蘊蓄・豆知識

新作入荷。佐々木理恵さんの越前石田縞と竹紙布について。

雨続きでしたけど 石川町前の桜は咲き始めています。
ソメイヨシノじゃない大き目の濃いピンクが可愛い桜です。陽光、だったかな?

4月用の新作が届きました。
じざいや独立30周年、 さくらこじざいや23年の春です。
春にふさわしい 素敵な作品が集まりました。

まずはお待ちかね 佐々木理恵さんの帯です。
「竹紙布帯」です。
こちらが「花容」
コチニールとラックダイ、槐(えんじゅ)が使われています。
全通の紋織です。なんかキラキラしてるみたいで可愛いですね

こちらが「花筏」
藍とラックダイです。紫陽花みたい。。

私が 最初にきちんと説明できなかったので申し訳ないのですが
これらの帯は 佐々木理恵さんが工芸展に「竹紙布」として出展しているもので
経糸は絹、柄の部分を竹紙糸(竹50.楮と雁皮が25ずつの手漉き和紙)を使い
組織織りで織られた八寸名古屋帯です。

越前石田縞は かつて鯖江市で織られていた「石田縞」をもとに
佐々木さんがオリジナルで織っている木綿織物です。
平織で主に格子、緯糸に手紡ぎ木綿糸を使い
緯糸は白糸に竹紙の糸を使っています。
着尺や九寸名古屋帯です。
今回 越前石田縞は参考作品として絵羽の着物を飾っています。
ぜひ 店頭でご覧ください。
木綿と和紙の風合いもお楽しみいただけます。

また 竹紙布帯は 上記2点以外にも
ネット公開NGとして じざいやに来ております。
ご来店のうえ ご覧頂くのが一番なのですが
遠方などでご来店頂けない方には
パスワード付ページをご案内いたしますので
お問合せください。
じざいや友の会の方には メールマガジン内でご紹介いたします。

佐々木さん以外の新作も。

かっこよくて思わず 抱き寄せた矢絣風絣に浮き織入りの紬。
かなーりお洒落。おすすめです

春色の花織紬。

波筬でよろけ織になっている明石縮。爽やかブルー

 

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これが越前石田縞の帯。

暑さ寒さも…とは言うけれど 今年はお彼岸過ぎても寒いですね。
久しぶりにお花見が4月になりそうかな。

石田縞は 江戸時代に始まり、
明治、大正期には学校の制服としても広く用いられ
学校縞、とも呼ばれた堅牢な木綿織物でした。
昭和期に廃れてしまいましたが
3年前に亡くなった 吉川道江さんの奔走により復元されました。

佐々木さんの越前石田縞は 大学の卒論で石田縞復元に携わって以来、
「土地の特色を生かした新しい石田縞を伝統織物にしたい」と
研究を重ね 竹細工である 越前竹人形から竹を使った和紙を織り込み
越前石田縞としては唯一の作家さんで
工芸展にも出品、入選されています。
越前若狭の伝統工芸品にも指定されています。

着物は縞の平織ですが
帯は 様々な文様を浮き出させた紋織や
モザイクのような幾何学紋で
草木染の優しい色と相まって
とても 愛らしく美しい布です。
打ち込みがしっかり目なので
柔らかくも張りがあり お太鼓姿が美しいです。

他にも 5点ほどの帯と 着物が2点ほど届きますが
上の2点以外は 一般ネット公開不可で
ご来店されて店頭でご覧頂くか、
会員の方のみに公開しますので
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端切れで作った ポーチやブックカバー、小銭入れ、
バックなどの小物は2~3000円代で
少しだけあります。

 

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越前石田縞の佐々木理恵さんの工房へ。紙から糸への作り方。

定休日でもないのにお休みをいただいて
福井県の越前石田縞の佐々木理恵さんの工房へお邪魔してきました。
16日に延伸したばかりの 北陸新幹線福井駅へ。
東京から3時間。
途中、雪の長野や青空の覗く富山など トンネルを抜けるごとに変化する景色も堪能できました。

佐々木さんのお宅へは15年振り・・・。
お一人で 糸を紡ぎ、草木染にして 帯や着物を織られています。
ご自宅の母屋から別棟の工房には 機の数が増えていました。

操行の数が違うんです。
足元のペダルの数を見て頂いても判るのですが 複雑な織をなされます。
着物は基本的に 木綿×竹紙糸の縞、格子の平織りですが
帯は経糸に絹を使ったものも。

緯糸には 竹を50%使った(雁皮25,楮25)手漉きの和紙を使っています。
この和紙を糸にする作業がものすっごーく大変なんです。
以前にもブログなどで書いてますが 改めてご紹介しておきます。

どうしたら 紙が糸になるのか?
以下は 白石和紙を糸にする工程を 池田明美さんに実演して頂いた時のものです。


まず、紙をこんな風に切ります。
これは 帯用、5ミリほどの幅にカッターで切れ目を入れていきます。
着物用だと3ミリ幅になります。


ジャッケ石と呼ばれる
溶岩を濡らして 切れ目を入れた和紙を転がすように揉みます。
段々 コヨリのように撚れていって・・・


左が揉み初め、 しばらく揉んで撚りがかかった状態が右側。
切れ目の端の繋がったことろを爪で千切り取るようにして
糸状になった紙を1本に繋いでいきます。
苧麻を績むのと同じような作業です。


績んで 1本に繋がったら小豆を重しにして(大豆じゃ駄目なんだそうで)
糸同士が絡まないようにザルに広げます。


いつもお使いの糸車は大きすぎて持ってこれないため
これは 簡易糸巻き。
しっかりと撚りをかけながら糸を巻き取ってきます。


奥のほう、細いのが糸巻きから外した糸です。
これをさらに煮て撚り止めをして 糸の完成です。

その後 それぞれの色に染めて織り上げます。

1反分の糸を作るだけで2ヶ月以上。
大変な作業です。

佐々木さんの糸がこちら。

黄色いのが 手紡ぎの紙糸。
お庭の柘榴で染めたそうです。
青いのは 藍染、緑は藍と柘榴の重ね初め。
1つ1つ身近な植物で草木染にしていきます。
今回 人参の葉っぱで染めたものも見せて頂きました。

作品は 明日以降紹介します。
じざいやの子になった帯2点以外は ネット一般公開NGなので
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高橋先生の刺繍帯 刺繍の歴史のことなども。

春雷も鳴って不安定なお天気ですね。
今日は春分。昼と夜が同じ時間になる日です。
明日からは お昼が少しずつ長くなるんですね。
確かに日の出が早くなって 日の入りは遅くなってきて
明るい時間が長いのは単純に嬉しいです。

京縫いの高橋先生から作品の帯が届きました。
見事な兜です。 五月の節句に向けてこれからが旬ですね。
花尽しの兜です。
松葉色の紬地に 立派な花兜。
a

菖蒲に藤に牡丹、水仙、桜・・・たっぷりと豪華に花尽し。
兜の緒や房も美しい・・・

本塩沢に乗せてみました。

垂れに 花びらがはらり。
前は藤の花です。

藤の花もいいですよね。
このごろは藤の開花も早くなって桜が散ればすぐに咲き始めるイメージです。
昔は連休の後だったのに・・・。
単衣の着物の柄の定番でしたけど 今は単衣も早くなっているので
丁度良いのかもしれません。

刺繍のお話を。

日本で刺繍が行われるようになったのは飛鳥時代で
中国から仏教が伝わると共に金剛仏や
布に刺繍で仏を表す繍仏が作られるようになったのが始りです。

友禅が行われるようになる以前には装飾の多くは刺繍でした。
衣服のみならず 屏風や掛け軸なども刺繍によって表現されていたのです。
平安時代には男性の束帯や女性の十二単が
豪華な刺繍で競い合うようにして
華やかで手のかかるものが作られました。
江戸中期に友禅が行われるようになると
染と刺繍の競演が さらに美しく着物を飾るようになりました。
江戸幕府は再三の豪奢禁止令で
取り締まりを厳しくしましたが
江戸の繁栄と共に刺繍も隆盛を続けました。

日本刺繍は1000色近い色を自在に組み合わせ
太さや撚りを調節して
デザインに合った技法で刺していきます。
殊に撚りは大切で、どのように撚りをかけるかによって、
風合い、色の具合、力強さなど様々な事を表現します。
撚りをかけない平糸の状態で使ったり、
1本の糸を撚る、数本をまとめて撚る、1本を半分にして撚るなど、
刺繍する人が糸を作ります。
日本刺繍は 刺すことばかりではありません。
糸を作ることに作家の独自性が現れるのです。

フランス刺繍は、左手で布を張った枠を持ち、
右手で布をすくうように縫い進みます。
日本刺繍の場合は、専用の刺繍台に布を張り、
両手を使って縫います。
右手で上から針を入れ、左手で針を取って、
そのまま左手で下から針を出して、右手で取って……。
布に対して垂直に糸を入れていきます。

一本の針と一筋の糸だけの技ですから
糸の並べ方による 糸の長・短、そして粗・密で表現します。
まつり繍(ぬい)、平繍、すが繍、かすり繍など
画家が筆のタッチで様々な絵を描くように
技法を使い分けて布の上に刺していくのです。
完成まで縦10センチ、横10センチの刺繍を施すのに
約10~20時間かかるとされます。

戦前は東京にも300近い刺繍屋さんがあって
各々の職人は 縫い紋屋、袋物屋、帯屋、緞帳、化粧回しなど
専門の分野で仕事をこなしていました。
それだけの仕事があったのですが
今はミシン刺繍に押されて廃業を余儀なくされ
ほとんど残っていないのは残念なことです。

日本刺繍といっても 西と東では
糸や色に微妙な違いがあります。
そのあたりのお話は 4/12の刺繍帯留ワークショップで
高橋先生にお聞きしましょう。

こんな可愛い帯留を作ります。4/12です。
くわしくは サイトへ。

 

 

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春待ち半衿

3月もあっという間に10日です。
三寒四温とは ちょっとズレてる気もしますが
一雨ごとに 本格的な春が近づいてきます。
モクレンもようやく咲いたし
コーディネートにも春を取り入れましょう。

簡単に春になれるのが半衿です。
小さな春を衿元から。

元来、半衿は小袖の重ね着に見る衿元の美しさを
衿を掛けることによって表そうとしたことから生まれたものです。
元々は 襦袢に付けるものではなく
十二単の重ねのよう(今なら比翼衿や伊達衿)なものでした。
浮世絵などを見ると 庶民は衿の上に汚れ防止の掛け衿をしています。
それが 髪型の変化などに伴い
衿を広く抜く着方が広まり
襦袢にも掛け衿をするようになって
今の半衿の形が出来たと思われます。

江戸後期に始まったこの半衿は
幕末から明治にかけて衣装が地味になったこともあって
華やかな刺繍、友禅染のものが広がりました。
大正時代になると 一段と手の込んだ華麗なものとなり
西洋風の文様・色調のものも多く取り入れられています。
人々は競って趣向を凝らした半衿を求め
着物と同額に及ぶ高価なものも多く作られたといいます。

また 竹下夢二の女性像にも見られるように
衿元をゆったりと着付け、華やかな衿を
広くのぞかせた着物姿は
大正時代を代表する風俗として忘れられません。

今は半衿は気軽に楽しむ小物として
素材や色柄も豊富になりました。
ほんの小さなスペースですが顔の近くでもあり
目につくものです。
ワンポイントから豪華な刺繍までお好みで楽しめるのが嬉しいですね。

菜乃花さんの型絵染半衿から 春柄を2つ。
ショップで売り切れているものは ご注文で染めることが可能ですので
気になる柄が売り切れていたら ご連絡ください。

 

タンポポ。片側は風に舞う綿毛。
春はフクジュソウに始まり 蝋梅、ミモザや菜の花、黄色い花が多いです。
蜂や蝶が黄色を好むのだそうですよ

薔薇。春も秋も使える優等生。衣紋の一輪が萌えポイントです。

半衿いろいろはこちらからどうぞ。
柄のリクエストもお応えします。・

 

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木綿の話。 佐々木理恵さん作品から。

風が冷たい~~~
といっても もこもこ真綿を着るほどでもなく
手織りの厚手木綿が良いなぁ・・の季節です。

今月は佐々木理恵さんの工房へ伺います。
越前石田縞。
先日ちらり、とお話しましたけど
佐々木さんの工房へお邪魔して 更なる深いお話を聞いてきたら
ブログでお話させて頂きますね。

今日は 木綿全体のお話です。

かつて 木綿は庶民の味方で「太物」と呼ばれて
絹の着物とは区別されていました。
綿や麻を扱うのは太物屋、絹を扱うのが呉服屋です。
木綿は、延暦18年(799年)に
三河に漂着した外国船が伝えたとされていますが、
この時は、伝来した木綿の種子をまいてもうまく育ちませんでした。
鎌倉時代、室町時代には、国産の木綿がなく、
木綿製品は全て舶来物でした。
木綿の布はとても貴重な品であったのです。

15世紀の後半になると朝鮮から綿布が大量に輸入されるようになり、
16世紀には明からの綿布(唐木綿)の輸入が加わって、
上流階級では木綿の着用が流行しました。
さらに南蛮貿易によって東南アジア諸国から縞木綿がもたらされ、
その中にはインド産のサントメ縞(唐桟)や
ベンガラ縞、セイラス縞などが含まれていました。
これらは近世日本の模様染や縞織の発達に大きな影響を与えたのです。

国内で木綿の栽培が始まるのは16世紀初め頃。
木綿は丈夫で耐久性にすぐれているため、
戦国時代の武士たちは幕や旗差物、袴などの衣料や
船の帆などにも使われました。、
需要の増加にともなって三河などで木綿栽培がはじまり、
またたく間に近畿・関東地方でも栽培されるようなったのです。

江戸初期には農民の着物も麻から木綿へと転換し、
江戸中期になるとほとんど全国的に木綿織物が生産されるようになって、
各地で特色のある銘柄木綿が生産されました。
さらに縞や絣、型染や筒描、藍染など文様と染色技術の進歩とともに、
多様な綿布が生産されるようになったのです。

かつての日本は繊維産業国として大きな市場を持っていましたが
現在、絹糸の自給率は1%以下、木綿糸にいたっては0%とされています。

木綿は明治半ばくらいまでは自給率100%だったものが
安い輸入物に押されて激減してしまいました。
衣食住、と言いますが 食も衣も自給できない国というのは
本当の意味で独立しているとは言い難いのではないでしょうか。
絹も木綿も農業から生まれるのですから
農耕民族である日本人の原点だと思うのですが。。

それでも各地で細々と綿を栽培している方々がいます。
ほとんどが染織を目的とされたもので
一部の作家さんへ渡ります。
また丹波布のように綿花を自分たちで育ている
染織家さんも居ます。
自家用の木綿なので統計には出てこない量です。

ここ数年、綿花の不作で輸入綿糸は
2倍以上の価格に値上がりしました。
キロで2~300円だったものが1000円近くになっています。
国産綿についてはキロ当たり1万5000円以上と言われています。
高くとも国産綿にこだわるのは
輸入綿はもの凄い量の農薬を使用していて
(収穫時には枯葉剤で葉を落として収穫します)
アレルギーを起しやすく アトピーの人の為に
無農薬の国産綿で作られた布も織られています。

木綿の着物、ということろから見れば
日本で綿花の栽培が本格的に始まったのは16世紀初頭のころで
戦国時代、武士たちが それまでの麻や葛などの繊維に比べて
木綿の保温性、耐久性、なにより肌触りの良さを評価して
様々に用いるようになり全国へと広まっていきました。
植物の和綿としても日本の風土で良く育つように改良され
様々な種類が作られました。
綿の中で最高と言われてるエジプト綿は
細く長い繊維が特徴でそのためしなやかで薄い織物ができますが
高温で乾燥した土地でないと育ちません。
日本の気候に適した綿は繊維が短く太い糸ですが
厚手でしっかりとした布になりました。
これらが 久留米絣や出雲、弓浜など各地の木綿織物を
生み育てることになります。
手にしたときに ほっこり安心感を覚える木綿の着物は
和綿で織られてこそ 本来の風合いを出すことができるのです。

木綿きもの場合、糸番手(太さを現す単位)は
40~120と差がずいぶんとあります。
40だと ソフトデニムのような感触ですし
120になると上等のワイシャツのようです。
また手引きの木綿は ふっくらとしていて
実際の重さよりも厚みを感じます。
同じ久留米絣でも 数万円のものと
100万クラスのものでは 同じ久留米絣と呼んで良いのかと
思ってしまうほどに 糸質に差があります。

機械織りには 機械織りの良さが
手織りには 手織りの良さがあります。
とにかく 沢山触ること。
良い木綿を見分けて自分に合った木綿を手に入れるには
それが一番の方法です。

佐々木理恵さんの作品の中から
以前じざいやで扱ったものをご紹介します。
今度の出張でどんな作品に出合えるか・・・
とても楽しみです。

 

 

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寒い日には・・・こってり更紗にこってり刺繍帯

朝、目が覚めたら雪が積もり始めてました。
東京の雪は3月に降るんですよね・・・
ようやく咲き始めた 春の花たちが凍えそうになってました。
早咲きの桜にも雪が。

寒い日には 色の濃い目のこっくりした着物を着たくなります。
例えば更紗。

更紗は 世界各地でさまざまな発展を遂げ、
日本の染織りにも深く影響を及ぼしましたが、
その多様さも手伝ってはっきりした定義が難しくなっています。
大まかに「花や人物などの模様を染めつけた木綿の布」というのが
世界の共通の認識になってはいるようです。
日本では着物の柄として絹に染めたものが主流です。

エキゾチックなこの柄はインドが起源とされています。
木綿の産地でもあるインドは染色も様々に発展しました。
紀元前3000年頃には
木綿織物に手描きの更紗が染められ始めています。
初期の更紗は枝などの細いものを使い、ロウケツ染めにしたものでした。
それがインドから世界中に広まり
それぞれの土地で独自の更紗となっていったのです。
まずはペルシャへ渡り ペルシャ更紗になりました。
イギリスやフランスへも広がってヨーロッパの花模様へと繋がります。
もちろんアジアでは タイ更紗、バティックの名前で知られるジャワ更紗、中国更紗もあります。

日本に渡ってきた更紗は
室町時代に南蛮渡来の舶来品として上流社会で珍重され
茶人の間では名物裂として愛用されました。
国内で更紗が作られるようになるのは
木綿の栽培が普及した江戸時代です。
当初はインド更紗やジャワ更紗を模したものでしたが
次第に日本独自の模様や構成が取り入れられ
日本風に変化して和更紗となりました。

各国で文様も技法も別々に発展して 一見全く別の模様になりましたが
どれもなんとなくエキゾチックで密度が濃く
それが「更紗らしさ」になっています。

現在日本で染められている更紗は
長崎の天草更紗、鍋島藩が保護した木版の鍋島更紗、
京友禅のように華やかな京更紗、
多数の型紙を使う江戸更紗などがあります。

更紗の着物は ぎっしりと柄が詰まっていて
色も濃いめで多色が多いので
帯はすっきりとしたものを合わせるのが定番です。
例えば 藤山千春さんの吉野間道帯や
首里花織などを合わせると優等生ですね。
でも じざいや的には それでは面白くないので
やんちゃコーデにします。
こってりにはこってりを。
今日は百亭さんの 刺繍帯を合わせました。


前は比較的おとなしいので ふーん・・という感じかもしれませんが
お太鼓は ボリューム感のある 太い糸での百亭さんならではの独自の技法で
たっぷりと。モチーフはケイトウの花なんだそうです。
帯地は 波筬織でうねりが入っています。

迫力ありますよね。
パワー着物にパワー帯を合わせる。
気持ちが元気じゃないと 負けそうになりますが
こういうのもコーディネイトの面白さです。

お相手がいる時じゃない 楽しみで着る着物には
正解・不正解はなくて 好き、だけで良いと思います。
そんな中で
季節感や 格合わせが出来れば上々。
楽しむ、を楽しんで良いと思います。
着物を楽しみましょう。


今更、ですが 3/3の気功術でお出しした
スパイス講座講師 吉江先生お手製のお菓子。
黄色いのが
ロクム(ターキッシュデライト:魔女とライオンで出てくるそりの上で男の子が貰って食べてたお菓子)
上の菱型のが カリッソン(フランスのお菓子)
茶色いのは カシューナッツ入り湯餅。
気功術講座に参加すると 毎回 手作りお菓子が出ます。
ハーブティも。
興味のある方はご参加ください。

 

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3月、さくら解禁!帯留編

お雛様も終わって
昨日は啓蟄でしたけど 虫も驚いて引っ込んでしまう寒さですね。
いつもなら 3月に入れば さくら解禁!と浮かれるんですけど
今年は まだサクラ気分にはなれず・・。
2月には 今年の桜開花予想は3/18とか言ってましたけど
このところの寒さで ちょっと伸びたかもしれませんね。
でも 種類によってはもう咲いていますから
とっくに桜の季節になってるといってもいいのかもしれません。

さくら解禁の最初は ひっそりと小物から。
えどいろさんのポリマークレイ製の帯留たちです。
えどいろさんは 今はポリマークレイの作品を作っていませんので
最後の作品たちです。
じざいやと えどいろさんの通販サイトでしかお求め頂けない
レア商品となっております。


チョコレート桜。 3960円
透明ピンクの花びら   3300円
和菓子桜     2530円
おぼろ月        5270円

三つ子桜      4730円
渦巻バラ(桜にも見える!) 3740円
アンティーク桜  6380円

 

1つ1つ 丁寧にぼかしを入れたり マーブル模様にしたり。
造形も こんな小さな世界に びっくりするど精巧です。
柔らかそうに見えますが 焼いてあって堅牢度が高く、軽いです。
美味しそうだったり 美しい情景だったり
小さな中に世界が詰まってます。
桜の帯や着物は憧れだけど 贅沢でもあるので
小さな力持ち、桜の帯留たちです。
500円玉にも満たないサイズですけど
その威力は コーデの主役を張ることも。
通販には出しませんので 欲しい方はレターパック(370円)でお送ります。
気に入った子がいましたら メールでもlineでもご連絡下さい。

帯留めは、江戸時代の後期から現れました。
帯締めに使われるのですから帯締めが出現した江戸末期に人気の女形、
二代目菊之丞が流行らせた「路考結び」が解けやすくて
帯締めが生まれてからの登場です。
現在の帯留めは装飾的な意味合いが強いのですが、
もともとは帯がほどけないように固定する金具でした。
ベルトのバックルのような・・・実用的なものだったのです。

その後明治になり廃刀令が出されると、
刀の鍔や目貫の細工を作っていた職人たちが職を失い、
彫金の技術を活かして帯締めに飾りをつけることを考案したのが
帯留の始まりです。
最初はバックルのように帯を固定する実用品であった帯留は、
どんどん装飾品としての性質が強くなり、
それにつれ様々な素材で作られるようになりました。
このあたりは 組紐職人が刀の下げ緒から帯締め職人に移行したのと
同じ時期で同じ理由と言えます。着物や帯を替えなくても
帯留1つで季節感を表せるのはとても楽しいです。
日本情緒豊かな自然を模したものはもちろん
その日だけのイベント用に着物や帯を用意するのは大変でも
帯留1つでハロウィンやクリスマスを表現できるのは楽しいですね。
そして季節を表すことも。えどいろさんの 桜の帯留たち。
いつものコーデにこれ1つ加えるだけで
春!の季節を表して 桜のうきうき気分を表現できちゃいます。
チョイ足し。お値段も怖くないので いくつか揃えたくなっちゃいます

市松地紺の色無地に 山本由季さんの帯の立川先生。
幻想的な帯が素敵ですね。

夜の散歩で見つけた夜桜。

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由季さんの帯揚げ入荷

今年最初の土筆が芽を出していました。
暖冬とは言われてるけどいつもより遅いです。
これから にょきにょき増えるんでしょうけど。

 

山本由季さんから 作品が届きました。
帯や着物は ご来店頂いて直接ご覧いただくか
遠方の方は ご連絡頂けましたら画像をお送りいたします。
10点以上の着物と帯なので 圧巻です。
可愛い系、シック系、エネルギッシュ系・・・
可愛いけど 可愛いだけじゃなくて大人の匂いがします。
あふれるお花や 跳ね回るうさぎたち。
yukinoワールドをご堪能ください。

帯揚げやショールもあります。
帯揚げがもう 可愛すぎ。
これは スカーフ?として コートの首回りに使ってもイイです。
というか スカーフ使い推奨。
スカーフ時々帯揚げ。
スカーフとして少々疲れてから帯揚げにすればいいんじゃない?
だって見せなきゃ勿体ないもの。
見えそうで見えないチラ見せが着物の楽しみの1つ、とは解ってますけど
見せたいものは見せたい・・・。

着物や帯は買えなくても
帯揚げか帯〆を買う位ならーー
呉服屋さんで 自分を笑って許せる衝動買いの楽しみです。

帯揚げは きものと帯との隙間に居ながら
なかなかどうして 存在感のある小物です。
江戸時代末期に 帯結びの変化と共に使われるようになった帯揚げ。
お太鼓を支えるのに必要であると同時に
きもの姿のアクセントとして重要です。
きもの姿を正面や後から見た場合には あまり目に付きませんが
横から見たときに 振りからのぞく襦袢の色柄、
翻ったときの八掛の色目と共に目を引くものです。
そして しわくちゃだったり、くたびれた感じがすると
着物姿全体が貧相に見えてしまうので
色はもちろん、見せ方、結び方にも心配りが必要です。

何枚あっても嬉しいものですが
ついつい無難で合わせ易い色を選んでしまい勝ちな帯揚げ。
見える面積は小さいですが コーディネイトの肝、とも言えるくらい
着る人の個性が現れます。
ちょっと主張してみれば 自分も、見た人も嬉しいはず。

 

 

 

 

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帯の力。帯を替えるとこんなに

さっむいですね~~
しばらく夕飯はお鍋が続きそうです。

毎日のようにコーディネイトの画像を撮っていて思うのは
帯の力、ということです。
着物と帯の相乗効果が大切ということも勿論なにですが
帯を替えることで変化する着物の表情の不思議は
コーディネイトする楽しさであり、基になっています。

日本の服飾は古墳の時代から様々に変化しているものの、
どの時代にも紐や帯が使われていました。
それは単に着装する道具というだけではなく
古代においては「むすび」は森羅万象を生み出す霊的な力であり
「結ぶ」という行為そのものが信仰的な意味を持っていました。

飛鳥奈良時代には中国や朝鮮半島の文化の影響が強く
着物の形状は今日の洋装に近いものを各種の紐・帯類で
体に沿わせるようにしていましたが
帯は細いながらも色目や文様、玉などの飾りによって
官位を明らかにし 身分を示すものでもありました。

平安時代になると日本独特の服飾形態がほぼ完成して
女性は十二単などの重ね着が特徴的になりますが
袴紐や腰紐以外の帯らしいものは見られません。

帯が重要なものとなってくるのは
小袖という着物形態が広がり、重厚な装飾がなされるようになる
中世半ば以降でしょう。
それでも当時の絵画を見ると
帯というより紐に近い細幅のものが使われて
結ぶ位置も腰骨の左脇か前になっています。
近世になると小袖の袖幅が狭く、身幅が広がり
今の着物に近い形になりますが
それでもまだ腰位置で前か脇で結ばれています。

江戸の中期になってようやく長さも幅も広くなり
着物姿の重要な存在となってきます。
そうなると遊女や歌舞伎役者が流行の発端を作り
帯は多様な意匠を誇るようになり
結び方にも技巧を凝らされるようになったのです。
近頃では いろんな方向に進化して
結ばないで畳む帯や 帯ではなくベルトだったり。
ファッションとしての着物でも「帯」というアイテムは
とても重要で要になっています。

帯が着姿の中で重要な役割をするようになって
まだ300年ほどですが
着物を楽しむ、ということは
帯を楽しむことでもあるのだなぁ。と思うのです。

と、いう訳で 染帯セール、週末まで続けます。
帯による 着物の変化をお楽しみください。

着物は全て 破れ格子の紬

山本由季さんの猫づくし帯

菜乃花さんの型絵染 龍神

知念冬馬紅型帯

菜乃花さんの型絵染 ワオキツネザル

紬地相良刺繍 花ウサギ

ジャワ更紗

 

 

 

 

 

 

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