ものすごい早い1年でした。
特に夏以降 私ごとで色々あったので
滝つぼに落ちるような勢いの日々でした。
我が家の愛犬愛猫の顔ぶれも変わってるし・・。
日本も総理が変わって
なにやら変化がありそうですね。
そんな中 気になっているのが
世界の生糸生産の80%を占めているのが中国だということです。
当然 日本への輸入も中国から多く来ています。
ほかには インド、ブラジル、ウズベキスタンなどが
主な生糸生産国です。
殊にブラジルは生産される生糸の半数が日本に送られてきます。
かつて日本は世界一の絹の品質と生産を誇っていたのに・・・。
昭和4年(1929年)には220万戸を超える養蚕農家と
40万トン近い繭を生産していましたが
去年(令和6年 2024年)には 養蚕農家134戸
繭の生産数 38トン。
生産者の平均年齢が72歳で40歳以下は片手以下です。
繭そのものも 着物になる以外
化粧品や食品へ回されるものが増えています。
菜乃花さんに帯を描いてもらおうと
帯の白生地を探すのですが
白生地の生産数も激減して 種類もなくなってしまいました。
300年の歴史を持つ京都丹後でも
昭和48年には920万反の白生地を織っていたのが
今や15万反です。
今の着物業界を見ると 15万反も?と思うかもしれませんが
ほとんどがインクジェット印刷の振袖などで
手描き友禅など手描きものには3%も使われないそうです。
丹後は 白生地の中でも紋織が多く
1000種類以上の文様の白生地が織られていましたが
現在は 100もないそうです。
光の加減で浮き上がる文様の上に
友禅や型染が陰影を伴って深みや立体感を感じさせる生地が
無くなってきているのです。
悲しい現実ですが
今から国内での養蚕農家や生糸の生産を増やすのは
難しいと思われます。
円高で輸入糸の値段は上がる一方ですし
中国からの糸が減ったりすると
着物は新しいものが作れなくなってしまいます。
着物絶滅を救うのは 着物の魅力を知らしめて
着る人を増やすことでしか出来ないと思います。
街で着物姿を見かけて
着物、いいな。着てみたいな、と思ってくれる人が増えて
着物姿が街に増えることを願ってやみません。
新入荷の2点を通販にアップしました。
ほぼ本塩沢ですが 生産地が隣の市なので(今塩沢市はなくて南魚沼市)
塩沢を名乗ることが出来ません。
本塩沢紬と同じ強撚糸を使った先染の紬お召です。
小さなシボがあり サラリとした風合いで単衣がお勧めです。
経絣なので 縦ラインの柄になり スッキリした柄ゆきです。
色柄爽やかで 春から単衣を着たくなりるので
単衣が欲しい方にお勧めです。



本日も、読んでいただき、ありがとうございました。
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