決算セール中!今日の着物美人さんと強撚糸のお話。

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今日は静岡から 素敵なお客様がいらしてくださいました。
越後上布に八重山上布帯のYI様です。

今日は コーディネート画像作れなかったので
夏の着物によく使われる 強撚糸のお話をしましょう。

先月、小千谷縮や麻ものの洗い方を書きましたら
上手く洗えました!とご報告いただきましたので
じざいやブログが役に立って良かったです。
たまには 役に立つお話をしなくちゃですね。
と、いうわけで 今日は 夏着物によくあるシボをつくる強撚糸のお話です。

例えば小千谷縮には細かいシボがあって
その風合いが肌に張り付かず サラリとした感触を生み出します。
単衣や夏物には シボやシャリ感を持たせたものが心地良いですね。
シボやシャリ感を作るにはいくつかの方法がありますが
代表的なものが 強撚糸を使って生地にシワを作ったものです。
糸の撚りの掛け方で風合いの違う生地を織ることができます。

そもそも撚糸、というのは生地にシボを作るためではなく
蚕から取れる糸がとても細く、そのままでは使えないので
何本かを束にする必要があります。
その時に バラバラにならないように軽く撚り合せて
丈夫な1本の糸になるようにしたものです。
この撚りの掛け方で生地の風合いに変化を持たせる効果を発見し
様々な撚りの技術を進化させて
多種多様の撚糸を作り出すようになりました。

糸を撚ることは 生地表面の光沢や摩擦の強度に影響を与えます。
撚り方には右撚りと左撚りがあり
それを1メートルにつき何回回転させたかによって
甘撚り(500回)?極強撚糸(2500回以上)まであります。

糸を強く撚るとどうしても糸全体が縮れてしまい
そのままでは織ることができません。
それを濡らして引き伸ばし 糊で固めて緯糸として織ります。
織り上がった後で 湯のしにより糊を落とすと
撚糸の性質である縮もうとする力が甦り
生地にシワをもたらします。これがシボの正体です。
小千谷縮みには 右よりだけの糸が織り込まれているので
縦に大きなシワが寄った風合いになります。
右撚りと左撚りを交互に織り込むと
シワが小さく均一のお召や縮緬になります。

また 撚りの回数が少ないほど絹本来の光沢のある生地になりますが
摩擦には弱いものになります。
綸子や繻子織りです。
撚るほどに光沢のない摩擦に強い生地となり
駒上布や絹芭蕉と呼ばれる
絹なのに麻や生紬のような風合いの生地が出来るのです。

 

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