コーディネート
暖かいので薄物羽織。本塩沢に捨松帯。
日中 上着が要らない位に暖かかったです。
東北方面は 物凄い雪だそうで 申し訳ないです。
地震に続いての爆弾低気圧。どうぞ被害が出ませんように。
夜になって気温が下がってきましたが
昼間、ガラス戸の内側は眠くなるほどのポカポカ陽気。
コートじゃなくて ジャケットの人が多かったです。
花粉とコロナと砂ぼこりの三重苦。
マスクだとどれに反応してるのか分からないですけどね・・・
着物の羽織もそろそろ単衣ものでも。
桜が咲けば薄物羽織も出番になります。
昨日 無いない騒いだ画像は 「202102」のファイルに入れたつもりが
「202012」のファイルに入っていました。。。
本塩沢に捨松さん夏帯の6月9月コーデ。
捨松さんの粗紗の八寸は6~9月半ばまで使えますが
本塩沢が7,8月はNGなので・・
本塩沢単衣は連休前から6月いっぱい、秋は10月末まで
着てしまえますが
粗紗の帯は6月半ばから9月早々位までです。
なので この2つが出逢えるのはほんのひと時。
だからこそ、の楽しみです。
遠目にうっすらミントかかった水色に見える緑の蚊絣本塩沢。
元気を貰える 黄色にお花の咲く帯屋捨松粗紗八寸帯。
小物もガツン、と元気に効かせて。
羽織るのは ピンクのみじん格子の薄手の紬を単衣の羽織に仕立てて。
無地感覚の単衣羽織は カーディガン的な気楽な羽織もの。
塵除けとして、帯を守るために外出には羽織ものが欲しいですね。
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バレンタインコーデは天使と薔薇とチョコレート。& 今日の着物美人さん
今日も暖かかったですねー
元町は バレンタイン前日の大賑わいのようでした。
チョコレート専門店も何軒かありますし
ジュエリーショップも バレンタイン向けの商品を並べています。
お天気も良いし ウィンドーショッピングを楽しまれてるようでした。
じざいやもバレンタインコーデで 天使と薔薇とチョコレート。
天使の塩沢にチョコレート色の芽生え帯。
帯留にも えどいろさんの 薔薇で ゴージャスさアップ。
明日はもっと気温も上がるそう。さすがに単衣には早いけど 羽織ものを薄くしたくなりますね。
今日の着物美人さん。
更勝のお茶道具尽し更紗小紋に辛子色の帯のHN様。
大胆な更紗がとてもお似合いです。
お茶道具の1つ1つが細かくて見ていてとても楽しい更紗です。
短い2月は明日でもう折り返し。
去年の今頃は新店舗の内装工事と引っ越し準備や あれこれ忙しかったのでした。
もう1年になるんですねー 早かったなぁこの1年。
3/7で新店舗オープン1周年なので なにかしたかったのですが
緊急事態宣言が3/7までなので
解除になったら やりますねー
お披露目用の新作も作ってますので お楽しみに~~
緑の芝崎さんに山崎世紀さん紫根染帯。お雛様、出しました。
朝晩は冷えるけど 日中ポカポカ陽気の横浜です。 長いダウンコート要らないな・・・ 土筆が顔出して、もう春です。 お雛様を出しました。 じざいやのお雛様は 山口県の大内人形。 頂きものですが 毎年これを出すと 山口県出身のお客様を思い出します (お元気ですかー) 土筆が出てきましたよ。 今日のコーデは 新芽じゃなくて 春を待って冬を耐えた常緑樹の緑。 芝崎さんの座繰糸紬です。 緑の色は ロッグウッドとエンジュの重ね染です。 草木染で緑を出すのはなかなか難しいのです。 緑の葉っぱで染めてもほとんどは茶かグレーにしかなりません。 単品で緑になるのは 蓬や葛、タラの芽などですが どうしても灰味の緑になるので 黄色い染料と青系、青灰色を混ぜて緑を作ります。 2種類の染料を使うことで堅牢度も上がります。 帯は山崎世紀さんの紫根染。 ああ、どうして緑と紫の組合せが好きなんでしょ。 紫と黄色も好き、一番好きなのはピンクと若草だけど・・・ 緑と紫の洋服着てたら 二度見されちゃいそうですが 着物だと違和感なく収まってくれるから不思議。
黄八丈に梅の染帯 リアル松竹梅&富士山でおめでたい建国記念日
春待ち!本塩沢に浅倉広美さんの「ラムネ」帯
明るい時間が長くなって 1日がたっぷり使えるような気がしてきました。
実際24時間なのは 変わらないんですけど。
フキノトウが出ていて 梅が満開で 春は目の前です。
春を実感できれば 初夏は駆け足でやってきます。
単衣の季節の準備は今からでも早くはないですよ~~
去年 着れなかった分、今年は単衣も夏物も思いっきり楽しみたいですよね。
単衣と言えば、本塩沢。
サラリとした風合いは単衣のためにあるようなもの。
流水や唐草やトンボなどの 絣で柄になったものもありますが
じざいやの推しはいつも 蚊絣。
一番細かい蚊絣が織り上がって参りました。
この細かさを織れる織元も今はごく僅かです。
遠目には無地に見えるほどですが
地色と絣の色が相まって無地ようで無地でない、深みを生み出します。
今回は3パターン織ってもらいましたが
その中から 今日ご紹介は 薄いブルーグレー地に緑の絣。
なんか グレーの絣っぽく写ってしまいましたけど 実際は結構綺麗なグリーンです。
浅倉広美さんの刺し子織入り絣帯「ラムネ」を合わせました。
この帯も ラムネ、という名前のように爽やかで可愛くて 適度な張りがあって着姿が綺麗な帯です。
本塩沢はかつて塩沢お召と呼ばれていましたが
1976年にで「本塩沢」として伝統工芸品に指定されてからは 本塩沢が正式名称になりました。
強撚糸を使わず シボのないものが塩沢紬です。
このサラリとした風合いの正体は 粒々と立ち上がった沢山のシボ。 ではこのシボ、いったいなんでしょう?
シボのある生地は 他にも縮緬やお召し、紬や麻では縮があります。
これらの共通点は 強撚糸という強い撚りを掛けた糸を使って織られいること。
糸に撚りを強くかけると チリチリにちぢれてしまって 織ることが出来ません。
それを濡らして引き伸ばし、糊で固めて 緯糸とします。
織り上がったものを 湯のしにかけ 糊を落とすと 強撚糸の性質が蘇って縮み、 生地に皺を創るのですが
その皺がシボの正体です。
撚糸には 右回転の「右撚り」と左回転の「左撚り」があり、
どちらか一方だけ使って織り上げ、 糊落としをすると 不揃いで大きく縦に皺ができます。
小千谷縮、近江縮などの麻(苧麻)に多く用いられます。
右撚りと左撚りの強撚糸を 交互に織り込むことで 皺が細かくなります。
(結城縮みは 縮みと呼びますが織り方としては 御召と同じ様に交互に右撚り、左撚りの糸を織り込みます)
又、縮緬では 右撚りと左撚りを一越づつ、交互に織り込んだものが 「一越」と呼ばれ、
二越づつ織り込むと「二越」です。
越数が多いほどシボは荒くなり、 一番大きなシボのものは鬼縮緬とも呼ばれるどっしりとした冬の生地です。
一越は凹凸の少ないシボで浜縮緬など春秋や単衣にも使われます。
本塩沢やお召し、縮緬は濡れると強撚糸の縮もうとする性質がよみがえり 生地が縮みますので
雨に弱いとされています。
実際、私もガードをしていない単衣の本塩沢でゲリラ豪雨に出会い 歩きながら身丈が縮んでいく、という経験をしました。
防縮加工かガード加工を強く、お薦めします。
濡れて縮むという弱点さえなければ 本塩沢は本当に単衣の強い味方です。
温暖化が進む今 1枚持っていたい紬の1つです。
紫根染の経涌絞りにチャンチン染の帯で 小物交換コーデ3パターン作りました。
日に日に 日の出も早くなり、日の入りが遅くなってきました。
お出かけしたい週末ですねー
お洗濯もしたいし、犬も洗いたいっ
犬といえば すンごく可愛いパグの帯を織ってもらうことになりました。
織り上がりは3月下旬予定。 お楽しみに~~
今日も暇なので コーディネート遊び。
面白くて ついつい時間を忘れます。
小物をどんどん交換してコーデが変わる様子をYouTubeにあげたいのだけど
いかんせん、一人では難しくて。。。
その内 助っ人呼んでやりますから。
今のところは静止画像で。
着物と帯は固定で
山崎世紀さん紫根染経涌絞りに チャンチン染の名古屋帯です。
流れるような経涌のラインが優しいです。
反物を蛇腹に折り畳んでから縫い上げて紫根で染めて
解くと 内側は染料が入りきらずに滲んでいて そのぼかし具合が美しいです。
帯は 紬地に橋本さんのジャワ更紗の一種のチャンチン染。
こちらも唐草の柔らかいラインが優しい雰囲気です。 着
物も帯も紫がメインなので 小物で変化をつけてみます。
草木染の深い色味を損なわないよう、小物も蛍光色にならないもので。
紫と相性の良い黄色味のものの中から 帯揚げは肌色。帯締めは辛子色。
紫には緑も高相性。洋服ではやらないですけどね・・・
渋くなりすぎないよう、帯揚げに彩度の高い黄色も使っています。
いわゆる「足さない」、引き算のコーディネイト。
色数は着物と帯の中から。 明度、彩度を高くして寂しくならないように。
お好みのコーデがありましたででしょうか?
山崎世紀さんホタル絞りに湯本エリ子さん帯。 小物変化で3コーディネート。
蝋梅に続いて 白梅紅梅が咲き始めています。
夜 犬の散歩で梅の姿より先に その芳香に気が付きます。
2月になったんだなぁ=と実感するひと時です。
店の棚から こんな帯発見。遅かりし。 来年は1月のうちに紹介しなければ・・・・
豆まき、ですね。
十日の菊、という言葉はあるけど 5日の豆まき、はどうでしょう。
でも 結構まだ残ってますよね・・・食べきれないもの。
炒り豆、ご飯に炊きこむと美味しいですよ。
これは お太鼓部分。
前柄には赤鬼さんがいるのですが 赤鬼さんは じざいや公式LINEの 2月のクーポン画像になっています。
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このところ 頂きものが多くて 食べ続け・・・
春までに痩せたいのに! 食べなきゃ痩せますよねー
でも 美味しいものは無視できないし。
昨日まで、帯揚げ帯締め半額デーでした。
着物にとって 帯揚げ帯締めは チェックポイント。
本当に面積は小さいのに 目立つこと目立つこと。
ここを失敗して出かけると1日テンション下がりっぱなしになるという・・・
でも フォーマルでなければ 正解・不正解はありません。
生地や色に季節感はありますけど
着物や帯のように 季節の柄が描いてあってもほぼ見えることもないですし。
今日は 山崎世紀さんの月見草染のホタル絞りに
湯本エリ子さんの染帯「鳴子百合」です。
小物を変えて3つ コーデしてみました。 ぶら下がったような可憐な花で 先っぽがピンクに描かれていますが 実際の鳴子百合の花の先端は若草色です。
まぁ 葉っぱが黒や黄色、というのも無いですから
鳴子百合っぽい どこかのお花、ということで 季節を無視するのもありかと。(鳴子百合は4~5月に咲きます)
小物変化コーデ 3つ一気にいきます。
最初はスッキリ系。 若々しい 元気系 ちょっと可愛い系。 帯揚げの生地は 一応4月以降想定で縮緬ではなく サラリとしたシボのないものを選んでいます。 生地の質感を間違わなければ あとの色使いは好き・嫌い。 好みで選んでください。 紬なので 金銀使いは避けますが(そもそもじざいやに金銀入りの帯締め帯揚げがない) この頃は 紬にゴールド・シルバーも気にしないコーデが増えているようです。 あえて使っていると思われるコーデも。 洒落もので 好きで着ている分には、 同席の方に敬意を表するような格を重んじる場面でなければ、 好きで構わないと思います。 あーでもない、こーでもない、と悩んでいる時が一番楽しいかも。 その日の気分で ピタリ、とはまると すごくうれしい。 着物遊びの面白さにはまる瞬間ですね。