
そこで本物の紅、紫よりも安価な
蘇芳や他の植物で染めた「似せ紫」(にせむらさき)等が
作られ庶民の欲求を満たしたのです。

これに対して 制限外であった
茶系、鼠系などの中で多くの流行色が創られて行きました。
俗に「四十八茶、百鼠」と言われるように
茶系なら 利休茶、江戸茶、路考茶、媚茶・・・・など
人名、地名、物象名などを付けて増えていきました。
茶や鼠の名前を名乗りながらも
派手な色目もありますが
それは贅沢を禁じられた庶民の知恵から出た
逃げ道だったのでしょう。。

それらの制約がなくなり
海外からの様々な技術が入ったこともあって
明治以降 女性は美しい色を自由に纏えるようになります。

好きな色、好きな柄を纏えるという幸せ。
それでも 私の母の代くらいまでは
口に出さずとも年齢による色味の制限みたいなものがありました。
娘はピンクを着てろ。とか
母親になったんだから そんな赤いのは着るな、とか
ナンセンスですね。
自分が着たいものを着る。
コーデで自分を主張できる。
じざいやは 着たいから着る、を応援していきます。

ところで 売れ残ったお節の安売りが終わったと思ったら
恵方巻の予約ポスターがいたるところに。
私は節分に豆まきはしますけど 恵方巻を食べたいと思わないので・・
こんな帯をしたら 運気が上がるかも?

節分モチーフのすくい織の八寸です。
お太鼓には 豆を盛った桝と 金棒。
前には ちょっと困り顔の鬼と 打ち豆が。
季節ものなので 今が旬!すぐお召し頂きたいので半額にしてあります。
いかがでしょう?
鬼の顔が可愛いし打ち豆の色がカラフルで楽しいですよ

大島紬に合わせました。


この大島もパステルの多色絣縞で可愛いですよね。

初売りは本日いっぱい・・・
ですが 明日は定休日で他出してネットいじれないので
明日いっぱい 初売り価格になっています。
最後のチャンス、いろいろお得を探してみてください。

今日は着物男子。
いつもお洒落な たけちゃん。
着物は亡き野村さんロウケツ小紋、帯は北川弘絵さんの木綿紋織、
羽織は霜垣さんの月見草。

明日は 移動が多いのでメールのお返事など遅くなるかと思います。
よろしくお願いいたします

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