仕立て上がり

仕立上がり品追加&一部値下げ。

寒波が来てるそうで 今夜から気温が下がるそうです。
温かくしてお過ごす下さいね仕立上がり品たち、新規追加、および一部値下げしました。

追加分は

まずは 生紬地の紅型帯です。
デイゴの花が連なっていて可愛い。
生紬なので 春先から盛夏を外して秋、10月いっぱい位まで。


ディゴの花っていつ咲いてるの~~って
桜が終わった頃から初夏まで、まさに春の生紬シーズン。
そして剪定すると秋にも咲くそうです。
しかしまぁ、本土ではあまり見かけない花ですし
沖縄の染織品に関しては柄の季節感はほぼ無視してよろしいかと。
平気で麻に八重桜とか 縮緬に菖蒲とか染めてくるお国柄ですから。

2つ目は、初釜にも着たいぼかしの訪問着。
三つ紋が入ってますので(三つ巴)紋に頓着なさらない方・・・
紋の書き換えは1か所15000円ほどかかります。
家紋シールを貼ってしまうのが一番早くてお手軽ですね。
a〇azon で6枚3300円でした。

27500円、お安くしましたので お茶会のある方、ぜひ。
帯次第で いろいろ着る機会があるかと思います。

今日のコーデは 仕立上がり品から
お値下げした逸品2つのご紹介です。
永江さんの東郷織物・絣の綿薩摩 に 金子三八子丹波布帯

緑系の色って再現が難しいのですが
この綿薩摩・・・ 一言で言い表せないけど
とてもオシャレで味わい深い色なのです。
灰色と緑の中間のグラディエーション。。
綿薩摩ですから 手触りはサラサラ。
木綿のダイヤモンド、ですからね。
今は織られていない緯絣です。袷になっています。
そして丹波布。
金子三八子さんは 民芸の父、柳宗悦が骨董市で見出した丹波布のハギレを
復興させた 丹波布技術保存会の初代会の金子貫道氏の奥様です。
日本工芸会にも丹波布を出品して何回も入選入賞しています。
ほんの少し絹糸を織り込んで 軽くしなやかな丹波布。
今の保存会の丹波布とは 少し風合いが違い
ビックリするほど薄く柔らかく軽いです。
柳さんが骨董市で見つけた丹波布とは こんな布だったのでしょう。
木綿好きさんにはぜひ一度触って欲しいです。

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じざいやオリジナルのコートと大島紬。

冬の入り口になり さすがに何も羽織らずに出歩くのは
ちょっと憚れるようになりましたけど
このところの 日中20度に迫るような陽気だと
袷の羽織やコートだと暑いし邪魔です。
もう こんなに温暖化が進んで
羽織ものは 単衣でいいと思うのです。
真冬は その上にショールで首筋を覆えば
十分防寒になります。
建物や乗り物はエアコンが効いてますから
防寒が必要なのは
建物と建物、乗り物への移動中だけみたいなものですから。

11月でも 20度になるような日には
透け感少な目なら薄物コートでもよいと思います。
例えばこんな。

じざいやオリジナルのよろけ織道中着 です。
よろけ織の生地も 絵羽になった段模様の染めも じざいやのオリジナルです。
ちょっと透け感のあるこの よろけ織の生地は
織元が廃業してしまって もう織ることができません。

ほんのりの透け感が春先から紅葉までの 長い間使えます。
なんなら 今日だって このくらいの透け感なら許されるかも。
袷の着物に 羽織ものは軽く。
道中着なので 紐も可愛いく
1枚あると 本当に便利です。
色の綺麗さも自慢です。

じざいやオリジナルつながりで。
じざいやオリジナルの大島紬
帯も じざいやオリジナルで地色を染めて刺繍してもらった
刺繍の名古屋帯 です。

大島紬は 絣にすると 締め機という絣をくくる独自の機で
一度に16反分 絣を作ってしまいます。
つまり 同じ柄が最低16反作れてしまうのです。
でも じざいやだけで 同じ柄を16反は売切れません。
一応 猫柄を絣で作ろうとデザインまでは作ったのですが
断念しました。
そこで 縞なら5反ロッドで織ってくれる、とのことで
地色から縞の配色、間隔をじざいやオリジナルで作ったのが
この大島紬です。 もちろん手織り。
ピンクにグレイッシュなグリーンの縞。
緯糸も2色にして のっぺりしないよう気を配っています。
軽くて 雨にも強いので 春秋の雨の多い次期にも重宝です。

帯は ペパーミントグリーンにオレンジの刺繍、という個性派ですが
細かく粒の揃った相良刺繍が見事です。
グラデーションも美しい。。
この色は 泥の大島や白大島に合わせても映えます。
以前から ずっと言ってますが
緑は使える色ですから 1つ持ってると重宝するんですよー
貴女のタンスにぜひ1本。

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仕立上がりに「手織りの中の手おり」登場です

飯田紬の中でも独自の布を織っている広瀬さんを覚えていらっしゃるでしょうか?

触っただけで 心底癒される 魔法みたいな布です。
ふわっふわ ほわっほわ。 アンゴラうさぎみたい。
私も 全国を歩いて 各地の紬を触ってきていますが
この 広瀬さんの真綿紬は 触った瞬間心がとろけます。
説明はいらない。 ただ 触ってもらえれば良いのですが 画像では伝えきれません。

自ら 手おりの中の手織り と断言しています。
それだけの 自信は 手間暇に裏打ちされています

広瀬さんの工房には
広瀬さんご夫妻、熟練の70代、80代の織り手さんお二人がいらして
布を織っていますが、
織り上がって広瀬さんが糊落としに水を潜らせている時に
「あぁ本当に丁寧で優しい、着心地の良い、着るための布だ」と納得できたものだけが
「手織りの中のており」の証紙を貰えるのです。
ご本人でも この域に到達するのは至難だそうで
ひと月に1反とは出ないそうです。
さらに砧打ちをしているので しなやかで艶やか、ふっくらと軽いのが持ち味です。

広瀬さんが染めるときも糸をいじめずないので
どうしても濃い、強い色には染められません。
草木から出た色は、あわあわと境界があいまいで、何色、とは言い難いのですが
丁寧に染められた色は灰汁のない、澄んだ柔らかな色です。

梅、西洋茜、蘇芳 で染められているので ほんのりピンクベージュ。
片側三分の一で濃淡染め分けになっています。同じく仕立上がりの 百亭さんの刺繍帯を合わせてみました。
この帯も 相当いいです。
これほどの刺繍を出来る人はもういません。

百亭さんは 独自の日本刺繍を数多く編み出し
独特な糸の表現で魅了しました。

手織りの中の手織り、の寸法は
身丈 背から 4尺1寸
裄  1尺8寸
袖巾   9寸
袖丈 1尺3寸
袖付   6寸
前幅   7寸5
後幅   8寸0
褄下 2尺0寸5
繰越     5分
襦袢丈 3尺4寸0
羽織  2尺6寸0

 

仕立上がり品 そのほか
じざいやオリジナルの よろけ織ぼかし染道中着や
じざいやオリジナルのピンク縞の大島紬。
そして 内緒の品はパスワードページにアップしていますので
パスワードが知りたい方は
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横段紬に三村さんの仕立上がり緯吉野織帯

来週はもう12月なんですよ、ビックリですよね。
街は クリスマスとお正月で賑やかです。

昨日の寒い雨から 一転 今日は暖かく晴れた1日になりました。
なんだか 休みの日ばかり雨になって嫌ですねえ。

12月は11日に
クリスマスにもお正月にも使えるスワッグ作りのワークショップを開催します。
玄関やお部屋の壁を彩ってくれるスワッグ。
講師の方がお花屋さんでもあるので 上質な素材をご用意できます。
材料費込で参加費5500円です。
1時~ 14時半~ 16時~ 各1時間です。
ご参加 お待ちしております。

今日のコーデは
夕方の撮影で色の再現が出来てなくて申し訳ないのですが。。
横段絣に 仕立上がりの三村百合子さんの緯吉野織の帯です。

コチニールのピンクが効いていて 全体はロックウッドのチャコールグレー。
なんと全通で とにかく背負えば柄が出てくれる、というありがたい帯です。

まさにおとな可愛い。
甘めの紬をキリっとしめつつ、可愛さも忘れない。
吉野織の端正な顔も良いですね。
きっと 活躍してくれる帯になってくれます。


今日は この美しいルビーかかった(画像では再現できてないですぅ)
コチニールについて お話しましょう。

プレインカ帝国やインカ帝国の遺跡から
発掘される裂類に見られます。
コロンブスが新大陸を発見してから
メキシコはスペイン領となり 原住民のインディオ達が使う
美しいコチニールに目を付けたスペイン人が
貿易品としてヨーロッパに伝えました。
18世紀にメキシコの独立運動が盛んになると
スペイン人はコチニールを持ち帰りました。
カナリア群島の気候はコチニールに適したようで
現在ではこちらが産地として知られています。
南蛮貿易により日本に持ち込まれたコチニールは
猩猩緋(しょうじょうひ)や陣羽織の赤ラシャ等として
持てはやされたのです。

私は 赤系の染料のなかでコチニールが大好きで
作家さんにお願できる時には
コチニールを使ってください、とお願しています。
だって 可愛いですよね。

草木染、とはいいますが
草木ばかりではなく このようにカイガラムシや貝などの
動物染料もあります。
奥が深いですね

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仕立上がりみさやま紬に城間栄順さんの紅型帯。

今年最後の祝日なのに 冷たい雨でしたねー
店のこももちゃんが 裸で寒そうでしたので
塩沢紬を着てもらいました。
銘仙から仕立てたフレブル?帯に 秋草小紋の羽織で。
羽織紐は彩さんのつまみ細工で。

 

今日は仕立上がりが2点追加されました。
どちらも 未着用の美品です。単衣仕立のグレーのみさやま紬(山漆と栗染)に
城間栄順さんの生紬紅型帯 です。

地元の植物で丁寧に染められた みさやま紬は
絹の艶と草木染の柔らかな色合いが美しいです。
万能なグレーですが 山漆で染められているのが珍しいです。
(山漆を染めに使う人は ほかに知りません)帯は生紬なので 単衣にも袷にも。
真冬は避けたいところですが桜が咲く頃から紅葉位まで。

藍の濃淡と 小花にだけ使われたオレンジが効いてます。

通販BASE が11/25~27に10%OFFクーポンを配布します。
仕立上がりは STORESにアップしていますが
欲しいものがある方は 25~27日にBASEにアップしますので
ご連絡ください。

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秋山眞和 小石丸本藍染絣「天の海」声が出ちゃうほど軽いのです

冷たい雨の日曜になりましたね。
今夜は暖かいものが食べたいです。身体は冷えるけど 心が熱くなる着物をご紹介します。
秋山眞和作 小石丸糸、天然発酵藍染絣の着物「天の海」です。

宮崎県の綾手町に工房を構える秋山さんは
養蚕から天然灰汁建ての藍染、絣の括り、織りの全てを工房内で行っています。
その養蚕も 日本古来の原種のお蚕さんである「小石丸」を育てています。
皇居で皇后さまに育てられている、あの小石丸です。
蚕は 様々な法律で厳しく管理されていて(かつては世界に誇る絹の輸出国ですから)
小石丸の卵を手に入れるには 研究機関でなければならない、と 研究所を立ち上げたり
生繭売買法、という法律のための国家資格を取ったりと
様々な難関を乞えてようやく手にした小石丸なのです。
繭がとても小さく、通常の座繰り機では 糸が採れないため
座繰り機も開発したり・・・

とてもとても細い糸です
繊細な糸ですが 原種の繭の強さも持ち合わせていて
天然藍によく染まり 艶よく、糸の切れが少ないので織りやすい。
いかんせん 細いので織り進むのは遅いですが。。

小石丸の着物を持つと どなたもが「ふぁ!?」と声をあげられます。
本当に ビックリするほど軽いのです。
反物で400gほど、八掛より軽いと言われます。
袷に仕立てても 袷!?と思うほど薄く、軽いです。

そんな小石丸を
古代からのカシの木の灰を使った天然発酵の藍建てで染めた着物です。
20年ほど前に お客様と秋山さんの工房へお邪魔した時に
直接 秋山さんから手渡された着物。
その美しい絣は きらめく星空のようで
万葉集から「天の海」と名付けられています。
 
桐箱に入っております。色紙もあります。

画像では その艶やかさと 軽さをお伝えできないのが残念です。
帯を乗せてみました。

北村武資さんの 羅紋帛。 仕立上がり品です。値下げしました。
こちらも 北村さんの色紙付です。
小石丸とはいえ 藍の絣でカジュアル用途なので
いまい幸さんの 丸紋絣花織帯を。仕立上がり名古屋帯、未使用です
銀座和光の秋山さんの展示会では
400万からのお値段が付く小石丸本藍染の着物です。
仕立上がり未着用、しつけ付きとなります。
寸法は
身丈 背から 4尺2寸
裄  1尺7寸
袖巾   9寸
袖丈 1尺3寸
後幅 7寸7
前幅 6寸1
繰越   8分おとっときの一枚です。
見るだけ・・・触るだけ~でも どうぞ。

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藍泥大島紬に大庭の帯

10年近く使っていた財布のファスナーが引っ掛かるようになって
開け閉めがストレスなので 新しくしました。
今までのは 元町のキタムラのなので 直してくれると思うけど
さすがに くたびれて来てるから・・・
新しいのは 駅前のワゴンで
試作品とかで特価の291(税込み320)円でした!
猫だし。。。

右が今まで使ってた財布。 左が今日からの。
金運のいい財布とか 使い始める日、とかあるみたいですが
まぁ 出会ったタイミング、ということで。

今日のコーデは
藍泥の本場大島紬に 仕立上がりの大庭の帯です。

一目で 大庭、って判る、大庭らしい帯ですね。
菊と紅葉。今が旬ですよ~~
55000円、すぐ買って使いましょう!

重厚過ぎず 紬にも使える金銀の入らない袋帯です。

小物はこんな感じでコーデしてみました。
秋冬とはいえ 重くならないようにブルーグレーの帯揚げと
5色の細組紐の帯締めです。

藍染の大島紬が激減した今、貴重な1枚です。
細かい総絣の中に刷り込みで吹寄せ柄を織り出しています。
この吹寄せが よくある秋の吹寄せではなく
もちろん、紅葉や松葉の秋アイテムが主体なのですが
梅も入っていて 年明けからしばらく使えるのが嬉しいですね。

泥だけの暗い地色でもないので 軽やです。
そして もちろん、糸も染も良いので 薄くしなやかで軽いです。
大島の良さは この薄いしなやかさと 上品な光沢です。
袷にしても 本当に軽くて 身体が楽なのが分かります。
この歳になりますとねー とにかく見た目よりも身体が楽かどうか、で
着たい着物が変わるのですよ。
どんなに 見た目が好きだった着物でも
重くて捌きが悪いような 脱いだ時に疲労を感じるものは着たくなくなります。

小物はこんな感じ。
5色細紐の帯締めは 仕立上がり品をお買上下さった方にプレゼントの
ちょっと使用した帯締めです。
明日はお天気下り坂みたいですが
じざいやで 着物遊びしませんか?
23日の祭日も営業しております

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本場結城に祝嶺さんの首里花織帯コーデ

急に寒くなって 今朝は10度を切ってました。
いよいよ本格的に冬ですね。
富士山も雪景色になっていました。
結城の出番ですよ!

本場結城紬・・・
憧れだけど お値段高めなので おいそれ、すぐに、とは
手に入りずらいな、というイメージでしょうか。

仕立上がりで 本場結城紬が入荷してますので
ご紹介いたしますね。
100亀甲の刷り込み総絣。
古典的な七宝絣ですが 多色の刷り込み絣で
とても手間のかかった逸品です。
反物で128万円相当でしたが 仕立上がりで33万。
ほぼ未着用の美品です。


ふっくら柔らかな手引きの真綿はとても暖かいです。
祝嶺恭子さんの首里花織の帯を合わせました。

祝嶺さんの首里花織は 経のロートンを紬糸で多色に表現しています。
綾織の八掛が付いてます。
インスタをご覧になった、と着物好きのお仲間がご来店くださいました。
木綿がお好き、とのことで
今 じざいやにある
備後絣、出羽木綿、片貝木綿、会津木綿、綿薩摩、久留米絣、琉球美絣 などを
ご覧頂いて シマエナガやラッコの半衿を可愛い、とおっしゃって頂きました。
どうぞ お気軽に遊びにいらしてください

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秋には木綿が良く似合う

昨日はチンアナゴの日でもあったんでしたねー
うちのチンアナゴ帯たち、締めてもらえたかしら?

日中はまだ 日向が暖かくて
動くと汗ばむほどで 単衣の木綿が気持ちよいです。
近くの公園や街の街路樹の近くなどを探索するときに
樹々の中に 藍の木綿が良く似合います。
藍には いろんな効能がありますが
虫除け、毒消し、なんて効果もあって
コロナ除けにもなる!?

街歩きにも着たい ちょっとお洒落な藍木綿のご紹介です。

まずは 今は亡き、人間国宝・松枝玉記の久留米絣です。
孫の哲也さんも一昨年に亡くなり
奥様の小夜子さんと 子息の崇弘さんが引き継いでいます。

松枝家の特徴でもある 中藍の色も美しく、
経緯絣からなる白抜きが効果的です。
袷の仕立になっています。
帯は結城紬の格子の八寸を合わせてほっこりと。

もう一点は 琉球美絣。真栄城喜久江さんの作になります。
絹の駒上布の琉球美絣で名高い 真栄城興茂さんのお母様です。
琉球藍の深く美しい藍色のグラディエーションに
横段に配置された 絣がモダンで民芸調にならないのがカッコいいです。


こちらは 単衣の居敷当て付き。
丹波布の帯を合わせています。

着物でのお出かけが楽しい季節です。
仕立上がりなら 今日すぐお召頂けますよ。

これからも ポツポツ仕立上がりが入荷します。
広瀬さんの「手織りの中の手おり」や
ずりだし糸の登喜蔵さんの作品に興味のある方は
お問合せください。

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ふだんきもの じざいや
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定休日 月・火
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マニア必見!超レア自然布、ぜんまい、苧麻、丹波布。

陽が落ちると 一気に気温が下がって寒くなりますね。
日中だけのお出掛けは良いですけど
陽が落ちても外にいるようなお出掛けには
羽織がないと寒いです。
着物は首筋、手首、足首から風が入るので
そこを防寒すれば 胴体は重ね着で温かですからね。

今日のご紹介は マニアックな愛好家のいる自然布たち。
ぜんまい紬、苧麻、丹波布の八寸帯です。

まずはぜんまい紬
山形の諏訪好風さんの本藍染の糸を織り込んでいます。

ぜんまいの綿毛・・・お分かりでしょうか?
ぜんまいの頭を包んでいる 薄茶のほわほわした繊維です。
ぜんまいが育ち切る前の ほんの一時に採取できるものですが
集めても 集めても ほんの少しです。

昔は 村の女衆が総出で 綿毛摘みをしたそうです。
トラック一杯も摘んでも 洗ってゴミを除けば ほんの一山。
しかし 手間隙かけて摘んだ この綿毛には
防湿性、保湿性があり ウールのような風合いで
北国の寒さから身を守ってくれるのです。

太鼓裏の無地はこんな感じでぜんまい糸が入っています。
絹糸にぜんまいの綿毛を巻き付けたものを緯糸にして織り上げます。
ぜんまいの綿は繊維が短いので 少ししか巻きつけられません。


きちんと並ぶ菱形が松皮みたいですね。
地色と藍のコントラストが美しい八寸帯です。

続いては 苧麻の絣入り八寸帯
苧麻ですが 太い糸でしっかり織られていて透け感はほぼありません。
春単衣から夏を通じて秋単衣まで 長くお召頂けます。

苧麻と麻の違いを聞かれますが 上布(越後上布、八重山上布、宮古上布など)は
麻ではなく苧麻の糸を使って織られています。
苧麻と麻は 糸になると似ていますが
植物としては 麻が桑科の1年草なのに対し
苧麻は イラクサ科の多年草なのです。
苧麻は績む、という大変な労力を必要とする作業の末に
糸になります。1反分の糸を作るのに数ヶ月かかるのです。
その 手績みの苧麻を絣にして織り上げられた八寸帯です。
こちらも 諏訪好風さんの手織りです。

そして丹波布。今は亡き、金子三八子さんの作です。


丹波布とは
柳宗悦氏が京都の骨董市で発掘した木綿布で
途絶えてしまっていたものです。
金子三八子(かねこみやこ)さんは
昭和29年に発足した「丹波布復興保存会」(のちの丹波布技術保存会)の
初代会長で 臨済宗大燈寺住職であった 金子道士の奥さんです。
日本伝統工芸会で丹波布を出品して8回入選されています。
丹波布の特徴は日本の木綿を用い、草木染にして
糸の産地が近かったことから くず繭からずり出した糸を緯糸に混ぜていることです。
なので 木綿としても ごわごわと部厚いのではなく
優しい風合いになっています。
この帯も 木綿?と思うほどに軽く
糸の太さから想像するよりずっと柔らかいです。
イメージと違うので 触るとちょっとびっくりされるかもしれません。

この週末は ぜひ じざいやで
珍しい布を堪能しませんか?

ところで今日は1111.わんわんわんわん。ワンコの日。ポッキーの日でもありますが
我が家のバルト君、8歳の誕生日です。
おめでたいので花を添えてみました。

12/11は クリスマスにもお正月にも使えるスワッグ作りのワークショップ開催です。

1時間程度で作れます。
詳細は今週中にアップしますので 12/11(日)空けておいてくださいね