ヒトモトともマルキとも違うマニアック絣の大島紬

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去年 パソコンが壊れて新しくしたのですが
その時に ネットバンクの手続きを新しいパソコンに移行してなかったら
電子証明の期限が切れてしまって使えなくなり、
銀行の窓口行って(ネットで予約が必要でした)
書類に不備があったりで 半日かかってまいました。
窓口行けば すぐに使えるようになるかと思ったら
郵送で書類が来るまで使えないんだそうで。
うーん なんだかなぁ。。

閑話休題。
大島紬を語るときに出てくる マルキ、ヒトモト、カタスという言葉があります。
詳しくは 私のnoteで解説していますので。こことか こことか。
簡単にざっくり言ってしまうと
マルキは簡単に言うと経糸の中の絣糸の割合のことで
カタス(片ス)ヒトモト(一元)は
緯糸の中の絣糸の配列です。

本日 ご紹介する大島紬は そのどちらにも属さない・・というか
ちょっと 変わり種の絣です。
絣市松大島紬

絣を織るときには 大島でも結城でも
柄を織り出すために絣状に染めた絣糸と
絣のない地糸(無地の糸)というものを使います。
その 絣を入れた糸の割合や 配列を問題にするのですが
この大島、なんと・・・・緯糸全て絣糸です。
地糸は使われていません。100%絣糸。
柄は細かい(5ミリ角)の市松ですが 緯糸が絣糸なのが見て取れると思います。
経糸は絣は使わず 縞だけです。
これで経糸も絣にしたら 市松の中は経緯絣になって
きっちり塗り潰されて かえって面白くないことでしょう。
でもこの細かさの絣を合わせてくる織り子さん、すごいです。
パッと見、ただの細かい市松ですし
判る人にしか解らない かなりマニアックな大島紬です。
今はもう織れないそうです・・・
色も可愛くて そんなマニアな品に見えないのがツボなんですけどね。

カジュアルだけど 糸質が良いので風合いも極上。
単衣で着たら気持ち良いですよぉ。 胴抜きでも良いですけど。
裏付けるなら、銀ねずの八掛付けたい。。。

単衣、として帯を選びました。
南風原の花織(ロートン)です。

ちょっとシャリ感のある ほんの少し透ける生地ですが
九寸なので帯芯入れて仕立てますと ほとんど透け感はありません。
盛夏より単衣向きの透け方ですね。


白緑?の中にクリームや青、紫など・・・の吉野織が織り込まれています。
手間は同じですが 首里花織より少しリーズナブルな南風原花織。
全通です。ありがたや・・・
着物の地色を選ばない 使い勝手のよい帯です。
とはいえ 平凡ではなく オシャレ度は高い。
いつかは花織の帯を・・・とお思いの方はこれ1本あればオケ。
紬はもちろん、小紋やお召にも対応してくれます。

 

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