昨夜 アップするつもりで寝落ちたので。今アップしておきます。
今朝、散歩の時に さくらが2輪、ほころびていました。
週末が見頃でしょうか。楽しみです。
昨日 米沢の作家さんに電話した時に
「もう 織らないから反物が増えることないので 反箱(反物を入れて送る箱)が
不要になるから潰している」と話してらして
飯田の広瀬さんもそうですが
こうやって 自然消滅的に フェードアウトしてしまう織元が
増えているんだなぁ と本当に寂しくなりました。
結城や大島のように産地として組合があれば
補助金が出ることもありますが
補助金ありき、では健全なモノづくりは出来ないと思いますし
組合もない個人で織をしている方たちは
後継者もなく 売れなければ消えていくしかなく。。
コロナが確実に モノづくりの力を削いでしまいした。
この先 どんどん先細りになって
失われたら 戻すことは何倍もの努力が必要です。
戦争で失われた様々な技術を復活させるのに
それぞれの産地で物凄い情熱と努力、
そして国からのバックアっプもありましたけど
今の日本には その力は無さそうです。
途絶えてしまう様々なもの。
嘆いてばかりでも仕方ないので できること考えてやっていきましょう。
まずは 着物を着ることをー。
様々な工房へ伺った時に頂いた糸たち。
亡くなられた霜垣さんや
工房を閉じられた広瀬さん、
みさやまの横山さんや 十日町や米沢の糸もあります。
みんな草木染。 この美しい糸を絶やしたくないものです。
ところで。
川瀬七緒、と言う作家さんがいまして
法医昆虫学捜査官シリーズというのが好きで
新刊出てないかな~と探してたどり着いたのが
「革命テーラー」(角川文庫・川瀬七緒著)
田舎町の頑固な老テーラーと
いじめられっ子の高校生が 街を動かしていく話ですが
その中で おばぁさんの台詞に
「着物っていうのはな。ぜんぜん違う柄と柄、色と色を全部ばらばらに
合わせてひとつにまとめ上げるものなんだ。羽織、着物、襦袢、帯、
半衿、帯締め、帯揚げ・・・・・。考えてみれば、なかなか高度なことを
無意識にやってたんだよ。案外、昔の人間のほうが頭が柔らかいのかもな。
まあ、着物自体はすごく高価だったし、いくつも買えるもんじゃなかったから
着方を工夫したんだよ」
↑ 本当に かつて着物が日常だったころは
日本人なら子供でも自分で着物を着ることが出来ましたし
コーディネイトも 手持ちから当たり前にこなしていました。
アイテムが多いし パズル的なところもあって
認知症の予防にさそう!?
高齢者ほど着物着たらいいかも。
帯はコルセットみたいに腰を支えてくれるし
重ね着でお腹周りを温めてくれるし
天然素材が多いから身体にも良いし?
着物を着ることが 着物を衰退から守ります。
もう それしかない、というか。
着物を不要物にせさないために・・・
着物、着てください。
そして着物でお出掛けください。
見て貰って、着物っていいな、着たいな。と思って頂くこと
それが肝要なのです。
夜中の 一人コーデの愉しみも判りますが
コーデを考えたら 着て、お家から出ましょう!
街中に着物の人が溢れる、とはいかなくても
普通に、当たり前に 洋服に混ざって違和感のない状態になれれば。
着物を作る方にも 張り合いがある、ってもんです。
着物を作る側にもなってみたい、と思わせる程度には
素敵な着姿が沢山になりますように。
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本日も、読んでいただき、ありがとうございました。
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