コーディネート

雨の日には木綿が良く似合う。芝崎さんの木綿にチャンチン染帯。

雨ですねー
こんな日は 木綿の単衣。
館山唐桟に型絵染の帯を着ています。
今日は インスタライブのお試しで2分ほど配信してみました。
間が取れなくて難しいですね
次回は もう少し内容を考えてちゃんとしたのを配信できるよう頑張ります=
シナリオ作った方がいいのかな?

呉服の日が近づいてきました。
お買得がいろいろですよ~
通販で お出かけしなくても買えます。
画像だけで分からないのは お気軽にお問合せください。
zoomでのご説明もいたします。
コーディネート相談なども受け付けております。

今日のコーデは 芝崎さんの藍木綿に チャンチンの帯で。


手織りの木綿の柔らかな風合いが身体に優しくフィットします。
絣もシンプルで街着として使いやすいです。
白と藍のコントラストに清潔感があって ちょっと小寒い雨のふる今時分にぴったりです。
帯は 紬のチャンチン染。
斜めの柄どりに動きがあって面白いです。
なんの花か分からないのも 春でも秋でも使えて嬉しいです。


お知らせを1つ。
今 巷で大人気のファスナー衿襦袢、き楽っく。
私の襦袢も もうずっと10年以上 き楽っくなのです。
半衿付けが嫌いなので。私が使い始めた時より すごい進化していて
特に新作の夏物が優れものなのです。
麻ではないのに 涼感素材で涼しくて洗えて。
そして半衿付けのストレスなし!

お袖と衿を自由に取り換えられるので
じざいやオリジナルのお袖を作ってカスタマイズできるようにします。


こんな替え袖を作ろうと思います。
そして 無地に型絵染もやりたいなーと。
じざいやオリジナル半衿の型を袖口や振りにワンポイントで。
楽しそうでしょ!? 楽しいですよ、絶対。

替え袖を作るのに1か月ほどかかるので
詳細は追ってアップしていきますね。
お楽しみに~~

呉服の日セール 夏物を中心にいろいろお買得に。

関東も梅雨入りしそうな空模様です。
大雨の地方の方 大丈夫でしょうか・・・
5月半ばで梅雨入りだなんて 本当にどうなってるのでしょう?
その分 夏も早く来るのかな。
梅雨が長いのも嫌ですけど 夏が長いのもなぁ。
秋が長ければいいのに。

呉服のひの5/29に イベントしようと思ったのですが
緊急事態宣言の今、無理にしなくても
明けてからの方が 参加頂きやすいかな、と思いまして。
6月に 半衿付けや採寸、お直し相談など
仕立士さんを交えての予約制相談会を開催したいと思います。
半衿が綺麗に付けられない、サイズが変わってマイサイズを測り直したい、
頂きものの着物を仕立直しや帯や羽織にリメイクしたい などなど・・・
お悩みごとのある方は ぜひ。
日程&詳細は後日改めまして。
こんな悩みがあるんだけど・・・のご相談はいつでも こちらからどうぞ。

ワクチン接種が始まって
この夏には 着物でお出かけを沢山楽しめるようになっていますように。
呉服の日に向けて 夏物を中心に
529の数字を入れたお買得品を沢山作りました。
特価品コーナー をご覧ください

セットなら お仕立代も半額に!

丸四角紬に パグ帯。 絶対お出かけが楽しくなりますよー

チェックの小千谷縮に 真向きの金魚。 夏まで待てませんねー。
この小千谷縮は透け感が少ないので6月からどうぞ。

ピンクのみじん格子 に 上田紬の八寸帯  セットで105800円(税込み)
セットなら仕立半額ですから 仕立上がり2点で(みじん格子は単衣仕立) 13万ポッキリです。

まだまだお買得がいっぱい!
通販も 実店舗も コロナ明けの着物生活を応援しています!

呉服の日特価で小千谷縮や綿麻が52900円!本綴が見られるのは来週まで!

蒸し暑くなってきましたね
梅雨が近づいているのでしょうか。
今年はきっと6月には夏物を着ています。
夏着物の準備は大丈夫ですか?

5/29の呉服の日
先行セールで まずは小千谷縮、綿麻、麻八寸などを
52900円均一で放出します。
今年の夏は 小千谷縮でお出かけしましょう。
コロナのワクチン接種も始まり 夏にはお出かけできるようになる、と信じて。

この夏、こんなコーデなら暑さも忘れられそう。

越後型の綿麻(52900円)に 麻の縞八寸(52900円

品綴れ展は23日まで。
しっとりとした風合いをぜひ お手に取って確かめてください。
本物の爪掻き綴れ、それも フォーマル系ではないものは
なかなかお目にかかれないと思います。
金銀の入らない爪掻き綴れは 紬に小紋に、単衣に袷にオールマイティです。
1本あれば 様々なシーンで活躍してくれます。
持ってて良かった、と思える帯です。
この機会に一生もの、と呼べる1本を
京都の職人により手かがり仕立でお仕立いたします。

こんな柄もございます。
本物の中の本物、見る価値触る価値ありです。
着物好きなら 知っておきたいですよね。

トルコ桔梗

 

うさぎ丸紋

帆船

 

輝洸

松葉菱

ぶどう唐草

まだまだ紬にピッタリな幾何学模様などいろいろございます~

綴帯の仕立方について。 コーデは芝崎さん・薔薇小紋・小紋に本綴れ

昨日は雨で小寒い感じでしたが
今日は朝から 蒸し暑いですねー
5月だけど袷なんか無理っ
でも もう5月も半ばなんですね・・・
コロナに振り回されて 何もしてない気がするのですが
日々の早いこと、恐ろしいほどです。

5月は 毎年恒例の5/29.呉服の日がやってきます。
今年は 529に合わせて
52900円、 152900円 252900円・・・・の
呉服の日特価を出します。
そして イベントやります!
予約制で
半衿付け実演&コロナでサイズが変わった!?マイサイズの採寸。
詳細は 日曜日にブログ、ライン、メールマガジンで配信いたします。
ご予定空けてお待ちください~

そして 今日の綴れコーデです。
金糸銀糸の入らないものは紬にも合わせられます。

芝崎さんのギンガムチェック熨斗目に 松葉菱の本綴れ。


今が旬!の薔薇の刺繍小紋には 雪輪うさぎの本綴帯。


雪輪から覗いてるうさこが可愛い~~~
 

小紋には 凝った幾何学模様の本綴れ。

この本綴れの帯の仕立ですが
八寸帯なので 芯を入れずにかがります。
その時に 本綴は密度が高く、針が通りにくいので
耳から内側2番目の経糸を引き抜いて 隙間を作り、
その隙間に針を針を通し、糸が見えないようにかがります。
かがる時の糸は耳から引き抜いたものを使ったり、別の糸こともありますが
普通の帯をかがる糸よりも太く丈夫な糸を使います。
手かがり仕立と言いますが
この仕立が出来る職人さんも少なくなりました。

昨日お話した 単帯の反端の「スカラ仕立」は
かつて綴れの最盛期には「スカラ屋」と呼ばれる スカラ仕立専門の職人さんが居たそうですが
今では その職人さんも途絶え、
綴れ織のメーカー社長が受け継いでいるのが唯一の技術になります。
反端を三つ折りにすると地厚の綴れはごろつきますので
単のまま、スッキリと綺麗に見えるスカラ仕立。
滅多にみることが出来ませんので 一度見にいらして下さい。
本物の綴れの 感触も覚えて頂きたいと思います。

 

 

フォーマルに使える唯一の八寸帯、本綴れ帯。復活した本綴れ単帯について。

本綴れ(爪掻き綴れ)。
まず、綴れ、という織り方があります。
綴れとは本来、織上がりの生地に
経糸(たていと)が見えない織りの組織のことで
織る時に 緯糸(よこいと)を反幅より長く使って織り込み
(具体的に言いますと 緯糸の杼を通すときに
斜めに飛ばして緯糸の長さを多くします)
筬で打ち込んだ時に余った緯糸が経糸の間で
折りたたまれるように経糸を覆い隠します。
その断面図がジグザグのつづれ折りの山道のようなので
つづれ織り、と呼ばれたものです。
ですから 爪掻綴れでなくても 無地の帯地でも綴れが存在します。

綴れで柄を織る時には
まず 柄の図案を経糸の下に置いて
その図の色彩の色ごとに 色の数だけ縫取杼という
小さな杼を用意します。
普通の織物のように 反物の耳から耳へと
緯糸を通すのではなく
例えば 白地に赤い花の柄でしたら
白糸の杼で赤い花の柄の始る部分まで通し
柄の始まりの分部から赤い花をはめ込むように
赤い糸の縫取杼で織り込みます。


花の部分が終われば まだ白糸で織ります。
柄によっては 一列の緯糸上に何色もの色が使われ
そのたびに縫取杼を持ち替えて織り進む
細かい作業です。
この細かい作業で こまかい柄を織るのに
爪先に刻みを入れて爪でかき寄せるので
爪掻綴れの名があります。

絣のように先に糸を染め分けて柄を織り出すのではなく
糸ごとに違う糸で織られるために
色と色の境目に接点がありません。
この部分に糸が渡らないための隙間ができ
それを「羽釣(はつり)」と呼びます。

本綴れは織る職人さんが糸を作ります。
色の指定はありますが 職人さん各々の感性で色糸を作ります。
その糸はかなり太く、しっかりしているので 本綴れは八寸でしっかり肉厚な地風に織り上がります。
帯の中で 唯一、八寸でもフォーマルに使えるとされています。(柄によります)
それは 正倉院宝物の中にも残された歴史ある織物であり、
手間暇のかかった重厚な織物だからです。

その中で 本綴れの単帯 は昭和30年代まで
夏の正装用の帯として使われていました。
どんなものかと言いますと 生地は透けない本綴れで
長さが袋帯寸法ですが 裏が付いていない「単」なので
二重太鼓でありながら 裏地のない一枚仕立の帯となります。

昭和の中ころまで 盛夏の清掃帯として「つづれ単帯」が普及していましたが
新しく「絽綴れ帯」が開発され、夏の帯として普及し始めたことにより、
単帯の使用頻度が低下して 平成に入るころには全く生産されなくなりました。

生産されなくなった大きな理由として
「つづれ単帯」は特殊な「スカラ仕立」で仕立てるのですが
「絽綴れ」の普及により 「スカラ仕立」を行える職人がいなくなってしまい
生産しても仕立てて完成させることができなくなってしまったのです。
また 単衣の時期の帯として 絽綴れや 絽名古屋帯、絽袋帯などが開発生産されるようになり
綴れ単衣帯の需要も薄れてしまったことも理由になりました。

このスカラ仕立を復活させたのが 本つづれ勝山の勝山氏です。
これが スカラ仕立。

長くなったので スカラ仕立てと本綴れの独特な仕立方は 明日のお話にいたしましょう。

単の袋帯、綴れ単帯が こちら。

帯を保護するために 文庫、と呼ばれる 紗の生地で覆っています。

コーデの画像は色が飛んでしまいましたけど
単衣時期にふさわしい 爽やかな淡いミントグリーン地です。
業平菱を金糸銀糸を使い仕上げた格調高い帯。
留袖まで使えるのですが じざいやには留袖も色留も訪問着すらなかったので
小紋に乗せてしまいました。

爪掻き綴の特徴は?

入院していたパソコンが戻ってきたのですが
何故だか まだ不調でして・・・
自宅から連れて来てるパソコンも だましだまし使っている状態で
更に ipadご昇天。
さてさて・・・

そんな中、爪掻き綴れ到着です。
爪掻き綴れ・・・本綴れ、とも言います。これもま絶滅危惧種です。
ほぼ中国産に押されて 国産は1割程度だと聞いています。
国産の本綴れの風合いはしなやかで締まりがいい。
中国産のは 段ボール紙みたいにガチガチか
逆にふにゃふにゃで締めにくいようです。

本物を触ってその感触を覚えてください。
1つ1つ手織りで その人の癖が出てしまうのも本綴れなので
織った人ごとに微妙に風合いが違います。
また 同じデザインを織っても 色の作り方は織る人に任されているので
出来上がりが微妙に異なるのも面白いです。

その本綴れ、
柄の色ごとに 小さな杼を使って織るのですが
経の色と色の堺には糸が渡らない、という特徴があります。
なので 色の境目には「はつり」と呼ばれる隙間ができるのです。
丁寧は仕事は その「はつり」に糸を掛けて隙間を繋ぐ手間をかけています。

白と緑、 緑と茶の 色と色の経部分に隙間があって そこを所々繋いでいるのが判ります。

また 本綴れは柄が裏表同じです。
ただし糸の処理を裏側でするので 裏には糸が飛び出しています。
万が一、お太鼓を汚してしまって 裏まで汚れが通っていない場合は
裏表を返して 裏に出ている糸を表側に引き出して
今までの裏を表として使うことが出来るのです。
これは 他の織にはない大きな特徴ですね。

他にも 経糸が見えない織り方、とか
いろいろ 綴れの蘊蓄はあるのですが
明日は 日本に一人しかいない、という
「スカラ」仕立について と 今はほとんどない「単帯」についてお話いたします。

どんな柄でも1つづつ織れるのが本綴れなので
こんなのもあります。

夏は来ぬ! 小千谷縮に捨松粗紗蝶々帯。

今日も朝からしっかり暑いです。
もう 犬がハァハァなので 朝散歩の時間を繰り上げなければ・・・

街の人たちも半袖が多くなってきました。
ノースリーブワンピの方も。
今からこれじゃぁ 真夏は何を着てるのでしょう・・・?

固まったままだった店のパソコンが
思いのほか早く直って今日 引き取りに行ってきます。
ipadも死にかけてるのだけど これはヨドバシでは診てくれないそうなので
しばらく放置です。放置したまま昇天しそうですが。

朝は雲が広がってましたけど 昼からはすっかり晴天。
夏には太陽に負けないビタミンカラーで暑さに打ち勝ちましょう。


元気カラーの小千谷縮は実はただの縞ではなく絣です。


経のラインが所々でかすれているのが判りますか?
染まっていない部分が絣になっています。
きっぱりとした縞ではないので 色は強くでも優しい雰囲気があります。

帯は捨松さんの粗紗。けっこう透けてます。

捨松さんの夏の定番ではありますが やっぱり可愛い。

地のところにも 何やら やわやわと波のような地紋があります。
そういうひと手間が嬉しいですね。

小物は

明日は 京都から本綴れ(爪掻き綴れ)が届きます。
週末、久し振りに 勝山さんの「本綴れ展」をいたします。
中国ものに押されて、すっかり少なくなってしまった国産の本物を見ていただきたい。
爪掻き綴れ、 予習はこちらから
綴れの「単帯」もご紹介します。
単、つまり裏のない帯ですが 太鼓裏を引き返さないので
帯端がそのまま垂れ先、手先になります。
独特の織り方で処理してあるのですが
その織りが出来るのも1軒だけになったとか・・・。
珍しいので 後学のためにも見にいらしてください。

これは 単じゃない爪掻き綴れ・。
爪掻き綴れは1本ずつ 織れますのでオリジナル柄や色変えも可能です。
ご相談ください。

 

 

捨松さんの重厚八寸を特価で。黄八丈と市松紬にコーデ。

連休が終わって なんだかポッカリ抜けてしまったようです。
しなくちゃいけないことがいっぱいあるのに
なんとなく手を付けかねていて。
そろそろ動画も始めなくちゃなー・・・
なんか こんなテーマの動画が観たい、などの御希望ございましたら
ご意見お待ちしております。
まずは 商品紹介や コーデの作り方。簡単ヘアアレンジとかやろうかと。。。

ぼーっとしてましたら 京都から帯が届きました。
問屋さんから掘り出し物で じざいやさん向きだから、と。

こちら。
帯屋捨松さんの モール糸使い八寸帯
イイです。すごくイイ。
地色が素敵なんです。 焦げ茶に紫を落とし込んだような・・・
ちょっと画像では再現しきれないのですが お洒落な色で
これは 捨松さんも相当こだわったな、というお色です。
そして 芭蕉の葉っぱのデザインが良いですね。
のびやかで躍動的。 色のトーンは落ち着いているので使いやすいです。
普段 税抜きで398000円(税込み437800円)のタイプを
1本限りですが 20万(税込み220,000円)で。
ちょっと季節先取り過ぎるけど 秋のお出掛けが待ち遠しいいです。

カッコいので ますは八百子さんの黄八丈に乗せてみました。

帯を見た瞬間から この組合わせがしたかったです。

でも もっとおとなしい紬にも ちゃんと寄り添ってくれます。
市松崩しの十日町紬に。

小物はこちら。

さくらこのコーデのまま セットでお買上げくださいましたら小物はプレゼント。
お仕立は半額のサービスをさせて頂きます。

ほら~~ いいでしょ~~~

ね。涎出ちゃう。
明日はじざいやに触りに行こう!

 

飼い主募集中。芝崎圭一さん格子に本田早苗さん薔薇猫帯。

連休明けて ちょっとぼーっとしてしまいます。
今日はお天気もぐずついて 元町も静かです。
こんな日は おうちでネット遊び。
じざいやに口コミ書いて下さると嬉しいです。
こちら からお願いいたします。

庭が草ぼうぼうになってまして 草むしりして腰が痛いです。
でも 大好きな八重のドクダミの蕾が膨らんできたので楽しみです。
今日は 梅ジュースも漬けました。
店の近くでは 早くも紫陽花が色づき始めました。
沖縄は梅雨入りしたそうですね。

春から夏へー
家の犬猫の抜け毛が凄いことになってます。
抜け毛の心配のない猫が じざいやにおります。
飼い主さん募集中。
崎圭一さんの草木染座繰り糸の格子紬
本田早苗さんの薔薇猫

背中に薔薇を背負った白い陶器の猫。
昔読んだ物語に出てきたのだけど どんな物語だったか思い出せなくて。
陶器の猫が 動きだして話始める物語。
物語の中身は忘れてしまいましたが 頭にずっとあったその猫をイメ―ジして描いて貰いました。
陶器から起き出して うーん・・・とのびしてるところ。
猫が伸びしてる、お尻のラインが好きです。

前には飛ぶ猫。動き出せてうれしいんです。

この帯は お太鼓裏に嬉しいサプライスが。

こっそり1匹隠れています。
こういう 人知れず、でも 気が付いて貰えたらすごく嬉しい、というのは
着物好きのツボですよね。
実は 手先の先、生地が長くてカットしてしまう部分にも
サービスカットの1匹がいます。
ティッシュケースくらい作れる分量です。

芝崎さんの生地は
芝崎さん独自の座繰り糸の艶やかさと 優しい草木染の格子。
地色はグレージュなので 刺し色はパステルでも幼くなく広い年齢層にお召頂けます。

小物はこちら。

明日からは 連休明け初めての週末。
連休中 やり残したこと、買い残したもの、ございませんか?
じざいやに行き損ねた、とか?
週末も 皆様のお越しをお待ちしております。

ホースヘアの帯を綿紅梅と塩沢に。小物遊びであれやこれや。

連休が終わりました。
今日から日常に戻られた方も多いことでしょう。
私は 連休休まず、でしたので 相変わらずです。
どこかで代休貰おうかなーと思ってます。

今日のご紹介は ホースヘアの帯。
職人さんが廃業してしまいましたので もう織られることのない帯です。
経糸に麻、緯糸に馬の尻尾を織り込んであります。
元々は帯ではなく 鎧の繋ぎめを馬の尻尾で結んでいたそうで
その技術を帯に活かせないか、と京都の帯問屋さんが思いつき
職人さんと四苦八苦の末 作り上げたものです。
経緯共に馬の尻尾にすると 硬すぎて帯としは不向きになります。
(バックや草履なら良いのですけど)
経糸を絹にしたり 木綿にしたり、配合を変えたり。
最終的に落ち着いたのが 今の形だそそうです。
張りがあり、軽く涼しいのですが 透け感はなく、
真冬以外の3シーズン、お楽しみ頂けます。
現在 じざいやにあるだけで、たぶん終了。
(どこかの小売店が古い在庫でお持ちの可能性は否定できませんが)

着はじめは 張りがあって少し硬く感じられると思いますが
絞めていると体温と湿気でやんわりと馴染んできます。
少し滑りやすいのですが
帯締めでキュっと絞めて頂くと軽くて薄いので安定します。

黒とベージュの片身変わり。半々ではなく1:2なのがミソです。


綿麻紅梅の越後型に合わせました。
粋でカッコいい系。

小物で変化させてみます。
じざいや的コーデ。ちょっと暑苦しかったか・・・
涼し気にするなら

水色が飛んでしまいましたけど 帯揚げ・帯締めをアイスブルーにしています。

塩沢に乗せてみます。

スッキリ。
小物を合わせます。
うーん。どうしても足し算になってしまう・・・
小物選びは 一番その人が出る気がします。
また 気分や体調までも小物が左右しますね。
着物って本当に面白いです。

ところで ただいま口コミ絶賛募集中です。
こちら からか
QRコードから 飛んで頂いても。

Gogleアカウントが必要なので お持ちの方はぜひぜひに。
お持ちでない方は・・・作って頂けるとさくらこがとても喜びます^^
何卒よろしくお願い申し上げます。