明日からの週末は雨模様のようですね。
父の日だそうですけど。
ご心配頂いた歯医者さんも無事終わり
(しばらくは通いますけど)
注射は嫌いじゃないんですけど(献血が趣味)
あの歯医者さんの麻酔って まっすぐじゃない、というか
歯茎にぐにぃ~~って差し込まれるのがイヤですね。
仕立上がり品が70点ほど届いています。
お一人の方のワンオーナー品で 着用してますが
着用回数の少ない美品ばかりです。
美品なだけでなく 逸品、珍品。
経緯絣の越後上布から
館山唐桟、竹布、薩摩木綿、備後絣などの木綿や
紅型、花織、宮古上布などの沖縄染織。
無地や縞、総絣などの本場結城紬。
型絵染やチャンチン染、山本由季さんなど手描き友禅の個性的な帯。
美しい百亭刺繍の数々。
じざいやから嫁に出した子たちが
新しい里親さんを求めての里帰りです。
写真を並べた一覧を作りましたので
興味のある方は お問合せください。
もちろん ご来店で色や風合いをお確かめにも。
今はもう手に入りにくいみさやま紬もあります。
チャンチンの帯を合わせました。

みさやま。漢字で書けば三才山です。
長野県の松本市と上田市の境辺りの山です。
自宅の裏山で採れた植物を使い
自宅の田んぼで採れた藁を焼いて灰をつくり精錬に使ってきました。
今もそのままの手仕事が続けられています。
自宅で採取した植物は新鮮で発色が良いのが自慢です。
売っている材料では濁った発色になるとおっしゃいます。
「山に染色用の木を採りに行く前には 神様にお祈りして
山のものを頂きます」と挨拶するそうです。
今までも、幾人もの若い人がお弟子さんとして来ては
数年で辞めていったそうです。
横山さんの工房では、単に機を織る、ということだけでなく、
機場の掃除から様々な雑用もこなして糸の扱い、
染めの技法、織の組織などを覚えなくてはなりません。
大きな工房のような分業ではないのです。
修行に近い形ですから一層難しいでしょう。
自分の信じる「良いもの」を作るために研究を重ね、
独自で作り上げた技術を伝えるには、
10年は共に苦労しないと本当のコアな部分は伝えられないのに、
そこまで育った人はいないのだそうです。
ご両親もご健在の時は、ただ作ることだけに専念していたけど、
今になって後継者をきちんと育てていなかったことを
とても後悔しておられるそうです。
民藝運動の柳さんを通じて知り合った郡上紬の宗廣陽介さんともお友達で、
時折会えばお互い息子さんが居ず後継者を育てなかったけれど
今からそれをする時間も気力もない、と
自分たちの代で工房を閉めざるを得ない悲しみと、
今のきもの業界では娘に継がせても苦労させるだけだから、
と話されるそうです。

帯のチャンチンを染めている橋本さんも高齢で
作品の数が減っています。頑張って欲しいのですが・・・

本日も、読んでいただき、ありがとうございました。
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