2023年 1月 の投稿一覧

伊勢崎銘仙を羽織に。

今日から仕事始めの方も多かったのではないでしょうか。
お正月も一段落。
朝ごはんが お雑煮からパンになりました。
お正月肥りを解消しなくちゃ。。お正月、着物をお召になりましたか?
昔は お正月には子供たちはウールのアンサンブルを着せてもらって
近所で凧揚げや羽根つきをしたもんですけどね。
いや、私の時代は もう羽根つきじゃなくて
バトミントンをした記憶があります。

父は仕事から帰ると自宅ではウールの着物に兵児帯の人でした。
近頃はウールも見かけません。
見かけないといえば 銘仙もですが
年末に お客様と銘仙の話をしていたら
銘仙が1つ残っているのを思い出しました。

伊勢崎銘仙です。

白地に桜と菊が おにぎりみたいな囲みの中に咲いています。
周りに葉っぱがあるので 花in花のデザインなんでしょう。

このまま着ても可愛いですけど
(帯は紫濃淡に織り上げた単衣八寸帯
これ、羽織にすると可愛いです。
単衣の羽織にして 春・秋用に。

着物は 真綿の横段紬。 (初売りで40%OFF 118800円になっています)
帯は 相良刺繍の花兎八寸。(初売りで半額 70400円になってます)

この帯が 結構可愛いです。荒磯もあります。
花兎、と言いましたけど いわゆる有職紋様の花兎とはちょと違いますね。
もう一つは。。竹が入ってるのは解るのだけど
刺繍をした百亭工房の方に聞いても
先生の図案にあった、ということなので。うーん?
ここで ちょっと銘仙についての蘊蓄を。
長いので 興味のない方は飛ばしてくださいね。

銘仙は江戸時代の終わりごろに
養蚕農家の自家用着物がはじまりとされており、
このときはくず糸で織られるのが一般的で太織りと称されていました。
経糸の本数が多く緻密なので、
「目千」「目専」と表記されていたことから
「銘仙」になった、とも
明治20年ころから太織は「めいせん」の名前で販売されはじめ、
明治30年初期に東京三越で販売された際に、
「産地それぞれが責任を持って優良品を選んだ」との意味から
「銘撰」の字が当てられ、
その後に「撰」が「仙」に変わり「銘仙」となったともいわれます。

大正時代に解し織(ほぐし織)というテクニックが生み出されたことで、
銘仙の模様の表現の幅が広がりました。
解し織は、並べた経糸をそのまま仮織りして柄を型染めした後で、
仮織りに用いていた緯糸を抜き解し、
再び緯糸を通して織り直す技法です。
緯糸を解きながら織っていくので ほぐし織、です。
捺染絣の一種です。

解し織の登場により、柄や色使いが多種に増え人気を博していきます。
自家用の普段着から お洒落着、お散歩着として愛されていきました。

以前は日本全国のさまざまな場所で銘仙が織られていましたが、
現在ではほぼ足利・桐生・伊勢崎・秩父でわずかに生産されています。

足利銘仙 / 鮮明度の高い質感が特徴
足利は、昔から織物の産地として有名であり、
大正時代、技術の近代化を進めて織物産業で隆盛を誇りました。
昭和初期には有名画家のデザインが加わったことで斬新でモダンな図柄によって、
足利本銘仙を仕立て上げ、庶民の着物として生産高日本一の大ブームを起こしました。
その結果、日本橋の一流百貨店などで取り扱われるようになり、
銘仙黄金期に一頭地を抜く名声を獲得し隆盛を極めたのです。

 

伊勢崎銘仙 / 大きな草花模様、絣柄が得意
利根川の舟便に託されて江戸で人気の出た織物は
明治、大正にかけて銘仙と呼ばれ全国的に愛用されました。
伊勢崎銘仙の特徴は、絣柄の技法です。
「併用絣」と呼ばれる、経糸緯糸を同一の型紙で染めた絣糸を作り、
柄に合わせて織る技法を用いることで、
大胆で鮮やかな柄を表現したり、また色数の多い柄を織り出すことができました。
その後、手括りの絣、板締め絣、捺染絣などの
多種多様の絣糸の技法を駆使した絣模様を絹の風合いを生かした織物とし
昭和50年には伝統工芸品伊勢崎絣として指定され、
銘仙の楽しく美しい色柄を残しつつ、生地の風合い、強度を改良しました。

 

桐生銘仙 / 絣柄と小柄が特徴
生お召の産地である桐生銘仙はお召糸(強撚糸)を使用して
シボのある生地に織り上げられていました。

秩父銘仙 / 玉虫色に光る質感と縞模様
秩父地方の地形は山々に囲まれていることから稲作は難しく、養蚕業が盛んになりました。
野良着として生産された「太織(ふとおり)」と呼ばれる織物が生産され評判になり、
「鬼秩父」と呼ばれ庶民の普段着として普及していきます。
庶民に愛されると同時に、緻密で堅牢という織物の特質から武家にも重宝されるようになりました。
さらに、「太織」は「秩父銘仙」と呼ばれるようになり、
引き継がれた伝統と改良された技術により、
明治中期から昭和初期にかけておしゃれ着として広く普及し最盛期を迎えます。
1908年(明治41年)、
坂本宗太郎氏により特許取得された「解し捺染(ほぐしなつせん)」の技法が開発されると、
大胆でデザイン性のある柄が全国的に人気になりました。
秩父銘仙は平織りで裏表がないため、何度でも仕立て直しができ、
最後はオシメや雑巾までにまで使い回しができる織物として愛されたのです。

 

八王子銘仙 / 変わり織りが得意
カピタン織、という綾織のような地紋のある変わり織が特徴でした。
しかし現在、八王子銘仙の着物の話を聞くことがありません。
八王子織物は時代の変遷において、銘仙からウール織物に変わったそうです。

 

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初売りは8日まで~

お正月3日。
元町には 獅子舞が来ていました。
毎年恒例ですけど 以前より店が引っ込んだので
店の前を通ってくれなくなりました。
太鼓や笛の音は聞こえるので見に行ってきました。
子供たちは お獅子に頭を齧って貰って 半べその子もいましたね。
そーか まだ3日なんだ・・・
地元のバスがお正月ダイヤで どこの田舎か?って感じです。
明日からは平日ダイヤですって。
少しだけ 日の入りが遅くなって嬉しいけど
朝はまだ横浜の日に出は6時50分。
犬散歩の帰りに日の出を見ています。
今日の日の出。

パソコンに画像を取り込むのにSDカードを使っているのですが
今日 カードが取り出せなくなって 30分ほど格闘しました。
なんとか取り出せましたけど 焦った。。
画像は 福袋コーデの続きを1つ。

着物は山崎さんの茜染ホタル絞り。 10%お値引き中。
帯は 仕立上がりのダルメシアンの花(さくらこ命名)


福袋は 赤、です。

赤系の着物に小物も赤を持ってくる。
それも 同じトーンではなく 違う色味をあえて使うことで
同系色にあるがちな のっぺり感から
メリハリの効いたポイントになっていると思います。

今朝は3度、足元が寒くて 思わず足踏みしちゃいましたので
ほっこり暖かい紬のコーデも。
着物は仕立上がりの広瀬さんの手織りの中の手織り

明日も皆様のお越しをお待ちしております~

 

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福袋の小物でコーデ作ってみました。帯締帯揚げ半額は今夜23:59まで

お正月も2日目。
元町厳島神社で初詣。神棚のお札も新しく買いました。
なんとなく、清々しい。

今年の初詣では 着物姿の方を見かけませんでした。
地元駅と 石川町駅では 着物姿の方をお見掛けしましたけど
お天気も良いのに残念。。。
でも お正月に限らず 着物姿をお見掛けすることが多くった気がします。
特に若いかた。。。
お下がりや リサイクル品でも
日常に上手に取り入れて 着物を特別視しない世代が育っていて
ファッションとしての着物の進化が面白いです。

本日 帯締め帯揚げ半額デーです。
今晩23:59までですので 通販でご確認ください。
福袋にも小物がセットされています。
普段自分では選ばない帯揚げ帯締めも
福袋に入っていれば 使うしかないですよね?
お洒落に見えるようにセットしたつもりです。

福袋のセットを使ってコーデを作ってみました。
着物は 山崎世紀さんの草木染ホタル絞り
ホタル絞り、セールに出す予定ではありませんでしたが
せっかくのお正月ですから 期間限定でちょっとだけお安くしました。
訳アリ品も ちょっとだけですがお安くして40万切りました。

そんな山崎さんの着物と福袋のコラボコーデです。

山崎世紀さんの紫根染ホタル絞り に 福袋のベージュです。
帯は 仕立上がりの加藤富貴さん「春の気配
福袋に入ってる シルクニット半衿。今日私も使いましたが
コレ、いいです。
半衿と同じ幅で ニットなので伸縮してザクザク縫いつけやすいです。
針仕事が大嫌いで 塩瀬の半衿付けるのに30分かかる私が
15分かからずにできました。
そして温かい。首筋にちょっと当たる時に柔らかく温かいです。
今の季節にありがたいアイテムです。

訳アリ特価の月見草のホタル絞で。福袋は黒
ここでも シルクニット半衿がイイ仕事してくれてます。

帯は本田早苗さんの薔薇と猫。 (初売りセールで3割引き中)

福袋とコーデする着物or帯を一緒にお買上くださいましたら
更に 特典つけちゃいますよ~~
この福袋の小物の使い方は!?なんてご質問もお待ちしております。

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謹賀新年2023

2023年が始まりました。
コロナで いろいろ窮屈な日々を強いられた2年でしたが
今年は好きなことを出来る日々が戻ることを願ってやみません。

じざいやの初売りは恒例の2日から。


今年の福袋には 素敵なバックに可愛い和装小物を詰め合わせました。
限定5つ、もちろん選んで頂けます。
今年のコーデの役に立つこと間違いなし!
55000円ですが、中身は10万円以上ですから お得もバッチリです。
通販でも扱ってますので こちらからでもどうぞ。
今年はどんな1年になるのでしょう。
着物を通じて楽しいことが沢山の年にしたいです。
皆さんのお手伝いが出来るよう
頑張りますので よろしくお願いいたします。

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