すげ上がり下駄2点。猫と八重桜

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週末ごとに雨が降ってるような・・・
今日も冷たい雨の横浜で 桜が無残なことに。
花散らしの雨、と言いますから この時期仕方ありません。
次は八重桜が咲くのを楽しみにしましょう。

そう、八重桜の季節がやってきます。
まぁるくてボンボンみたいで色もピンクが濃くて可愛いです。
清楚な単の桜とは違う 華やかな明るさがあります。
そこで こんな草履を作ってみました。 八重桜刺繍鼻緒布縣下駄。

草履じゃなくて 舟形の下駄です。
でも 下駄の中では格上でカジュアルな草履と同格にお召頂けます。
天は ベリーピンクのエナメル仕上げ。本革です。
台はコルク製で巻きは木目調。

裏には 総ゴム張りで溝があり、滑りません。&減り防止です。
正面から見ても可愛い。

坪も鼻緒と同色で上品にしあげています。
着物の裾が被ると刺繍はあまり見えなくなるので
桜さくら、という感じでもなくなります。
そもそも桜色じゃないので 春が過ぎたらダリアとでも何でも言ってください。
サイズは23.5にすげています。
足を入れると最初はちょっとキツメかもしれませんが
慣れればちょうど良くなるはずですし
鼻緒の裏が柔らかなビロードなので当たりが優しいです。
すぐにお召頂けます!

もう1つ。
猫好きにはたまらない、猫下駄です。

桐の黒塗駒下駄の天に猫の顔を足跡を。 鼻緒はもちろん、猫刺繍。
この鼻緒の赤がいいいですよねー
台の猫がインパクトなので 鼻緒は白のシルエットですっきりと。

いわゆる、二枚下駄です。
でも 裏にはちゃんとゴムを貼って滑り止め。

これから気温があがって 足元が下駄なのも良いですね。
素足でもいいですが レースの足袋など履くとお洒落度アップです。
単衣の足元に是非。

ここで草履の蘊蓄を。

草履とは草の履物、
読んで字のごとく、稲作地域では稲藁、
畑作農村では とうもろこしの皮や茗荷の葉、蒲の葉、
南では アダンや棕櫚、芙蓉、月桃などで草履が編まれました。

桃山時代には耐久性を持たせるために竹皮表の裏に皮革を貼った
雪駄が現れます。江戸中期には竹皮表を重ねた草履が現れます。
江戸中期頃には草履職人も現れ、それ以降、草履の種類も増えていきます。

昭和初期になると裂地や皮革で覆った草履が作られるようになり
それが今日の和装履物の主流となっています。

 

では 良い草履の選び方は?
とにかく まず履いてましょう。
鼻緒がゆる過ぎると 足で草履を持ち上げて歩く事になり、
疲れます。反対にきつ過ぎると痛いので辛いです。
鼻緒の素材もいろいろありますが
皮革やエナメルのものの場合は
あまり細くないものが足に優しいようです。
内側がビロードになっているのものは履き心地がソフトです。
草履台のサイズですが
かかとが多少(1~3センチ)出るように履くものです。
はき方には あまり深く足を入れずに
つま先で鼻緒を引っ掛けるようにして かかとを多めに出すと粋な感じ。
指の又まで深く足を入れて履くと上品な感じになります。
足を入れた時に重く感じないことも大切です。
踵の高さはお好みですが 高い程フォーマルになります。

ぞうりには足袋と違い文数がありません。
履く人の足に合わせて鼻緒を調節する事ができるからです。
特別にS台やL台も作りますが、標準は23cmくらいで、
この大きさで22cmから25cmくらいの足に合わせられます。

 

決め手は鼻緒のすげ方。
鼻緒のすげ方一つで履き心地がまったく違ってきます。
履きにくいと思っていたぞうりが
鼻緒の調節で履きやすくなることもあります。
履きにくいので大きなサイズのぞうりを選ぶ方も、
まずは鼻緒の調節を専門店に依頼された方が良いでしょう、

最後に 初めて草履に足を入れる時には
鼻緒がよじれないよう、気を付けて足を入れてください。
履物はその人の癖がつきますので。。。

明日は3回目のワクチンです。
2回目まで 副反応も出なかったですが 3回目はいかに・・・
定休日にしましたので
熱が出ても火曜まで寝てれば大丈夫だろう、と踏んでるんですけどね。
まぁ よほどのことが無い限り水曜は営業します。
明日 明後日は メールのお返事など遅れたら
副反応でへばってるんだなぁと思ってください。

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