蘊蓄・豆知識

6月に何着る問題。単衣か夏物かその時半衿、小物は?

6月も10日を過ぎて蒸し暑いですね。
気温はそう高くもなく25度に届かないくらい。

6月は本来単衣の季節ではありますが
このところの温暖化で
透け感を抑えた夏物は着てよい。という風潮になってきました。
しかし実際のところ 気温の変化の激しい時期でもあり
何を着たらよいのやら・・・と悩ましいですね。

私は今日は麻襦袢に単衣の白大島、帯は花織の八寸でした。
半衿は塩瀬、帯揚げは楊柳です。
コレ↓

ちょっと蒸し暑くて 冷房いれました。

一昨日辺りの20度を切るような日でしたら 丁度良かったかも。
6月でも20度を切るような日は 気温的には4月並みですから
絹の単衣に薄手の帯。
例えば

十日町花織に 諸紙布の八寸 (特価になってます)です。

帯には透け感、というかザックリ、風通し良さそう感があってちょと涼し気。
着物はサラリ、と滑らかな風合いです。
この場合 小物は単衣用として
半衿は塩瀬か絽塩瀬、帯揚げは楊柳や絽縮緬が良いと思います。
6月の半衿は 塩瀬説と絽説があって
私はお茶の先生に習った塩瀬のことが多いですが
着物を 夏物にした場合は半衿は 絽、麻、帯揚げも半衿に準じます。
季節先取りは小物から、とも言われますので
6月早々に半衿を絽に交換する方もいらして
絽半衿に単衣の着物でも構わないと思います。

25度越えて30度にも手が届くような日は
もう単衣なんて着ていられないので 薄物に手が伸びます。
でも 白地や透け感の強い紗は避けて
色の濃いもの、そして お襦袢にも色物を着ます。
例えば

墨黒千鳥格子の小千谷縮に シナ布帯(仕立上がり)。
この場合は 半衿は
絽、麻、麻絽。帯揚げも絽、麻、麻絽を選びます。
墨黒小千谷縮  シナ布仕立上がり(お問合せください)
どちらも 風を通して涼しいです。

9月もまだ暑い時期には 透け感のない薄物を着てしまいますが
9月半ばになったら 半衿は絽ではなく楊柳や絽縮緬に。
前の季節をいつまでも引きずらないのが 粋、とされます。
目の詰まった絽ではない麻の半衿があれば
6月~9月いっぱい使えて洗えて便利です。

7/1~3の 備後絣と自家焙煎珈琲の集い。
ご参加 大募集中。
わいわい 楽しいトークになること間違いなしです。
気楽にご参加ください。

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温暖化時代の必需品。麻襦袢と小千谷縮

蒸し暑いですねー
日本の夏、ですから。
日本の夏に麻があって本当に良かったです。

麻の涼しさの秘密を解説します。

実は「麻」と呼ばれる植物は存在せず
リネンやラミー、ジュードなどと呼ばれるような植物の総称です。
また上布に使われれる苧麻は 麻と呼ばれるのとは別の植物です
麻、苧麻は触るだけで ひんやりと感じます。
綿や絹と違うのは その繊維の断面がドーナツ状になっていること。
それゆえの特性として
@水分の吸湿性・発熱性がもっとも早い。
@熱伝導率に優れているので暑さの発散性に優れている。
という点が挙げられます。
熱と湿気を奪う性質を持っているのです。
対する綿や絹は 保温、保湿の性質を持っていて温かいです。

日本の夏の強い味方となる性質といえますね。
こんな利点を持った麻、苧麻ですが
弱点としては
@折れジワがつく。
弾性が乏しいため通常の繊維よりシワになりやすいと言えます。
これは ストローを思い起こして頂いて、ストローを折り曲げると、
その部分は白くなってしまい  元に戻そうとしても戻りません。
それと同じで麻の繊維も一度深く折れしてしまうと
水を十分に含ませて伸ばしても なかなか元には戻りにくい性質をもっています。
しかし 着るたびに、そのシワも自然なシワになりますから 、
シワも味の内、と思ってください。

麻や苧麻はどうしても繊維に毛羽がありますので
ちくちく感を抑え 光沢と程よいシャリ感を出すために
繊維に糊付けをします。
産地によって こんにゃくや海草を使って糸を1本づつコーティングして
さらに涼しさをアップする工夫もされています。

6月も半ばころからは透け感の少ない、
濃いめの色の小千谷縮などに手が伸びます。
夏着物の涼しさをまだご存じない方は
今年こそ、麻の涼しさを体感ください。
びっくりするほど涼しくて 夏の着物っていいな、と思えるはずです。

まずは 麻のお襦袢、
単衣にも盛夏にもお召いただける
薄いクリームと 淡いピンクをご用意しました。



お求めはこちらから。

私はお襦袢はとっくに麻を着ています。
ファスナーで半衿を付け替えられるローズカラーの
きらっく襦袢が便利です。
反物からきらっく襦袢にお仕立すれば 替え袖も楽しめます。
じざいやオリジナルの替え袖は
振りや袖口に型絵染を施したりの特別仕様です。

濃いめのお色の小千谷縮は
色付麻襦袢を着て6月半ばから。
羽織や雨コートに仕立てるのも出番が多いです。

夏の支度を始めましょう

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備後絣のできるまで。動画あり。藍と木綿の関係について

備後絣・・・・機械織の木綿ではありますが
縞・格子ではなく しっかり絣柄で モノによって経緯絣にさえなっています。
数万円の木綿とは思えない その制作工程を動画で頂きました。

↓ ご覧ください。

どんな布が織り上がってくるのか、見たいですよね?
じざいやで ご覧いただけます。
只今 40反ほどじざいやの棚にございます。
一度に これだけの備後絣をご覧ただける機会はもう無いかも。
壮観ですよ。
7/1(金)~3(日)の3日間、
織元の澁谷さんが来店されて いろいろお話をしてくださいます。
澁谷さんこだわりの 自家焙煎コーヒーを飲みながら
絣の話、木綿の話、木綿のお手入れの話、珈琲の話?
そのた諸々、面白いお話を聞かせて頂けます。
7/1(金)13時~   15時~
7/2(土)13時~   15時~
7/3(日)13時~
美味しい珈琲とお茶菓子を用意してお待ちしております。
日時のご予約お願いいたします。

備後絣は基本が藍の木綿絣が基本なので
藍と木綿の関係について 復習しておきましょう。

天然藍の誕生は紀元前2000年。古代エジプトの時代と言われています。
藍が日本に伝来したのは、遠く飛鳥時代(538年~645年)の
およそ1400年前のことで、
「藍」は4000年の長い年月を経て、今に伝わっています。

藍染めの原料である蓼藍(たであい)が、中国から日本に来たのは室町時代です。
とりわけ阿波(徳島)吉野川流域は、
蓼藍の生育に適した肥沃な土地として栽培が進められ、
徳島藩に多くの富をもたらしました。
1585年、初代徳島藩主の蜂須賀家正が、蓼藍作りを保護奨励して、
徳島藩はもちろんのこと、その後全国に藍染めが広がりました。
明治8年にイギリスの化学者アトキンソンが来日した折、
「ジャパン・ブルー(日本の青)」を一番最初に提唱し賞賛しました。
また明治23年に来日したラフカディオ・ハーン(小泉八雲)も、
「この国日本は、神秘なブルーに満ちた国」と絶賛したのです。

そんな日本の藍ですが 現在は徳島の一部の農家で
細々と栽培、すくも作りが行われているだけになっています。
日本中の藍は ほとんどが徳島産なのです
(琉球藍は別の工程なので またの機会に)

日本の庶民に愛いされた藍は
生活体験の中からさまざまな効用が認められています。

1.薬用
藍の葉や種は ふぐ中毒の解毒に、また解熱用として感冒薬として使われました。
藍種・藍葉は、煎じて飲めば健康増進に良いと言われています。
助六が頭にに巻いているのが藍染めの布。
藍染には解熱、鎮痛の作用があるとされ、頭痛持ちのトレードマークでもあります。

2.防虫
藍で濃く染めた布や紙は虫を寄せつけないと言われ、
ヘビなども近寄らないために、野良着やモンペ、足袋など
仕事着に藍染めが用いられました。
あせもやかぶれ、皮膚病にも殺菌効果があり、
藍染めの下着や靴下が重宝されています。

3.消臭・保温
藍染めの下着を着ると汗臭さが無く、しかも温かい。
肌荒れを防ぎ、冷え性にも効果的と言えます。
むかし武士達は戦場に行くとき、下着は藍染めであったのも、
古来から藍の持つ効用のゆえであります。

4.生地を強くする
藍染めは糸を強くすると言われています。
昔の火消し装束、よろい、かぶとの紐、剣道着等に藍染めが用いられました。

合わせる佐々木さんの シルクニットも人気急上昇中です。
可愛いですからね~
半幅帯が苦手、と言うか馴染みがない、という方には
立川先生の半幅帯アレンジ講座を開催しようかな、とも思ってます
興味のある方 ご連絡を~~~

今日は紫陽花の花。犬散歩で貰いました。

麻のお襦袢と 小千谷縮用のお値ごろ帯が届く予定だったのだけど
届かないので たぶん・・・明日ご紹介できると思います。

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夏素材の使い分け、見分け方。

今日は あちこちヒョウが降ったりの不安定なお天気でしたね。

5月は単衣がデフォルトになってきましたけど
6月にはもう、夏物に手が伸びそうです。
一口に夏もの、と言っても 素材や織り方がいろいろ過ぎて
何に何を合わせればいいのやら・・・
自分が持っているものが なになのか分からなくなってる場合も。
本格的な夏になる前に おさらいしておきましょう。

夏の着物の魅力は なんと言っても涼感あふれる素材感にあります。
透かしの入った絽や紗の染物や
強捻糸を使ってシャリ感を出した夏大島や夏塩沢などの夏紬。
麻や麻と綿の交織や
綿でも違う太さの糸を織り込んで  凹凸をつけた紅梅生地など
バリエーションの豊富さも楽しみです。

しかし 種類の多さが  いつ、どれを どこに着れば良いのか?という
悩みの元でもあります。
6~9月の4ヶ月の間に単衣の時期と盛夏用の時期があり
(4~10月も単衣とすれば7ヶ月ですが)
夏にしかない素材も多種多様なのですから  悩ましいのも当然です。

格付けで言えば
単衣のフォーマルは絽縮緬、絽などの絹の夏用白生地に訪問着や付下げ、
色無地などを染めたものになります。(紗は盛夏用の生地になります)
その次が 夏牛首や夏大島等、夏紬の後染のもの。
縞や絣の夏紬(絹織物)と続き  麻織物、最後に木綿になります。
上布はかつては友禅や刺繍もされて御姫様の夏の衣装でもありましたが
現在ではあくまでも上等なお洒落着です。

@夏の着物 柔らかもの編
絽縮緬・・・6,9月の単衣の時期の絽織り。生産激減。


絽・・・絽目の間隔によって 二本絽 三本絽 五本絽などがあり、
間隔の狭いものほど透け感が高く盛夏向きになります。
一般的な緯絽と 経に隙間のある経絽とあります。

紗・・・捩りを入れた織り方で全体に透け感があります

@夏の着物 紬編
生紬・・・生糸についているセシリンという成分を残して精錬しシャリ感のある生地に織り上げたもの。
透け感によって単衣~夏に着用します。

夏紬・・・各地方で織られている産地紬を撚りを掛けた糸で織り上げたもの。絹上布、や 絹芭蕉などと呼ばれるものもあります。
夏琉球絣、夏大島紬、夏黄八丈、明石縮みなど。

麻もの、上布・・・ 手績み苧麻で織られた上布各種。
上布についてはここ

ラミー糸を使った 小千谷縮、近江上布など。

帯はさらに素材や織方が増え
どの着物に どの帯を いつ合わせてたらいいのか迷います。

金銀の入らない洒落物限定で仕分けてみました。

@シナ布、藤布などの自然布。
使用時期は初夏の単衣~秋の単衣まで。
今の時期にはもう締められます。
元々は一年中使われていた素材ですが
現在では そのザックリとした風合いが冬にそぐわないとされています。
柔らか物には合わせず 夏紬以下の格のものに。

@綴れ、絽つづれ。
綴れ織り、という織方に格があり、柄も金銀の入った格調高いものがものが多いので本来は柔らか物向きです。 後染の夏紬や夏お召、無地の夏紬などには合います。

 

 

 

 

 

 

 

 

@羅。
複雑で精緻な織りが魅力です。袋帯や後染にされたフォーマル用ものもあります羅の織りだけで表現された無地の八寸は フォーマルから上布までオールマイティに使え1本あると便利です。

羅(もじり織り)で柄を織り出された八寸は カジュアル用として
夏紬~麻の着物にも。

@絽や紗の後染め
絽は生地が薄く九寸になるので八寸の紗より格が高くなります。
光沢のある絽織りは柔らかもの向きですが
生紬や紬地、変り織りのものは 夏紬や麻にも。
織りの帯にはない柔らかさが 夏きものの硬さやハリを和らげてくれます。
染の技法も友禅、無線友禅、ロウケツなど 様々な表情を見せてくれますので
帯を主役にしたコーディネイトも楽しめます。

@博多帯
夏の紗献上は7,8月限定ですが、透けない、普通の博多献上は一年中使えます。小紋から浴衣までOKです。

ザっと書いただけでも結構種類ありますので
最初のころは見分けるだけでも苦労するかと思いますが
分かるようになると
夏着物こそが楽しい、という夏フェチの方も多いです。
今年の夏は ぜひ 夏きものをお楽しみください。

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夏素材のおさらいその1。紗・羅・絽

着物好きさんの中には 夏物が特に好き、という
夏ものファンの方が少なくありません。
夏着物の儚げに透ける風情や
涼やかな透明感は 美しいですものね。
しかし 夏物は素材や織り方で種類が多く
いつ、何を組み合わせれば良いのか悩ましく感じることも多いのが
実情です。
夏着物、夏帯の種類について
日を分けて説明していこうと思います。

まずは 織り方の中から「紗」と「羅」と「絽」です。

どれも、織るときに糸をからめて 隙間を作った織物です。
からめることを「捩る(もじる)」、と言い 捩り織りと分類されます。
捩り方によって 織り上がりの名前があります。

一番 単純な捩り織りが「紗」です。
透けていますが、緯糸一本に対して経糸二本を交差させるだけなので
特殊な機を使う羅と違って通常の機で織ることができます。
経糸を2本を絡ませた中に 緯糸を通すことで隙間を作ります。
生地全体に均一に経糸2本分の隙間が出来ているので
全体がまさに「紗が掛かったように」透けています。


麻の紋紗の襦袢地です。
紗は単純な織り方なので 平織りと組み合わせて
様々な柄を織り出すものは「紋紗」と呼ばれます。
帯では すくい織りと組み合わせたものなどがあります。


捩ってなくても 目の粗いザックリとした帯は
粗紗、と呼ばれます。

そして「羅」。
今年3月に亡くなられた、人間国宝・北村武資氏で有名ですが
捩り織りの中では もっとも古くからある織り方で
正倉院供物の中にも見ることが出来ます。
それを復元したことで 北村さんは人間国宝になりました。
組織的には 経糸4本1組で複雑なからませ方をして、
その間を真っ直ぐに緯糸が通されています。
機も 普通の高機とは違い(北村さんは機も考案)
織る、というより 編む、に近い感覚です。
糸が斜めに渡り、バイヤスを構成するので
ねじりに強いのも特徴です。

緯糸がまっすぐで 経糸が斜めになっているのが判りますね。
経糸が斜めに交差することで 菱型を形成するのも特徴です。

一番良く見かけて、名前を聞くのが「絽」でしょう。
着物や帯、帯揚げや半衿にも使われます。
「絽」は、「紗」と「平織」を組み合わせた織物になります。
隙間の無い平織りを何段か織った後に
隙間のある紗を織ることで 筋状に隙間が出来るのです。
この隙間の間隔によって
七・五・三本おきに織りますと
それぞれ七本絽・五本絽・三本絽と呼ばれます。
また、強撚糸を使った絽縮緬は 盛夏ではなく単衣のものです。
緯糸で隙間を作る 普通の絽と
経糸で隙間を作る 経絽があります。
絽の中で特殊なものに 沖縄の首里織の1つ、花倉織があります。
花織と絽織を市松状に交互に織り込んだものです。
かつては琉球の王族の男性の正装用で庶民には許されない織でした。

美しい・・・透けますがスケスケではないですし 涼しくもないので
盛夏よりも単衣としてお召し頂くことが多いです。

コーディネート。

仕立て上がりの 伊藤峯子さん花倉織着物と
羅の帯です。

原田さんの琉球美かす里 に 紬地絽名古屋帯(石黒祐子)

今日の着物美人さんは
長板中型の綿紅梅に裂き織の帯の たまこさん。

この時期ならではの装いですね。

 

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6月!とっくに着てるけど単衣解禁日。衣替えについて。

6月になりました。
とっくに単衣を着ていますけど
ものの本的には 今日からが衣替え、となります。
衣替えについて 少々お話いたしましょう。

袷から単衣への衣替えは
5月の単衣がしっかり市民権を得た感じです。
5,6年前までは なんやかやとウルサイ人がいたり
踏み切ることの出来ない方も多かったですが
この暑さには耐えかねる・・という感じでしょうか。
私も お茶会や礼を尽くす席での5月単衣は勧めませんが
自分の楽しみの着物なら 気候と体調に合わせてフレキシブルに、と思います

衣替えの歴史を振り返ってみますと
元々は宮中行事ですので 庶民にはあまり関係の無いものでした。
そもそも 木綿や絹が流通する以前の庶民は一年中麻の単衣ですし・・・
日本の衣装の流れの中では 庶民の衣替えはごく最近の出来事です。

江戸時代の武家社会は決まり事の世界で
ともかく 日常全てにおいて 様々な決まりごとがあり
その中の1つとして 衣替えがありました。
旧暦になりますが
4/1~5/4、9/1~9/8 には袷を。
5/5~8/末 までは単衣。
9/9~3/末は 綿入れを着用のこと、となっています。
綿入れから綿を抜き取ったものが袷なのです。
昔は暖房もほとんどなく 天上人意外は板の間ですから
寒さ対策に重点を置いているのですね。
袷の時期は 春の1ヶ月ちょっとと
秋には1週間しかありません。秋~春には綿入れを着ています。
それに対して 単衣は3ヶ月近ほど。
この間、盛夏には帷子(かたびら)と呼ばれる麻や上布も着られました。

明治の時代に洋装が増え 公官庁の制服も洋装になり 新暦採用で
6/1と10/1に制服の衣替えが決められました。
制服の強制的な決まりごとでの衣装交換ですから
一般市民の平服には関係ないことだったのです。
ですから 本来はもっと自由に着て良いもののはずです。
洋服の人たちが半袖なのに 袷を着ているのはとても不自然に見えます。
それに南北に長い日本で 一斉に衣替えをするのも
無理があるはずです。
20度越えたら単衣オッケー
25度越えたら 麻もの解禁、が今の現状に合っているではないでしょうか。

着物は着るもの、
無理して 我慢して着るのは楽しくないと思うのです。
でも お洒落のためには
少しの我慢や緊張感が美しさを支える、ということもありますね。
6月の晴れ間に透け感の少ない、濃い色の麻を着るのはいいけど
9月末にいくら暑くて25度を越えても
秋を感じさせる日差しの中での白い麻は
お洒落ではないと感じてしまいます。。

この辺の間合いが着物の楽しさであり 難しさであり。
また 着る人の美意識でありましょう。
着物の多様化に従い 自分はどんな着方をしたいのか
どんな着方を美しいと感じるのか。
そういう部分が大事になってきていると思います。

さて今日のご紹介は 単衣にはそぐわないのですが
可愛い総絞りです。

ちょっと古いものなのですが
問屋さんの倉庫に眠っていたものが発見されました。
昭和の昔、短いけど可愛い総絞りの羽織が流行ったのです。
その頃の国産手絞りの羽尺です。
唐草模様が くるりん、としてて可愛い。

羽尺だけど・・・短いの。羽織丈で2尺3寸ほどしか出来ません。
お袖丈も1尺2寸5分。
なので 思い切って名古屋帯にしようと思います。
こんな感じ。
羽織だと 結構年齢も限られてしまいますが
帯なら 私だって着ちゃいますよ(アラカンです~)
お値段も可愛くしちゃいます。
如何でしょう?

6月になれば もう夏物を考える時期です。
夏ものって帯でも着物でも 素材が多くて複雑です。
羅。絽。紗。夏紬。
絹、麻、上布、芭蕉布やシナ布などの植物繊維。
どれをいつ、何に合わせるの~??
材料や織り方で名前が変わっていくので
慣れるまで難しく感じると思います。
明日から 夏素材について少しづつ解説していこうと思います。

羅。

絽。

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夏物許可日。夏日になったら夏物可?芭蕉布のお話。

今日は昨日より一段と暑くて30度越え。
真夏日ですよ、5月なのに。
5月だから 本によるとまだ袷の季節、ということになりますが
今日 袷を着ていたのは
花嫁さんくらいでは?
結婚式は大抵 空調の効いた建物の中ですから
お嫁さんの衣装は真夏でも袷です。
実際私、7月に結婚しましたけど 袷の白無垢でしたよ。
それはともかく、30度越えでの袷は自殺行為に等しい感じです。
単衣だって苦しいくらい。
20度越えたら3月でも 単衣を着ちゃいますから
30度越えたら5月でも 夏もの可、でいいんじゃないですか?
夏物を着ましょう、ではなくて
あくまでも「可」ですから
着ても着なくても 個人の自由ってことで。
朝晩の風はヒンヤリしてますから単衣でも我慢できますね

上布は夏の憧れ。
プラス芭蕉布とくれば無敵です。
仕立上がりなら すぐにお召頂けます。

仕立上がりからむし着物に芭蕉布の帯。

ちょっと 芭蕉布についてのお話を。

芭蕉布とはどんな布なのでしょう。
芭蕉には赤い花を付ける花芭蕉、バナナの実で知られる実芭蕉、
繊維の取れる糸芭蕉の3つがあります。
松尾芭蕉は 松尾バナナなんですねー
それはさておき、
糸芭蕉から作られる糸で織ったものが芭蕉布です。
芭蕉の木はは古くから沖縄にあり、
かつては沖縄全域で自家用として織られていて
沖縄の気候風土の中では欠くことのできない重要な存在でした。
個性ある芭蕉布が全島各地で織られていましたが
戦争と共に途絶えてしまいました。
今では喜如嘉にのみ、その伝統が受け継がれています。
野生の芭蕉は繊維が硬く粗いので
喜如嘉では美しい芭蕉布を織るために 芭蕉を畑に植え
下葉を払うなどの手入れをしながら2~3年大切に育てます。
芭蕉の木約40本で 一枚の芭蕉布の着物になります。
幹は25~27枚の輪層をなしているので
1枚1枚はがして上皮、中皮、芯に分けます。
上皮は帯などのザックリしたものに、
芯は上質の芭蕉布着尺となります。
喜如嘉は 芭蕉の最北端とされ、その気候ゆえに
締りのある細く締まりのある糸が採れたのですが
この頃の温暖化のせいで
段々南方系の 緩い繊維になってきているようです
ですから 昔の糸の芭蕉布は
とても 薄くしなやかで着心地が良いのです。
芭蕉布はゴワゴワしてて着難い、と思われがちですが
ぜひ じざいやの芭蕉布を触って
心地の良い芭蕉布の存在を確認してみてください。
もちろん 絹とは違いますが
しなやかで 風を含み涼しい芭蕉布です。

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5/29は呉服の日!セールやら52900円やら529000円やら

今年もやってきました。ごふくの日。
毎年 5/29 が 529、ごふくの日です。
東京では 東京きものショーが開催されますが
じざいやでは 呉服の日セール。
今日から既に始まっています。
店内1割引きや 呉服にちなんで
52900円、529,000円などのお買得品を揃え
お仕立上がり品も値下げしました。

例えば これからが旬の小千谷縮、52900円です。


可愛く涼し気な小千谷縮、こちらから お求めいただけます。
この夏お召になりたい方は お仕立てもこちらから。
水通ししてご自宅で洗えるようにお仕立ていたします。

仕立上がりの夏帯を揃えれば この夏のお出掛けもばっちり。
仕立上がり 麻地紅型帯(原田重)
現在 切らない作り帯になっていますが ご希望で無料で普通の名古屋帯に戻します。
132,000円。お問合せください。

麻を花絽織にして紅型を染めたポイント柄の名古屋帯です。
単衣にもすぐにお使い頂けます。
50,000円 お問合せください。

人気のピンク読谷花織。
じざいやオリジナルのピンク地、絣入り読谷花織着物。
可愛い~~と人気ですが お値段が可愛くない・・・・と。
今回 呉服の日で 748,000円を 529,000円にお値下げ。

仕立上がりの柳晋哉さんの綾織市松織の帯を合わせて。
この帯も 柳さんらしい色と織で 万能帯になってくれます。
今なら大島紬などにもピッタリですね。
220,000円 お問合せください。

それにしても、日本の衣装なのにどうして呉服?と思われませんか?
着物を売ってる店を呉服屋と呼ぶ・・・  なんだか不思議ですよね。

呉服の呉は呉の国のことです。
呉とは 中国の揚子江以南の地方で  中国歴史上に2回、国家として現れます。
最初が2500年ほど前で日本は縄文時代です。
二度目はいわゆる 三国志の時代で3世紀後半です。
長い戦争の混乱から逃れるため、多くの呉国人が日本に渡ってきました。
日本書紀にあるには
猪名津彦命(いなつひこのみこと)が呉の国より
機織(はたおり)裁縫(たちぬい)の技術を日本に伝えるため
呉服(くれはとり)綾織(あやはとり)兄媛(えひめ)弟媛(おとひめ)の命を連れ帰り
日本に絹織物の技術が伝わったとされます。
この呉服(くれはとり)を祭った神社が  大阪の池田にある呉服(くれはとり)神社です。

つまり 呉服はくれはとり、と呼ばれていました。
くれ、は日暮れの暮れで中国が日の暮れる方角にあったためそう呼ばれ
はとり、は機織(はたおり)から転じた名称です。
そもそもは、呉服(くれはとり)とは絹織物の職人のことでした。
次第に くれはとり、が職人ではなく織られた絹織物そのものを指すようになり、
奈良時代に音読みのごふく、になりました。
日本古来の織物は倭の国の服で倭服であり
明治時代に洋服に対して和服と呼ばれるようになりました。

ですから本来 呉服とは絹織物のことです。
麻や木綿は太物、と呼ばれて区別されていました。
戦後 麻や木綿の需要が激減して太物だけではやっていけなくなり
呉服と太物の区別が消えていきました。
また呉服、という言葉はこの業界が好きな語呂合わせで
五福(長寿、財力、無病、徳、天命)に通じることも 好んで使われた理由とも言われています。

じざいやは絹も麻・木綿も扱っていますが呉服屋でも太物屋でもなく、
着るもの屋、でありたいと思っています。

今年のごふくの日は 日曜です。
どうぞ 着物でお出かけください。

着物でお出かけ・・・といえば。
おうち着物にも ちょい歩き着物にもお勧めの備後絣。
織元が休業から復活しました。
こだわりの絣を織る澁谷さんの備後絣をご紹介したく
7/1(金)~3(日)の3日間、澁谷さんをじざいやにお迎えします。
世界の絣の話、(シルクロードの他に絣ロードがあった、とか)
祈りと絣の話、技術的なことやその他もろもろ。
楽しいお話を聞きつつ
なんと 渋谷さんが自家焙煎した珈琲を持って来て下さるそうなので
じざいやで茶釜でお湯を沸かして
ひきたて、淹れたて、薫り高い珈琲をお出しします。

絣と珈琲の集い。
皆様のお越しをお待ちしております。
詳細は追って ブログ、ライン、サイトにアップいたしますので
お楽しみに~~

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日本茜の無地紬。

昨日の黄色い無地紬は 繭の色が黄色いものでしたけど
今日 ご紹介するのは 貴重な自生の日本茜で染めた糸で織られた紬です。

今は亡き、霜垣義三さんの茜染無地紬になります。
霜垣さん、最後の秘蔵品です。

生糸と手紡ぎ糸の交織です。
経緯真綿の紬のようにほこほこしていませんが
サラリと柔らかくほんのり光沢があります。霜垣さんが 地元の山から採取した茜の根っこ。

沢山の色が取れるほど太い根になるには何年も掛かります。
そして 葉や実と違い 根は一度採ってしまうと
その植物自体は再生できませんので 採りすぎは厳禁です。
植物の命そのままを貰う色なのです。

成長の遅いものほど染料の成分を多く含んでいると言われ
同じ植物でも栽培されたものより自生しているものが、
肥沃な土地のものより痩せた土地のものが
染料としての質が高いとされています。
自然破壊の進む昨今、
草木染の材料を手に入れることも難しくなっています。

茜も紫根も漢方薬に使われるほど強い成分をもっていますが
染めるのは気難しい染料で 温度管理がとても難しく
美しい色を出すにはとても手間ひまがかかります。
その貴重な茜をたっぷりと惜しげもなく使い糸を染め、織り上げました。
経緯 真綿糸を使うことが多かった霜垣さんですが

これは 生糸と手紡ぎの節のある糸を使っています。

無地なので コーデの幅も広いです。

仕立上がりの加藤富貴さんの眼鏡織の帯を合わせました。

こちらの帯は 塩沢紬の林宗平さんが染めた草木染の糸で織られています。

ようやく 着物でのお出かけも出来るようになりました。
美しい色をまとってお出掛けしませんか?

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黄金の繭から作られた黄金の白生地。

今日は立川先生の着付け教室でした。
生徒さんはお二人、二枠でのレッスンになりました。
月曜の生徒さん、募集中です~ お問合せください。

今日のお品物の紹介は 黄金の繭から織られた反物です。
ムガシルクやタッサーシルクも「黄金の繭」と呼ばれることがありますが
こちらは「黄金の繭」で登録商標された 群馬産の繭です。
繭も糸も黄色いので ジャンルとしては白生地です。
繭が黄金色!なので 黄金色の生地に織り上がっています。

見事な菜種色。菜の花みたいです。もしくは卵の黄身とか?
紅花の最初に出る黄色や 槐(えんじゅ・かいか)の黄色に近い
綺麗でクリアな黄色です。
一見 後染のように見えますが 繭が黄色い、ということは糸が黄色いので
経緯糸黄金の繭糸を使うとこのような見事な白生地?になるのです。


経糸には生糸。
緯糸には節のある紬糸も織り込んでありますのでのっぺりせず、表情があります。

ここで 繭についてのおさらいを。
普通、着物に使われる繭は白いです。白く改良されていますから。
野生では保護色となるように色の付いたものが当たり前です。
それらはカイコ(家で飼うから飼蚕(かいこ)に対して
ヤマコ(山蚕)とも呼ばれます。
有名なのが長野の薄緑の繭、天蚕ですね。
本来は養蚕される家蚕と違い、野生のものですが
長野県穂高の町で僅かながらに飼育されています。

飼育と言っても 家蚕のように室内に居るのではなく
餌となるクヌギやナラ、カシワなどの樹木ごとネットで囲って
(1本1本の木にネットをかけるのではなく
大きなビニールハウスをネットで作ってその中に木を植えている)
飼育しています。
1本の木で10匹ほどの幼虫を育てます。
野生なのだから勝手に葉っぱを食べて一人で繭になって
手間いらず・・・ではありません。
ネットを張るのは天敵の鳥や蜂から守るためですが
猿はネットの隙間から侵入、木を荒らします。
天蚕の幼虫は家蚕の幼虫の3,4倍の大きさに成長しますので
食欲も並みではありません。
1本の木の葉っぱを食べつくすと別の木へ移動して食べ続けます。
ところがこの移動の際に地面を這っていると
蟻にやられたり 日差しが強いと衰弱して
次の木に移る前に死んでしまう幼虫もいます。
ですから人間が手で移してやらなくてはなりません。
自然淘汰されていては飼育の意味がありませんから。
卵から孵化して繭を作るまでは目を放せないのです。
行動範囲が広い分、家蚕より手が掛かります。

家蚕は春秋の2回繭を作りますが(種類によって違いますが)
天蚕は7月半ば、年に一度だけ繭を作ります。
1軒の天蚕農家で出荷できる繭の数は現在2000個ほどです。
これは着物一反分にしかならない量なのです。
現在天蚕農家は6軒だそうですから
どれほど貴重かが知れると思います。
しかし 織り上がった反物は高価ですが
天蚕農家から出荷される繭の価格は労力に見合う金額ではありません。
家蚕の繭は重量で取引されますが 天蚕は粒単位で取引されます。
それでも一年で1反分の収入では後継者が出来ないのは
仕方ないことかもしれません。

幼虫は大きな天蚕ですが繭の大きさはあまり変わりなく
1つの繭から取れる糸は家蚕の900~1500メートルに対し
700メートルほどです。
家蚕よりセシリンに含まれる石灰やタンニンなどの不純物が多く
精練してもあまり目減りはしませんが
染まり難い性質を持っています。
風合いはとても柔らかく、光沢がありシワになり難い復元力があります。

貴重な糸ですから経糸緯糸100%天蚕、というものは
とても少なく 緯糸だけ、とか
家蚕の生糸の周りに天蚕糸を巻きつけたものを使用して
織られたものが多く見受けられます。

緑の天蚕以外にも
褐色の濃淡の与那国蚕(与那国島、インドネシア)
淡褐色の柞蚕(さくさん・中国、日本、インド)や
黄褐色のムガ蚕(インド)、
黄金の糸と呼ばれるクリキュラ(インドネシア)
などの野生の蚕から糸が取られています。

それぞれの蚕によって繭が違うように 糸質も違うので
その糸質にあった染め、織りを熟知していないと蚕は扱えないのです。

さて、この黄金の着物。
黄金の繭(登録商標になっています)から織られていますが
黄金の繭、と呼ばれるインドネシアのクリキュアではなく
群馬で改良された 正真正銘の国産の糸です。
ぐんま黄金、という平成13年に発表された比較的新しい糸です。
ぐんま黄金の黄金色は、セリシンに含まれるカロチノイドの色素で
桑の葉を食べた蚕が作り出した天然の色素です。
ぐんま黄金は、より高い抗酸化効果が期待されて化粧品にも使われています。

またこの蚕は飼育時期の温度が高い方が濃い黄金色になり、
春蚕は薄い黄金色に、秋に飼育される秋蚕は濃い黄金色の繭になります。
秋の繭だけを集めて織られたのが この美しい布です。

黄金の繭に 仕立上がりの伊藤峰子さんロートン織の帯を乗せてみました。
今日のレッスンの生徒さん。
お稽古3回目。絽の小紋に紗の名古屋帯のY様。
ふわふわと軽い薄物を上手に着こなせてらっしゃいました。
お洒落なコーディネイトのY様。
体型をカバーするための着付けを研究中。
でも 犬話で盛り上がってしまいました。

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本日も、読んでいただき、ありがとうございました。
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