小山さんの紬に捨松さんの帯 防虫剤のお話。

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もうすっかり初夏ですねー
綿麻探さなくちゃ・・・
洋服も着物もちょっと早めの衣替え。
じざいやのワークショップとして 防虫香作りを考えてますので
ちょっと防虫剤の話を。

桐の箪笥でも プラスチックの衣装ケースでも
その収納場所の素材には防虫や殺虫の能力はありません。
しかし 高密度で低湿度なら 虫は増えませんので
収納時に虫が居なければ 心配は少ないです。
しかし開け閉めの時に虫が入り込んだり
他の着物や小物に虫が付いている可能性を考えれば
防虫剤は有効です。

気をつけなくてはいけないのは
ナフタリンや防虫剤、時にはお香などから
発生するガスです。
防虫剤などは空気に触れてガスとなり、
そのガスが着物を包み込むことで虫を防ぎます。
しかし このガスが着物に使われている
金銀の箔や糸に触れると「ガス退色」と呼ばれる
化学変化を起こします。
金銀の色が変わってしまうのです。
また ガスは空気より重いので下へ下へと沈んで行く性質があります。
ですから 着物の上に置くと
ガスは着物の生地を突き抜けてしまい
その時に生地を傷めることになります。
時には たとう紙や風呂敷、帯芯も突き抜けるので
畳まれた上下同じ位置にシミや退色を起こすことがあります。
以前 お客様がシミ抜きを、と持って来られた帯は
良い匂いがするように、と上にお香を置いていたそうで
お香の置かれた位置が 畳まれた全ての同じ位置に連続して
帯芯も含めて丸いシミがついていました。
帯芯も替えることになってしまいました。
お香には油分の強いものものがあり
油シミになることもあるので これも要注意です。
防虫剤やお香による ガス退色やシミを防ぐには
金銀に反応しない 着物専用の防虫剤のみを使用し
置く場所は着物から離して
引き出しや箱の隅に置くようにしてください。

じざいやで作る防虫香は
防虫や防腐効果をもったスパイスを独自ブレンドで作ります。
ワークショップや いずれは販売も考えていますので
お楽しみに。

今日は長岡からのお客様と盛り上がってしまい
楽しい時間を頂きました。
着物以外のお話も楽しいので
気楽に遊びにいらしてください。
お茶とお菓子をご用意しております。

信州の小山さんの草木染紬に 捨松さんのスウェーデン裂紋

帯締めはビーズ

藤が満開です。あっという間に夏が来てしまいますね
冬ものしまう前に 夏の準備をしなくては。

 

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