2021年 2月 の投稿一覧
暖かいので薄物羽織。本塩沢に捨松帯。
日中 上着が要らない位に暖かかったです。
東北方面は 物凄い雪だそうで 申し訳ないです。
地震に続いての爆弾低気圧。どうぞ被害が出ませんように。
夜になって気温が下がってきましたが
昼間、ガラス戸の内側は眠くなるほどのポカポカ陽気。
コートじゃなくて ジャケットの人が多かったです。
花粉とコロナと砂ぼこりの三重苦。
マスクだとどれに反応してるのか分からないですけどね・・・
着物の羽織もそろそろ単衣ものでも。
桜が咲けば薄物羽織も出番になります。
昨日 無いない騒いだ画像は 「202102」のファイルに入れたつもりが
「202012」のファイルに入っていました。。。
本塩沢に捨松さん夏帯の6月9月コーデ。
捨松さんの粗紗の八寸は6~9月半ばまで使えますが
本塩沢が7,8月はNGなので・・
本塩沢単衣は連休前から6月いっぱい、秋は10月末まで
着てしまえますが
粗紗の帯は6月半ばから9月早々位までです。
なので この2つが出逢えるのはほんのひと時。
だからこそ、の楽しみです。
遠目にうっすらミントかかった水色に見える緑の蚊絣本塩沢。
元気を貰える 黄色にお花の咲く帯屋捨松粗紗八寸帯。
小物もガツン、と元気に効かせて。
羽織るのは ピンクのみじん格子の薄手の紬を単衣の羽織に仕立てて。
無地感覚の単衣羽織は カーディガン的な気楽な羽織もの。
塵除けとして、帯を守るために外出には羽織ものが欲しいですね。
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一雨ごとに春。
昨日の地震で被害に遭われた地域の方、お見舞い申し上げます。
今日の雨がさらなる被害を呼びませんように・・・
今日は暴風雨の予報でしたので店には行かず(定休日です)
自宅で作業するつもりで
ブログ用の画像も昨日のうちにコーデして 今日のブログでアップするつもりでしたのに~~
画像消えました・・・
春の薄羽織を使ったコーデを2セット、だったんですけど。
うーん sdカードごと持ち帰ってるのに 入ってないんですよ。
ミステリーだわ。
そんなんで 今日は春の訪れ画像です。 一
雨ごとに春が近づく、って言いますから。
今朝は雨でしたので 撮影は一部昨日です
犬の散歩で出会った早春をご紹介します。
まずは
フキノトウ。
ちょと育ち過ぎた気もしますが 茎の部分も美味しいんだそうですよ。
日に日に背を伸ばす土筆の子。
これは今朝、小降りの合間に仏の座。
沈丁花も今週中に開きそうでした。
2月は短いので あっという間に3月ですね。
明日は店からのアップです。 画像 店にあるといいんだけど。。。
バレンタインコーデは天使と薔薇とチョコレート。& 今日の着物美人さん
今日も暖かかったですねー
元町は バレンタイン前日の大賑わいのようでした。
チョコレート専門店も何軒かありますし
ジュエリーショップも バレンタイン向けの商品を並べています。
お天気も良いし ウィンドーショッピングを楽しまれてるようでした。
じざいやもバレンタインコーデで 天使と薔薇とチョコレート。
天使の塩沢にチョコレート色の芽生え帯。
帯留にも えどいろさんの 薔薇で ゴージャスさアップ。
明日はもっと気温も上がるそう。さすがに単衣には早いけど 羽織ものを薄くしたくなりますね。
今日の着物美人さん。
更勝のお茶道具尽し更紗小紋に辛子色の帯のHN様。
大胆な更紗がとてもお似合いです。
お茶道具の1つ1つが細かくて見ていてとても楽しい更紗です。
短い2月は明日でもう折り返し。
去年の今頃は新店舗の内装工事と引っ越し準備や あれこれ忙しかったのでした。
もう1年になるんですねー 早かったなぁこの1年。
3/7で新店舗オープン1周年なので なにかしたかったのですが
緊急事態宣言が3/7までなので
解除になったら やりますねー
お披露目用の新作も作ってますので お楽しみに~~
緑の芝崎さんに山崎世紀さん紫根染帯。お雛様、出しました。
朝晩は冷えるけど 日中ポカポカ陽気の横浜です。 長いダウンコート要らないな・・・ 土筆が顔出して、もう春です。 お雛様を出しました。 じざいやのお雛様は 山口県の大内人形。 頂きものですが 毎年これを出すと 山口県出身のお客様を思い出します (お元気ですかー) 土筆が出てきましたよ。 今日のコーデは 新芽じゃなくて 春を待って冬を耐えた常緑樹の緑。 芝崎さんの座繰糸紬です。 緑の色は ロッグウッドとエンジュの重ね染です。 草木染で緑を出すのはなかなか難しいのです。 緑の葉っぱで染めてもほとんどは茶かグレーにしかなりません。 単品で緑になるのは 蓬や葛、タラの芽などですが どうしても灰味の緑になるので 黄色い染料と青系、青灰色を混ぜて緑を作ります。 2種類の染料を使うことで堅牢度も上がります。 帯は山崎世紀さんの紫根染。 ああ、どうして緑と紫の組合せが好きなんでしょ。 紫と黄色も好き、一番好きなのはピンクと若草だけど・・・ 緑と紫の洋服着てたら 二度見されちゃいそうですが 着物だと違和感なく収まってくれるから不思議。
黄八丈に梅の染帯 リアル松竹梅&富士山でおめでたい建国記念日
湯本エリ子さんの絽名古屋帯「美容柳」
今日は2/10でふともの(太物)の日、だそうです。
太物・・・とは絹織り物の呉服に対して 木綿や麻などの織物を差します。
かつて江戸時代には 庶民は麻や木綿を着るのが当たり前でしたから
お金持ちで絹を買える人以外は太物が普通だったのです。
じざいやは呉服屋よりも 太物屋的ですね。
今の太物は 呉服より高額なものもありますけど。普段着なのは当時のままです。
さて 今日は新入荷の子たちをご紹介するつもりで 自宅にが画像を持ち帰って家でアップする予定だったのですが
画像を入れたsdカード、間違えて入って無い方を持ってきちゃいました・・・
そそっかしい・・粗忽ものでお恥ずかしい。
それでも とりあへず新作を1つご紹介します。
もう、絽の帯です。 すぐに単衣の季節がやってきますから。
湯本エリ子さんの友禅、美容柳です。 美容柳ってなに?と思われた方、こちらです。
優雅にそよぐシベが美しい、6~7月に次々と咲く花です。 5月下旬から夏に使えるの絽の帯に相応しい花です。
クールなグレーの地色も凉し気です。 本物と比べると かなりディフォルメされていますが 特徴的なシベと ツンとした蕾がよく表されいますね。
本塩沢に合わせてみました。
明日は 塩沢3兄弟と 捨松さんの夏帯をご紹介予定です。
良い天気で花粉が~~~
放射冷却で冷え込んでいます。
だから 雲もなく青空は綺麗なんだけど・・・
花粉が凄いことになってまして。
今日は定休日ならではの 片付け仕事をしに店に行きました。
花粉が酷いので 薬を飲んだら2時間ほど寝落ちたのか意識がない。。。
気が付いたら2時間経ってた、という感じで。
仕事にならないので早々に帰ってきました。
朝からいい天気~~ 富士山も正しい冬の富士山、という感じ。
そして白梅が満開になりました。
明日はもう2/10。 2月は短いから 頑張らないとー 頑張ります!
どうぞ、ランキングアップにご協力を!! 今日も1ポチ!!
じざいや 〒231-0861 神奈川県横浜市中区元町3-145-2 TK1ビル3F 月曜火曜定休日 12時~19時
春待ち!本塩沢に浅倉広美さんの「ラムネ」帯
明るい時間が長くなって 1日がたっぷり使えるような気がしてきました。
実際24時間なのは 変わらないんですけど。
フキノトウが出ていて 梅が満開で 春は目の前です。
春を実感できれば 初夏は駆け足でやってきます。
単衣の季節の準備は今からでも早くはないですよ~~
去年 着れなかった分、今年は単衣も夏物も思いっきり楽しみたいですよね。
単衣と言えば、本塩沢。
サラリとした風合いは単衣のためにあるようなもの。
流水や唐草やトンボなどの 絣で柄になったものもありますが
じざいやの推しはいつも 蚊絣。
一番細かい蚊絣が織り上がって参りました。
この細かさを織れる織元も今はごく僅かです。
遠目には無地に見えるほどですが
地色と絣の色が相まって無地ようで無地でない、深みを生み出します。
今回は3パターン織ってもらいましたが
その中から 今日ご紹介は 薄いブルーグレー地に緑の絣。
なんか グレーの絣っぽく写ってしまいましたけど 実際は結構綺麗なグリーンです。
浅倉広美さんの刺し子織入り絣帯「ラムネ」を合わせました。
この帯も ラムネ、という名前のように爽やかで可愛くて 適度な張りがあって着姿が綺麗な帯です。
本塩沢はかつて塩沢お召と呼ばれていましたが
1976年にで「本塩沢」として伝統工芸品に指定されてからは 本塩沢が正式名称になりました。
強撚糸を使わず シボのないものが塩沢紬です。
このサラリとした風合いの正体は 粒々と立ち上がった沢山のシボ。 ではこのシボ、いったいなんでしょう?
シボのある生地は 他にも縮緬やお召し、紬や麻では縮があります。
これらの共通点は 強撚糸という強い撚りを掛けた糸を使って織られいること。
糸に撚りを強くかけると チリチリにちぢれてしまって 織ることが出来ません。
それを濡らして引き伸ばし、糊で固めて 緯糸とします。
織り上がったものを 湯のしにかけ 糊を落とすと 強撚糸の性質が蘇って縮み、 生地に皺を創るのですが
その皺がシボの正体です。
撚糸には 右回転の「右撚り」と左回転の「左撚り」があり、
どちらか一方だけ使って織り上げ、 糊落としをすると 不揃いで大きく縦に皺ができます。
小千谷縮、近江縮などの麻(苧麻)に多く用いられます。
右撚りと左撚りの強撚糸を 交互に織り込むことで 皺が細かくなります。
(結城縮みは 縮みと呼びますが織り方としては 御召と同じ様に交互に右撚り、左撚りの糸を織り込みます)
又、縮緬では 右撚りと左撚りを一越づつ、交互に織り込んだものが 「一越」と呼ばれ、
二越づつ織り込むと「二越」です。
越数が多いほどシボは荒くなり、 一番大きなシボのものは鬼縮緬とも呼ばれるどっしりとした冬の生地です。
一越は凹凸の少ないシボで浜縮緬など春秋や単衣にも使われます。
本塩沢やお召し、縮緬は濡れると強撚糸の縮もうとする性質がよみがえり 生地が縮みますので
雨に弱いとされています。
実際、私もガードをしていない単衣の本塩沢でゲリラ豪雨に出会い 歩きながら身丈が縮んでいく、という経験をしました。
防縮加工かガード加工を強く、お薦めします。
濡れて縮むという弱点さえなければ 本塩沢は本当に単衣の強い味方です。
温暖化が進む今 1枚持っていたい紬の1つです。
パグ帯! 今日の着物美人さんは山崎世紀さんの茜染に絣の帯で。
今日は暖かかったですね~
梅が一気に開いたことでしょう。
明日は気温が下げるのだそうですけど。
ポカポカ陽気の中で届いた新色の本塩沢をご紹介するつもりで
コーディネートも作ったのですが
今日は こちら1点で 全てをさらってしまうので。
ええ。説明はいりませんね。パグです。
ちょっとご機嫌斜めですが むちむちのお尻とぽこん、としたお腹が可愛いです。
これ、夏帯なのですが 透けない生地で別織してもらうようお願いしました。
パグは夏に弱いですからね~~ 織り上がってくるのが楽しみです。
すくい織の手織り八寸帯になります。
3月中に織り上がり予定です。
そして今日の着物美人さん。ちょっと工夫された着方をされています。
山崎世紀さんの 玉繭手引き座繰り糸を織り込んだ茜と月見草の松皮菱絞り。
帯は 紬の名古屋です。
パっと見にはわかりづらいのですが 単衣を1枚重ねてお召です。
寸法が同じで 薄手の生地じゃないと出来ないのですが
昔は時々 このような単衣を2枚重ねてしまう防寒用の着方があったと聞いています。
おはしょりと衿が重なってもたつくのが難点で
着方にもう一工夫が必要かもしれませんが かなり暖かいとのこと。
以前にも 紬・木綿はすべて単衣にしてしまったお客様が 二枚重ねをされていました。
その方は木綿は対丈にされてましたね。
この着方の楽しいのは 重ねる着物の色で 平安時代の「襲の色」遊びが出来るところ。
ピンクと若草色で「撫子の襲」とか(桜餅の襲、とは言いません)
若草と白なら「柳の襲」とか。
着物って本当に楽しいことがいっぱいです。