夏日にこそならなかったですが日差しが強くなった横浜です。
麻のお襦袢に館山唐桟の単衣を着ました。
薄手の木綿単衣がちょうどいい感じです。
暑がりさんなら もう綿麻を出しちゃいましょう。
濃いめの色なら問題ありません。
白地だとちょっと透けちゃうからもうちょっと我慢しましょう。
今日のコーデは 綿麻にシャリ感のある紬地の名古屋帯です。

青のグラデーションが美しい格子模様の綿麻です。
麻30綿70.
麻の涼しさに綿をプラスすることで 麻ほどの皺が出ず
広がり感も少なくて 着姿がスッキリします。
帯は オリジナルの唐獅子。錆朱バージョン。
張りのあるシャリっとした生地で 単衣に向いています。
もちろん、袷に締めても問題ありませんが。
最初のコーデ。
赤い帯締めを効かせたかったので帯揚げは大人しめです。

ちょっと派手だったかなーと思ったので もう1つ。

でも 地味にはならないですね、じざいやですから。

一昨日、着物でご来店くださいましたMH様。

大きな市松ですが色目がシックなので落ち着いた雰囲気ですね。ウールだそうです。
帯は 紫地にクジャクの羽根を描いた半幅帯。
薔薇の帯留で。

単衣の王道、
シャリ、っとした生紬は ほんのり透け感がありますが
抑えたトーンがシックな唐草模様。蜂も飛んでいます。



お太鼓全面にたっぷりの柄。斜めの動きが着物の市松と相互効果。
垂れから繋がる年度色の無地部分が安定感を醸します。
上に空間が出来て 青空が覗いてるみたいな抜け感が生まれました。


帯締めを換えて。

ダックス飼いの方、どうぞ~~




前の子はこんな子です。









紅花は黄色い花ですが 潰して発酵させた紅餅、という形にすると綺麗な赤を発色します。




いろんな着物に合わせられる帯ですが


ミニ額にしても良いし、小物を作っても。お好みの使い方でお楽しみ頂けます。
あけぼの繭を使った 米沢の草木染綾織紬です。




沖縄でお求めになられたという琉球絣に原田さんの紅型で沖縄コーデの MH様。



経のポツポツラインは 刺子織。
小桜組はピンクと水色のリバーシブル。
羽織を脱ぐ季節、帯留に目がいくようになりますね。