無地に始まり無地に終わる。本当の無地とは・・・

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今日はちょっと涼しくて エアコン壊れてる店にはありがたかったです。
修理 来週の定休日になるので
この週末、店内暑くて申し訳ございません。
アイス、用意いたします~~
暑くても見る価値のあるものが届いていますので
緊急事態宣言も解除されたことですし
ぜひぜひ じざいやへお運びください。

着物を着ていると時々
「困った時の白と黒」とか
「着物1枚に帯3本」とか
「無地に始まり無地に終わる」とか
耳にしたことがありませんか?

着物を着始めた時、
何を選んだら良いか分からないと 色無地を薦められがちです。
昭和のおかぁさんが娘に買うのも色無地。
まずは 色無地が一枚あれば なんとでもなる、という感じで
あとは帯で変えればいいからーという訳で。
その後 着物が楽しくなると 洋服にはない柄の魅力にはまったりして
縞、格子から小紋柄、絣・・・と増えていきます。
そして 最後にたどり着くのが究極の無地。

無地は本当はとても難しくて
質感が命です。
ペラペラの生地を ぼちゃん、と染液に漬けただけの無地は
どうしても 存在感が薄く
仲居さんのお仕着せや 制服のように見えてしまいます。
もちろん 着物を魅せるのがお仕事ではないので
仲居さんはそれでいいのですが。

最後に行きつく無地とは
糸と染にこだわった その布自体のもつ存在感に圧倒されるほどです。

平安の色の再現を目指し古代染織にこだわる藤原さんの無地紬は
その価値があるものです。

1つ1つの染に物語があるのですが
まずは ご覧ください。
本物の存在感の一部しかお伝えできないのが
本当にもどかしいです。
緊急事態宣言も解除になりましたし
ぜひぜひぜひ。 直接その存在をお確かめください。

左から ヤマモモ・日本茜と橡(つるばみ)・梅・紫根・織色(経に橡緯糸に茜)

こちらは帯
上から 紫根・茜と阿仙・黄土染(はにふ)

ヤマモモ(山吹色)の着物

平安時代の橡(つるばみ)(日本茜と橡(つるばみ)染。時代によって色の名前が変わります)

桃染(染料は梅の古木。100年越えた梅でないとこの赤味がでないそうです。
古くは 梅のことを桃と呼びました)

紫根。温度と染に物凄い手間がかかる染で糸が染め上がるのに1か月かかります。
普通はここまでやらない・・・

織色。経糸と緯糸に違う色を使って出来る色を織色といいます。
使う色によって様々な表情を見せ、玉虫色に光る組合せもあります。
角度によって 緯糸が浮き出したり 経糸の色になったり。
これは 経糸に橡(つるばみ)、緯糸が日本茜。

帯もあります。
詳細は順にご紹介していきますね。
とにかく 美しい布なので 布フェチさん、ぜひ!

本日も、読んでいただき、ありがとうございました。
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