せっかくの連休なのに冷たい雨ですねー
4月に単衣を着始めて10年近くになりますが
連休に袷を着ていたのは何年振りでしょう・・・
こんな寒い連休は久しぶりです。
今朝、ストーブ点いてましたよ(旦那が寒がり)
それでも明日からは雨もあがるようで
単衣になれるかな?
明日は連休のなかの平日ですが 月曜なのでお休み頂きます。
まぁ 来てますけどね、店。
整骨院予約しちゃったので 2時半位まではおりますので
ご用の方はご連絡ください。
電話は留守電になってますが 声出してくだされば居れば出ます。
単衣に向く生地はいろいろありますが
ぜひ 単衣で着て欲しい、と思うのが結城縮です。
今回 とーーーーても素敵な結城縮が仕立上がりで登場です。
反物の時から大好きだった結城縮です。
ぜんまい紬に藍の型染の帯を乗せました。
この帯も イイ感じですよね 柄は胡蝶蘭ですね。
結城縮アップ。
結城の縮って・・?と思われる方も多いかもしれませんが
本場結城紬には 平織と縮織りの2種類があるのです。
本城紬の魅力は軽く暖かな風合と染の堅牢さ、素朴ながら緻密な絣の正確さが
全て人の手で生みだれていることです。
結城紬には著名な作家はいませんが、全ての工程が手仕事の技が終結した共同作業です。
最初に大切なのは真綿から手で糸を引き出すことで
熟練の技でも1反分に1ヶ月以上かかります。
また100亀甲絣だと絣括りだけで3ヶ月以上、
精巧な絣になると限りがありません。半年、1年掛かるものもあります。
経糸を腰で直接支える地機での織りは、結城独特の60センチもある大きな杼で
一段一段絣を合わせながら打ち込んでいく根気作業です。
これらを経て、さらに15項目の審査に合格したものだけが
本場結城紬としての証紙が貼られるのです。
本物だけが持つ確かな存在感があります。
その 本場結城紬には 糸に撚りのかかっていない「平織」と
撚りのかかった「縮」の二種類があります。
かつては縮が多く織られていましたが
昭和31年に「平織」が重要無形文化財指定を受けた後は、
すっかり生産が減ってしまいました。
ユネスコの無形文化財として指定された結城ですが
名度に反比例して生産数は激減の一途です。
かつては組合の検査も毎週行っていまして
それだけの反数が織り上がって持ち込まれていましたが
今や一カ月に一度。
一か月分を一度に検査できる程度の数しか織り上がって来ないのです。
その中で 更に希少な結城縮。
希少だから、ではなく
単衣としてもお召いただける軽やかな風合いをお楽しみ頂きたいものです。
手引きの真綿である結城の糸に撚りをかけるのは
糸が切れないように水で濡らしながらの作業です。
下撚りをかけた後、もう一度本撚りをかけ、
糸1メートルの間に1500~1800回程度の撚りをかけます。
織り上がってから、湯に通すと撚りのかかったヨコ糸が約1割ほど縮み、
結城縮独特の風合いが生まれます
縮んだあとは 平織と同じ反幅ですが
実際に織る時には 1寸ほど幅広に織っていますので
糸の量もそれだけ多く、
撚りをかける手間と相まって 平織より1割ほどお高くなってしまいます。
その価値が十分にあるのが結城縮です。
仕立上がりでお値打ち価格でお出ししています。
寸法は
身丈 背から 4尺2
裄 1尺8寸
袖巾 9寸2
前幅 6寸5
後幅 8寸0
繰越 5
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