羽織の歴史と美しさ(羽織に派手なし!)

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ブログの更新に時間が開いてしまいました。
決算書の間違えを税理士さんに指摘されて
訂正に時間がかかってしまって。
でも ようやく数字もあってあとは計算してもらうだけ。
今日は久しぶりに店に行かない定休日で
犬たちをシャンプーして乾かして
献血に行って 整体に行く、という自分時間です。

さて お約束の羽織の歴史など 羽織考です。

羽織は元々男性のもので
武将が着た陣羽織や
室町末期に小袖の上に着ていた胴服が原型とされています。
ですから 原則として、「羽織が礼装」なのは男性です。
江戸時代は「男のもの」と定められて、
女性は着ることを許されませんでした。

女性の羽織の歴史は 江戸時代の延享年間に
町人の女性が着始めて流行したものが始まりとされています。
女性羽織のことの起こりは「辰巳芸者」といわれています。
「辰巳」と言うのは江戸城から見ての方角で、
場所でいうなら「深川芸者」です。
下町の きっぷの良いお姐さんたちが
男勝りに羽織を着た姿が 江戸町人の心を捕らえたのです。
江戸時代に男女共に大流行となり
その時代で丈も様々、羽裏に凝ったりして
その贅沢さゆえに幕府が禁止令を出したほどです。

一時期は、道行などのコート類に押されて
羽織が少なくなっていましたが
現在 羽織としての主流は膝丈前後の長羽織です。
身長や柄、使う用途でバランスの良い丈を
見つけることが大切です。

かつては絵羽羽織や無地羽織に紋を入れて
小紋の上に羽織って格を上げる、ということもありましたが
現在ではほとんどしませんので
あくまでもお洒落で趣味性の高いコート、
カーディガンやジャケットの感じでお召しください。

羽織の美しさは
衿から肩、お太鼓の脹らみを通って
流れるラインの優雅さにあります。
着る方の身長や 柄の入り方、お好みで
長さはまちまちですが
エレガントに感じるには膝が隠れる長さが欲しいです。

ところで 帯は実年齢より10歳若い位のでよい、
羽織には歳はなし。と言います。
羽織は着物のように全身を覆いはませんので
着物だと 派手かな?くらいでも 着られてしまうものです。
逆に派手な着物を隠すのに大人しい羽織で
着物の面積を小さくする、という技もありです。

今日のじざいや推し羽織3点ご紹介です。

羽織に派手なし! 着物じゃちょっと躊躇う色柄も羽織なら大丈夫。
無地の着物も羽織も柄で楽しく。

着物が総柄の時など 無地っぽい羽織が便利です。
綾織のお召は しなやかで光沢もあり柔らかもの上にも上品です。

 

桜が散ったころから夏を通じて秋半ばまでの薄葉織。
温暖化で11月でも軽やかな装いが心に叶うことが多くなりました
薄羽織の出番が増えています。

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