ようやく秋が近づいてきたようです。
明日から最高気温が30度を切るという予報。
お彼岸ですからね~~ 日本の暦、偉い。
チャーミングセール、折り返しです。
後半も お買得いっぱいで走りますっ
今日のお買得は ジャワ更紗の名古屋帯、なんと80%OFF。
この子も じざいや歴が結構長いので そろそろ嫁がせたいです。
コーディネートの前に ジャワ更紗について。
ジャワ更紗、とは日本での名称で いわゆるバティックです。
バティックとは ロウケツ染のことを指します。
じざいやでお馴染の チャンチンもバティックの一技法です。
つまり ジャワ更紗とは ロウケツ染の更紗模様のことですが
では 更紗とはなんでしょう?
更紗は 世界各地でさまざまな発展を遂げ、
日本の染織りにも深く影響を及ぼしましたが、
その多様さも手伝ってはっきりした定義が難しくなっています。
大まかに「花や人物などの模様を染めつけた木綿の布」というのが
世界の共通の認識になってはいるようです。
日本では着物の柄として絹に染めたものが主流です。
エキゾチックなこの柄はインドが起源とされています。
木綿の産地でもあるインドは染色も様々に発展しました。
紀元前3000年頃には
木綿織物に手描きの更紗が染められ始めています。
初期の更紗は枝などの細いものでロウケツ染めにしたものでした。
それがインドから世界中に広まり
それぞれの土地で独自の更紗となっていったのです。
まずはペルシャへ渡り ペルシャ更紗になりました。
イギリスやフランスへも広がってヨーロッパの花模様へと繋がります。
もちろんアジアでは タイ更紗、バティックの名前で知られるジャワ更紗、中国更紗もあります。
日本に渡ってきた更紗は
室町時代に南蛮渡来の舶来品として上流社会で珍重され
茶人の間では名物裂として愛用されました。
国内で更紗が作られるようになるのは
木綿の栽培が普及した江戸時代です。
当初はインド更紗やジャワ更紗を模したものでしたが
次第に日本独自の模様や構成が取り入れられ
日本風に変化して和更紗となりました。
各国で文様も技法も別々に発展して 一見全く別の模様になりましたが
どれもなんとなくエキゾチックで密度が濃く
それが「更紗らしさ」になっています。
現在日本で染められている更紗は
長崎の天草更紗、鍋島藩が保護した鍋島更紗、
京友禅のように華やかな京更紗、
多数の型紙を使う江戸更紗などがあります。
で、最初に戻って このジャワ更紗。
インドネシアのバティックの工房へ日本の問屋さんが現地に行き、
色柄を指導して染めています。
なので バティックによくある 茶系、黄色、青ではなく
ピンクや紫を多用しています。
うねうねと有機的なラインに細かな点描。
不思議な雰囲気を持っています。
備後絣に合わせています。
帯は絹100%。マットな浜縮緬が更紗によく合います。盛夏以外の3シーズン着用。
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