2021年 12月 の投稿一覧

黄八丈コーデと黄八丈についての蘊蓄を。じざいや年末セール開催です。

12月も10日になってしまいました。
今年が残り3週間だなんてビックリですよ。
年末やお正月の準備なんてなにもしてませんけどね。
もちろん、クリスマスも・・・。
今朝、自宅の階段から落ちまして(階段にモップ掛けてて濡れたスリッパが滑った)
脛から甲まで青あざです。
痛かったので自分を慰めるのに 塩パンあんバタ買っちゃいました。
ダイエット中なのに~~

さて 閑話休題。
今日は黄八丈です。クリスマスにも相応しい華やかな織。
山下家の黄八丈は本当に美しい・・・
美しいだけでなく その風合いは夢見心地です。
そして 私が山下さんマジック、と呼んでいる
綾織からくる色彩の不思議。
黄八丈三原色(あとでお話しますね)の苅安・マダミ・泥なのに
角度によって、ピンクや緑が浮き出ます。

コーディネートをご紹介する前に 黄八丈についてお話します。

八丈島で織ってる黄色い着物だから黄八丈と呼ぶのだと
思ってる方が多いのですが
八丈絹を生産する島だから、八丈島と呼ばれるようになったのです。
それでは 八丈絹とは何かと言えば
江戸時代は反物を織る長さが一疋(いっぴき=2反分)で
曲尺八丈(約24メートル)だったことに由来します。
今の一反は鯨尺で三丈、色無地などの共八卦の付いたものは
四丈と呼ばれています。

黄八丈は江戸時代、お米の採れない八丈島の租税として
幕府に上納されていました。
それを将軍家から大名、御殿女中などに下賜されたもので
御殿女中は打ちかけの下の小打着として着用していました。
江戸後期になって庶民の経済力も上がり
歌舞伎役者の娘衣装に使われたことで
一気に人気が上がりました。
江戸時代の流行は歌舞伎から発生するものが多く
黄八丈もその例に漏れませんでした。
また 漢方医が制服のように着ていたとも言いますので
男性にも愛用されていたようです。
御殿女中や医者が着ていたのは
時代劇で見かけるような大きな格子ではなく
無地っぽいのや小格子、細縞が主流だったようです。
江戸後期に庶民のものとなって大胆な格子などの
現在のイメージが定着したようです。

現在の黄八丈は「紬」として一括りにされてしまっていますが
くず繭や切れた糸を集めて織った
自家用野良着としての紬とは違う進化をした紬なのです。
越後上布だって 麻ですけどお姫様の帷子になっていますしね。
織の着物をなんでも「紬」として格下にみる風潮については
また改めまして・・・
だって、宮中の衣装は友禅ではなく 有職織ですもの。

黄八丈は人気があったからこそ 模倣され
後には銘仙やウールで黄色地に黒や赤の格子柄を生み、
秋田黄八丈や十日町黄八丈が作られることになります。
しかし 黄八丈独特の美しい色は 格別な存在感があります。

黄八丈はコクのある深く、澄んだ色調と高い堅牢度を誇りますが
染には独特の技法を用いています。
色ごとに技法が違うので 色別にご紹介します。
黄色の黄八丈。黒い黒八丈、そして 赤茶の鳶八丈です。
この三原色を駆使して 濃淡や交差する織で複雑な色味を織り上げます。

1、黄八丈。

黄八丈苅安ノート

八丈刈安、とも呼ばれるコブナ草を使います。
昔はいくらでも自生していましたが 除草剤の影響などで
減少してしまいました。
10月の半ばから終わりに 穂が出る前の草を刈り取り日に干します。
大釜に一抱えの干したコブナ草を入れて
2時間ほどに出して「黄ブシ」と呼ばれる染液を作ります。
八丈島の染色は 糸を「黄ブシ」で煮詰める煮染めではなく
桶の中に糸を並べて上から柄杓で熱い黄ブシを回しかける方法です。
熱い黄ブシをたっぷり掛けて一晩漬け置き(フシ漬けと呼びます)
翌朝糸を絞って日に乾かします。
乾かす時には 何回を糸を捌いて中まで風を通します。
何度もさばくほど 風合いの良い糸になるそうです。
夕方まで干したら また桶に並べて黄ブシを掛けます。
漬け置いて 翌朝干して・・・と12,3回繰り返します。
そして最後に島の椿のアクを揉み込むと
初めて あの美しい黄色に変化するのです。

2.黒八丈

黄八丈椎泥ノート

最近の一番人気の色ですが とても難しく染ムラが出やすい染です。
現在、山下家では年に2反ほどしか染めていません。
泥で染めます。泥染は大島紬が有名ですが
八丈島でも行われています。
八丈島では下染めに椎の木の皮を使います。
椎の木の皮を煮詰めた染液でフシ漬けを14,5回行った後に
一回目の泥染をします。
八丈島の泥はタンニンが強く 糸を痛めやすいので
泥染の後は 椎の木の染液を冷ましてから掛けまわしてフシ漬けにします。
冷ました染液でのフシ漬けをさらに5,6回して
2度目の泥染で真っ黒に仕上げます。

3.鳶八丈

黄八丈まだみノート

濃い目の黄色だと思われてる方もいるようですが
赤味の強い煉瓦色のようなのが鳶色です。
鳶の羽の色です。
これにはタブノキ(マダミ)という樹を使います。
樹齢30年以上のものを選び伐採して皮を剥ぎます。
この皮も大釜で煮出して染液にし
15回ほど繰り返しフシ漬けをしてから灰汁を揉み込み
さらに4,5回 タブノキでフシ漬けをして仕上げます。

どの染も染め上がるのに半月以上掛かります。
美しい色を作り出すとというのは
半端な作業ではありません。

黄八丈に限らず
美しい染は 糸を痛めずに
染料の一番いい部分を引き出して糸に移すことが大切です。
そのためには 経験と勘、忍耐と重労働が欠かせません。

一枚の織物が出来上がるまでには
機に掛かる前の段階の方が大変なのです。

織り上がるまでに どれほどの手間隙をかけたか
ただ 時間をかける、というのではなく
きちんと 理由のある時間を必要とするのが
手織りの織物なのです。
それは 本物だけが持つ存在感を放ちます。

そんな黄八丈に今日はこちらの帯を合わせました。
華やかな黄八丈が帯でしっとり上品に落ち着きました。

帯揚げにワインを入れることで 女度アップ。
この一色で ぐっと色気が増します。
帯もすごく素敵な 赤味の墨黒なんです。梅の枝ぶりがイイですよね。

じざいやの年末セールが始まりました。
店内 ほぼ10~60%引きになっております(一部除外品あり)
緊急事態宣言で お出掛け出来なかった着物ライフを
素敵な着物や帯でリベンジしてください。
きっと貴女の1枚が見つかります。
お待ちしております==

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雪輪にチャンチン染の帯コーデ。寒さ対策について。

すっかり冬の空気になりました。
ドウダンツツジが真っ赤で
街もクリスマスイルミネーションが華やかです。
夜が冷えるようになって猫が布団にもぐり込んできます。
寝返り打てずに朝、背中が痛いです。。
寒い朝は布団から出るのも嫌ですね。
着物は重ね着が基本で さらに足元まで覆ってしまう
ロングドレスのようなものですから
重なっている部分は 暖かいものです。
けれども 襟元、首筋、手首や足首、
洋服にはない身八口も開いていますから
その分部はどうしても冷たい空気に触れることになり
寒さを感じてしまいます。

寒さ対策として
まず首筋、首周りですが
外出の時はマフラーやストール、ショールが基本です。
羽織やコートの上から大きめのストール、ショールで
衿の上からすっぽりと羽織ってしまったり
短めのマフラーなどは襟元に巻いて
その上から羽織やコートを着てしまいます。
和装用である必要はありません。
お手持ちのものをいろいろとコーディネイトして楽しんでください。
紬や木綿などでごく気楽な外出やおうち着物でしたら
着物の下にタートルネックのセーターを着てしまえば
寒さ知らずです。

女性の場合、襦袢も着物も身八つ口が開いているので
腕がスースーしますね。
男性の着物や羽織りは 振りがないので温かいです。
ちょいとそこまで、でしたら
紬や木綿の上に旦那の羽織りを借用することも多いです。
自分の羽織りを着る時は 腕が寒いので
私はババシャツで腕をカバーしますが
袖口からババシャツが見えるのはカッコ悪いので
肘までの5分袖です。
そうなると外ではやはり肘から手先には寒さを感じてしまいます。
そんな時には 肘まですっぽり包んでくれる
ロング手袋があると便利です。
薄手のニットやベルベット素材などありますので
着物に合わせてコーディネイトも楽しめます。

しかしなんと言っても女性に大敵なのは足元の冷たさです。
冷え性の素でもあります。
白足袋に草履だとほとんど素足と変らない寒さですね。
シモヤケになっちゃいます。
ネル裏の足袋があると だいぶ暖かくなります。
普段着なら別珍の足袋がかなり暖かです。
他には足袋の上からポリエステルの足袋カバーや
様々な柄のタビックスを履いてしまうのも
楽しい保温術です。
草履は靴のように足を包んでくれませんから
爪皮を付けると指先が温かくて楽になります。
そして足元の上の脚には
スパッツや足首までの和装タイツ、
薄手のストッキングならその上から足袋を履けます。
夏に愛用した麻の股引をウールの股引にすれば腰周りまで暖かです。

ただし これらを着用すると素材によっては
静電気が起こりやすくなります。
静電気を予防するには 静電気防止加工もありますが
乾燥季には着るものだけでなく 自分の体も帯電しやすいのですから
まず手足にボディーローションを塗って
加湿し帯電しにくくしておくことです。
それでも静電気が起き易いようでしたら
静電気防止スプレーを襦袢の裏側から軽く一噴きしておきます。
それでだいぶ静電気を防げるはずです。

静電気防止には ゆっくり触ることと
ドアノブなどは 直接手で触らずに 電気を通し難い
革製品などで 触ってから手で触ると バチン!と来ないそうです。
私は あまり静電気体質ではないので 比較的大丈夫なんですけど・・・

寒い寒いと 閉じこもっていないで
せっかく 空気が綺麗な季節
年末年始の着物のお出かけを楽しんでください。

今日は雪輪の型小紋をご紹介します。

橋本さんのチャンチン染を乗せてみました。

可愛いですよねー
アネモネっぽいのや 水仙っぽいのが描かれていますが
季節は限定せず 盛夏以外のいつでもお召頂けます。
細かい市松の地紋が光沢を放ち、華やかながら品の良い帯です。
大島紬などの紬や 今回のように柔らかものにも。

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カラー診断の型によるコーディネート  タイプ別3点

日曜のカラー診断イベントで
ぞれぞれの自分の色の型を教えて貰えました。
私は ちょっとイレギュラーなタイプだったのですが
昨日、一昨日と色の勉強をさせて貰いました。
もっと深堀して身につけたいと思います。

そこで エアロ(空気のような)、アクア(水のような)、ソル(太陽のような)、の
3つの型にそって コーディネートをしてみました。
着物・帯・小物が それぞれ エアロはエアロの中から、
アクアはアクアの中から、というように組合せています。

まず、エアロ型のコーディネート。

士乎路紬にチャンチン染の帯です。
士乎路紬の横段の間隔が洒落てます。
着物・帯・小物全て エアロ型の色調から選びました。

こちらは エアロ型の組み合わせ。
着物は本塩沢に 紬地のチャンチン染帯
エアロ型の空気のような透明感が爽やかな組み合わせ。

最後はソル型のコーデです。

太目の縞の士乎路紬に 帯は紅型。
太陽のような、というソル型らしく明るく元気をくれるようなコーデです。

12月のじざいやは
12/10から31日 クリスマス&年末 2021年ありがとうセール開催です。
店内 10~60%OFFに。
営業は28日までで 27(月)と28(火)は営業します。
29日から1/1まで お休み頂きます。
2022年は1/2(日)が初売りになります。
よろしくお願いいたします

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この世に1つだけ、貴女のための帯。お誂えはこんな感じで進みます

貴女だけのオリジナル帯。
じざいやはお誂えも得意です。
プチお誂えとして オリジナルの紋や八掛、羽裏などから
帯、着物に至るまで~~~今回は お客様の愛犬の「空ちゃん」を
菜乃花さんの型絵染で半幅帯を染める、というお誂えのご依頼を頂きました。まず、空ちゃんのお写真を頂きます。
飼い主さんだからこそ、の愛らしいショットを集めてください。
写真の中から この子をお太鼓に、前柄に、垂れに。と一応配置を考えます。
同時に地色や背景に花や木を追加するなど考えていきます。
作家さんと相談しながら 下絵を描いてもらいます。

だいたいの色、配置が決まりましたら
下絵を描いてもらい 実際の寸法と照らし合わせながら調整していきます。

お客様と確認を繰り返しつつ貴女だけの帯(着物や八掛、羽裏など)が
出来上がっていきます。

作家さんや技法、作るものによって
工程には多少違いがありますが
世界で1つだけ、貴女のための1枚を一緒に作りませんか?
興味のある方は お気軽にお問合せ下さい。

 

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カラー診断と着物美人さん

昨日はカラー診断イベントで
沢山のご参加ありがとうございました。
ちょっと違う角度からのカラー診断ですが
自然界から配色を学ぶ、というコンセプトで
様々な植物を3つのグループに色分けして
自分がどのグループに属して どんな配色だと
綺麗に見えるか、という方法で 私も今勉強中です。配色の布や カラー版を使って
一番生き生きとした色目を探していきます。

着物でご来店下さった方も多くて嬉しい日でした。


上田紬に 伊藤若冲の白象の帯の MH様



藍絣のお着物に博多帯、お父様手づくりのサンタの帯留がポイントのI様

ブルーグレーの真綿紬に吉田美保子さんの半幅Wカルタ結びにしたYS様

色大島紬に岡本綾子さんの型絵染「石畳み」をお召の菜乃花さん。

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明日はカラー診断! チャンチンコーデその2.着物美人さんの帯留が可愛い!

明日はいよいよ カラー診断イベントです。
おかげ様で満席となりました。
四季に分ける方法ではなく エアロ・アクア・ソルの3つのグループに分類します。
自然界から色を教えてもらう、という方法です。
きっと楽しんで頂けると思います。
じざいやの着物や帯も3つのグループに仕分けしてもらいました。
私に似合う色は このグループなんだな、と感じて頂ければと思います。
もちろん、着物と帯のコーディネート、そして小物の使い方で変化しますので
その楽しさも体験して頂けると思います。
香山先生は 今日からじざいやにいらして下さって
ライトまで持参で 店内のライトの位置を変えたり、鏡を分解したり
皆様によりよく ご自分の色を分かって頂けるよう
奮闘してくださってます。
ご参加の方々は お楽しみになさってください~~
香山先生ご自作のリースを頂きました!

今日の着物美人さんはとっても素敵な小物遣いでした
お召に刺し子の帯なんですけど
帯回りが。
ミンクのぼんぼん! そしてえどいろさんの天使さん。
クリスマスが近づいていますね~昨日に引き続き チャンチン染帯のコーディネートです。
士乎路紬に 紬地のチャンチン染帯を乗せました。

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チャンチン帯のコーデ その1.チャンチンってなに?

さっむいですねー
そりゃ12月だから・・・。
温かい食べ物が嬉しい季節ですね。今夜は鍋かな。

京都からチャンチン染の帯が届きました。
3点ありますので 順にご紹介していきますね。

そもそもチャンチンってなんなの?というお話から。
チャンチン染めのチャンチンとは、
ロウケツ染の蝋を入れる器具のことです。
ジャワ更紗、バティックなどの名前で親しまれている染ものは
インド起源の更紗文様から発祥し
18世紀頃は貴族階級にのみ許された高級染物でした。
動植物や神話をモチーフにしたそれらの染は
インドネシアでチャンティンと呼ばれる蝋描きのための器具の開発により
細密にして優美、繊細な表現を可能にしました。
熱い蝋で点描をするのは根気の要る作業で点の粒を揃え、
密集させることに作家の力量が問われます。

これがチャンチンという器具です。

画像1

細い竹筒の先にポットと注ぎ口を付けた
チャンティンと呼ばれる器具を使った技法は
柔らかな線と精密な表現が可能な分とても手間隙のかかるものです。
インドネシアでは日本の友禅のように伸子で布を張ることをせず、
手の上で布を動かしながら蝋描きをするので火傷が絶えません。
松から得られる蝋を溶かして使います。
ポットの先端には注ぎ口があり、この太さを選ぶことにより、
力強い太線から繊細な細線まで表現は自由自在です
とても細い線が描けるチャンティンですが
一度にすくったポットの蝋で描けるのは20センチほどです。
1つの柄が描き上がるまでに
何百、何千回と蝋をすくっては描き進むのです。

抽象化された花や草木、動物などがモザイクのように組み合わさって、
独特の異国情緒を醸し出す更紗模様。

じざいやでお願いしているチャンチン染めは
京都にお住まいの橋本文子さんという女性の染色作家です。

インドネシアから取り寄せた蝋を使い、
チャンティンを使ったローケツ染めで、
更紗模様の着物や帯を創作しています。
橋本さんのモチーフは、
インドやインドネシアの、ある意味土俗的な力強い更紗とは一味違い、
女性らしい細やかで優美な雰囲気があります。
加えて、南国のような烈しさではない、
やわらかな日本の日差しのもとで映える、
透明感のある美しい色遣いも特徴の一つ。
インドネシアでは水質の悪さなどから渋い色目になってしまう色彩を
明るく澄んだ色とぼかしの多用で華やかで品のある作品に仕立てています。
その感を十分に生かした、さらりとしたコーディネートを
四季折々に楽しみたい作品たちです。

橋本さんのチャンティンは ここ数年で進化しています。
より細かく精密に。
上質なバティックならではの細やかな点描を日本の柔らかな色彩で。
年齢的にこの細かさが出来るのはあと何年か、と考えたら
今のうちに最高のものを残しておきたい、と思っているそうです。


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黄八丈コーデ2つと着物美人さん

昨日と打って変わって今日の風は冷たかったですねー
12月ですものね。

今日は仮縫とお誂えのお客様。
とても楽しい時間でした。
お誂えについては 明日改めてアップしますね。
貴女だけ、の帯を1からお作りいたします。

ご紹介するのは 山下さんの黄八丈です。
何度見ても美しい・・・

帯を2種類 乗せてみました。
まずは 染帯。
干支の虎さんです。
親子虎が可愛い・・・。
黄八丈は 何気に力があるので帯にもパワーがあるとイイですね。
子虎のじゃれる姿がなんて可愛い~~ 猫ですな。

もう1つはこちら。
帯屋捨松さんの九寸名古屋帯です。
普段、紬には金銀の入った帯をしない派の私ですが
黄八丈と一部の大島紬には 光ものの入った帯も合うと思っています。
生地の光沢感が金銀に負けませんし
ドレッシーさがあるのでお召しの場面によっては
とても相性が良いです。
とはいえ フォーマルにはなりませんけれど。

今日の着物美人さんは
羽織をお召になる前に撮らせて頂けばよかった~~
サンタさんの帯なんですよ。
遠方からご来店くださいましたRK様。

型絵染作家の菜乃花さん、ことNF様。
じざいやの チンアナゴやカメレオンなどを生み出してくれてます。
お誂え、承ります!

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帯締め帯揚げ半額デー期間延期しました。

今日は南風が強くて気温も20度まで上がって
単衣を着たいくらいでした。単衣しまちゃったから・・・本日 帯揚げ帯締め半額デー。
アップするのが遅くなってしまいましたので期間を延期しました。
カラー診断があるので その日も入れて
8日まで 帯締め帯揚げ半額&5000円均一になってます。
これからのシーズン 着物でお出かけが増えますから
新しい小物で差を付けちゃいましょう。

通販は BASE も STORES もセール価格になっています。
5日のカラー診断用に 無地系帯揚げを揃えました。
画像では色が分かりづらいかもしれませんので
店頭でご覧いただきますか メールにてお問合せください。


縮緬無地。
生地質が良いので ふっくら結べてシワになりません。

職巧織。地紋が大き目ではっきりしていて光沢のあるタイプです。


紋綸子。小柄の地紋が紬にも小紋にも使いやすいタイプです。

着物も各色。この中に貴女のお色がきっと見つかります。

noteに書いてる帯締めのことも お暇な時にお読みください。

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