今すぐ着られる!夏の仕立上がり からむし、芭蕉布、など。

蒸し暑くて梅雨が近づいているのかなぁと思われます。
明日は雨になるらしいです。

5月の終わり、既に夏物が着たい気分になってきました。
そんな中 すぐにお召頂ける仕立上がりの夏ものが登場です。

まずは 憧れの上布の中から「からむし」です。
重要無形文化財の越後上布と同じ糸、同じ絣です。
福島県の昭和村で栽培、手績みされた糸が
新潟県の小千谷市で越後上布になるのです。
越後上布は地機ですが からむしは高機になります。
昭和村にも行きましたけど とにかく遠い!
二車線ないような国道の山道を延々と上った先でした。
そんなところからやって来た からむしです。

きびら(生平)と呼ばれる からむし(苧麻)そのままの色に
薄墨色で 十字と小花が並びます。
とても薄く、軽く、風を纏うかのような布です。

憧れの上布が 仕立上がりのお買得価格で
この夏 貴女の元に!
寸法は
身丈 4尺1寸5
裄  1尺7寸
袖丈 1尺3寸
袖巾 8寸5
前幅 6寸5
後幅 7寸8
繰越  7分お問合せください。ほかに 夏の憧れの芭蕉布、仕立上がりの帯も登場です。

ほかにも

関史子さんの帯 総絞りの羽織、など 仕立上がりでお買得に出しますので
お気軽にお問合せください。

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5/29は呉服の日!セールやら52900円やら529000円やら

今年もやってきました。ごふくの日。
毎年 5/29 が 529、ごふくの日です。
東京では 東京きものショーが開催されますが
じざいやでは 呉服の日セール。
今日から既に始まっています。
店内1割引きや 呉服にちなんで
52900円、529,000円などのお買得品を揃え
お仕立上がり品も値下げしました。

例えば これからが旬の小千谷縮、52900円です。


可愛く涼し気な小千谷縮、こちらから お求めいただけます。
この夏お召になりたい方は お仕立てもこちらから。
水通ししてご自宅で洗えるようにお仕立ていたします。

仕立上がりの夏帯を揃えれば この夏のお出掛けもばっちり。
仕立上がり 麻地紅型帯(原田重)
現在 切らない作り帯になっていますが ご希望で無料で普通の名古屋帯に戻します。
132,000円。お問合せください。

麻を花絽織にして紅型を染めたポイント柄の名古屋帯です。
単衣にもすぐにお使い頂けます。
50,000円 お問合せください。

人気のピンク読谷花織。
じざいやオリジナルのピンク地、絣入り読谷花織着物。
可愛い~~と人気ですが お値段が可愛くない・・・・と。
今回 呉服の日で 748,000円を 529,000円にお値下げ。

仕立上がりの柳晋哉さんの綾織市松織の帯を合わせて。
この帯も 柳さんらしい色と織で 万能帯になってくれます。
今なら大島紬などにもピッタリですね。
220,000円 お問合せください。

それにしても、日本の衣装なのにどうして呉服?と思われませんか?
着物を売ってる店を呉服屋と呼ぶ・・・  なんだか不思議ですよね。

呉服の呉は呉の国のことです。
呉とは 中国の揚子江以南の地方で  中国歴史上に2回、国家として現れます。
最初が2500年ほど前で日本は縄文時代です。
二度目はいわゆる 三国志の時代で3世紀後半です。
長い戦争の混乱から逃れるため、多くの呉国人が日本に渡ってきました。
日本書紀にあるには
猪名津彦命(いなつひこのみこと)が呉の国より
機織(はたおり)裁縫(たちぬい)の技術を日本に伝えるため
呉服(くれはとり)綾織(あやはとり)兄媛(えひめ)弟媛(おとひめ)の命を連れ帰り
日本に絹織物の技術が伝わったとされます。
この呉服(くれはとり)を祭った神社が  大阪の池田にある呉服(くれはとり)神社です。

つまり 呉服はくれはとり、と呼ばれていました。
くれ、は日暮れの暮れで中国が日の暮れる方角にあったためそう呼ばれ
はとり、は機織(はたおり)から転じた名称です。
そもそもは、呉服(くれはとり)とは絹織物の職人のことでした。
次第に くれはとり、が職人ではなく織られた絹織物そのものを指すようになり、
奈良時代に音読みのごふく、になりました。
日本古来の織物は倭の国の服で倭服であり
明治時代に洋服に対して和服と呼ばれるようになりました。

ですから本来 呉服とは絹織物のことです。
麻や木綿は太物、と呼ばれて区別されていました。
戦後 麻や木綿の需要が激減して太物だけではやっていけなくなり
呉服と太物の区別が消えていきました。
また呉服、という言葉はこの業界が好きな語呂合わせで
五福(長寿、財力、無病、徳、天命)に通じることも 好んで使われた理由とも言われています。

じざいやは絹も麻・木綿も扱っていますが呉服屋でも太物屋でもなく、
着るもの屋、でありたいと思っています。

今年のごふくの日は 日曜です。
どうぞ 着物でお出かけください。

着物でお出かけ・・・といえば。
おうち着物にも ちょい歩き着物にもお勧めの備後絣。
織元が休業から復活しました。
こだわりの絣を織る澁谷さんの備後絣をご紹介したく
7/1(金)~3(日)の3日間、澁谷さんをじざいやにお迎えします。
世界の絣の話、(シルクロードの他に絣ロードがあった、とか)
祈りと絣の話、技術的なことやその他もろもろ。
楽しいお話を聞きつつ
なんと 渋谷さんが自家焙煎した珈琲を持って来て下さるそうなので
じざいやで茶釜でお湯を沸かして
ひきたて、淹れたて、薫り高い珈琲をお出しします。

絣と珈琲の集い。
皆様のお越しをお待ちしております。
詳細は追って ブログ、ライン、サイトにアップいたしますので
お楽しみに~~

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日本茜の無地紬。

昨日の黄色い無地紬は 繭の色が黄色いものでしたけど
今日 ご紹介するのは 貴重な自生の日本茜で染めた糸で織られた紬です。

今は亡き、霜垣義三さんの茜染無地紬になります。
霜垣さん、最後の秘蔵品です。

生糸と手紡ぎ糸の交織です。
経緯真綿の紬のようにほこほこしていませんが
サラリと柔らかくほんのり光沢があります。霜垣さんが 地元の山から採取した茜の根っこ。

沢山の色が取れるほど太い根になるには何年も掛かります。
そして 葉や実と違い 根は一度採ってしまうと
その植物自体は再生できませんので 採りすぎは厳禁です。
植物の命そのままを貰う色なのです。

成長の遅いものほど染料の成分を多く含んでいると言われ
同じ植物でも栽培されたものより自生しているものが、
肥沃な土地のものより痩せた土地のものが
染料としての質が高いとされています。
自然破壊の進む昨今、
草木染の材料を手に入れることも難しくなっています。

茜も紫根も漢方薬に使われるほど強い成分をもっていますが
染めるのは気難しい染料で 温度管理がとても難しく
美しい色を出すにはとても手間ひまがかかります。
その貴重な茜をたっぷりと惜しげもなく使い糸を染め、織り上げました。
経緯 真綿糸を使うことが多かった霜垣さんですが

これは 生糸と手紡ぎの節のある糸を使っています。

無地なので コーデの幅も広いです。

仕立上がりの加藤富貴さんの眼鏡織の帯を合わせました。

こちらの帯は 塩沢紬の林宗平さんが染めた草木染の糸で織られています。

ようやく 着物でのお出かけも出来るようになりました。
美しい色をまとってお出掛けしませんか?

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黄金の繭から作られた黄金の白生地。

今日は立川先生の着付け教室でした。
生徒さんはお二人、二枠でのレッスンになりました。
月曜の生徒さん、募集中です~ お問合せください。

今日のお品物の紹介は 黄金の繭から織られた反物です。
ムガシルクやタッサーシルクも「黄金の繭」と呼ばれることがありますが
こちらは「黄金の繭」で登録商標された 群馬産の繭です。
繭も糸も黄色いので ジャンルとしては白生地です。
繭が黄金色!なので 黄金色の生地に織り上がっています。

見事な菜種色。菜の花みたいです。もしくは卵の黄身とか?
紅花の最初に出る黄色や 槐(えんじゅ・かいか)の黄色に近い
綺麗でクリアな黄色です。
一見 後染のように見えますが 繭が黄色い、ということは糸が黄色いので
経緯糸黄金の繭糸を使うとこのような見事な白生地?になるのです。


経糸には生糸。
緯糸には節のある紬糸も織り込んでありますのでのっぺりせず、表情があります。

ここで 繭についてのおさらいを。
普通、着物に使われる繭は白いです。白く改良されていますから。
野生では保護色となるように色の付いたものが当たり前です。
それらはカイコ(家で飼うから飼蚕(かいこ)に対して
ヤマコ(山蚕)とも呼ばれます。
有名なのが長野の薄緑の繭、天蚕ですね。
本来は養蚕される家蚕と違い、野生のものですが
長野県穂高の町で僅かながらに飼育されています。

飼育と言っても 家蚕のように室内に居るのではなく
餌となるクヌギやナラ、カシワなどの樹木ごとネットで囲って
(1本1本の木にネットをかけるのではなく
大きなビニールハウスをネットで作ってその中に木を植えている)
飼育しています。
1本の木で10匹ほどの幼虫を育てます。
野生なのだから勝手に葉っぱを食べて一人で繭になって
手間いらず・・・ではありません。
ネットを張るのは天敵の鳥や蜂から守るためですが
猿はネットの隙間から侵入、木を荒らします。
天蚕の幼虫は家蚕の幼虫の3,4倍の大きさに成長しますので
食欲も並みではありません。
1本の木の葉っぱを食べつくすと別の木へ移動して食べ続けます。
ところがこの移動の際に地面を這っていると
蟻にやられたり 日差しが強いと衰弱して
次の木に移る前に死んでしまう幼虫もいます。
ですから人間が手で移してやらなくてはなりません。
自然淘汰されていては飼育の意味がありませんから。
卵から孵化して繭を作るまでは目を放せないのです。
行動範囲が広い分、家蚕より手が掛かります。

家蚕は春秋の2回繭を作りますが(種類によって違いますが)
天蚕は7月半ば、年に一度だけ繭を作ります。
1軒の天蚕農家で出荷できる繭の数は現在2000個ほどです。
これは着物一反分にしかならない量なのです。
現在天蚕農家は6軒だそうですから
どれほど貴重かが知れると思います。
しかし 織り上がった反物は高価ですが
天蚕農家から出荷される繭の価格は労力に見合う金額ではありません。
家蚕の繭は重量で取引されますが 天蚕は粒単位で取引されます。
それでも一年で1反分の収入では後継者が出来ないのは
仕方ないことかもしれません。

幼虫は大きな天蚕ですが繭の大きさはあまり変わりなく
1つの繭から取れる糸は家蚕の900~1500メートルに対し
700メートルほどです。
家蚕よりセシリンに含まれる石灰やタンニンなどの不純物が多く
精練してもあまり目減りはしませんが
染まり難い性質を持っています。
風合いはとても柔らかく、光沢がありシワになり難い復元力があります。

貴重な糸ですから経糸緯糸100%天蚕、というものは
とても少なく 緯糸だけ、とか
家蚕の生糸の周りに天蚕糸を巻きつけたものを使用して
織られたものが多く見受けられます。

緑の天蚕以外にも
褐色の濃淡の与那国蚕(与那国島、インドネシア)
淡褐色の柞蚕(さくさん・中国、日本、インド)や
黄褐色のムガ蚕(インド)、
黄金の糸と呼ばれるクリキュラ(インドネシア)
などの野生の蚕から糸が取られています。

それぞれの蚕によって繭が違うように 糸質も違うので
その糸質にあった染め、織りを熟知していないと蚕は扱えないのです。

さて、この黄金の着物。
黄金の繭(登録商標になっています)から織られていますが
黄金の繭、と呼ばれるインドネシアのクリキュアではなく
群馬で改良された 正真正銘の国産の糸です。
ぐんま黄金、という平成13年に発表された比較的新しい糸です。
ぐんま黄金の黄金色は、セリシンに含まれるカロチノイドの色素で
桑の葉を食べた蚕が作り出した天然の色素です。
ぐんま黄金は、より高い抗酸化効果が期待されて化粧品にも使われています。

またこの蚕は飼育時期の温度が高い方が濃い黄金色になり、
春蚕は薄い黄金色に、秋に飼育される秋蚕は濃い黄金色の繭になります。
秋の繭だけを集めて織られたのが この美しい布です。

黄金の繭に 仕立上がりの伊藤峰子さんロートン織の帯を乗せてみました。
今日のレッスンの生徒さん。
お稽古3回目。絽の小紋に紗の名古屋帯のY様。
ふわふわと軽い薄物を上手に着こなせてらっしゃいました。
お洒落なコーディネイトのY様。
体型をカバーするための着付けを研究中。
でも 犬話で盛り上がってしまいました。

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夏じたく展in三渓園

3年ぶりの夏じたく展に行きました。
お天気が微妙で 何を着るか悩みましたけど
結局 館山唐桟に麻地のチャンチン染帯を。
麻の襦袢には 龍さん半衿と龍さん袖。

石川町で合流したお二人。
三渓園は緑が綺麗でした。

緑の崩し市松の紬に刺し子帯。ぼかし絵羽の薄コートの菜乃花さん。
久留米絣に紅型帯のK様。

現地でお会いしたお客様。
原田さんの琉球美かす里に岡本さんの型絵染帯。
夏じたく展のあと店にご来店下さった杜若さん。
芭蕉布の工房で学びあったという五人の染織家の方々のお話を聞ける
お話会にも参加してきました。
芭蕉布は、とんでもない手間暇の末に織り上がります。
その丁寧な手仕事を引き継いで
今はそれぞれの場所で それぞれの形のものづくりをされています。
その中のお一人、西川はるえさんにも久し振りにお会いして
新しい作品を拝見してきました。
イラクサを使った羅織つかいの帯。
とても西川さんらしい素敵な帯でした。
今は 喜如嘉を離れて活躍している方も多いのですが
沖縄で活躍されているお二人には
「糸芭蕉」の今、が知りたかったので 直接お話を伺えて
とても勉強になりました。

温暖化と共に環境も変化する中
糸芭蕉の北限が南へ移り
以前はいなかった虫が発生して糸芭蕉を食い荒らしたり
糸を採るのに適したのは
常夏の沖縄でも ちょっとだけ暑さにのやわらぐ
11月~1月ですが 温暖化で涼しい時期がずれて短くなって
糸採り作業の時期が減ってしまったこととか。
気候の変化が 色々な影響を生んでいることなど。

それでも 沖縄の染織は若い人たちが育っていて
他の地域の高齢化に比べて
力強く 未来を感じられることでした。

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おうち着物スタイル(備後絣+フリル半幅帯)

冷たい雨が降ってしまい 着物は袷には戻らないものの
襦袢をポリにしました。
明日は晴れるといいなー
三渓園の夏じたく展へ行きますので
店は13時からの営業とさせていただきます。
着物、夏物用意したけど 単衣かなー。

そんな天気の中でも お着物でご来店くださり
ほんとにありがたいことです。

備後から第二弾の反物が届きましたので
おうち着物の ニュースタイルのご提案です。
木綿に半幅・・・が定番とは思いますが
暮れにご紹介した シルクニットの半幅帯の新顔です。
半幅って気楽だけど 結構結ぶのが面倒、というか
なんか 長くて余りませんか?
チャッチャっと着たいのに なんかもたつく・・・
そんな悩みを解消してくれたのが
こちらの 短尺レースフリル付き半幅帯。

短くて 片ばさみや 浪人結びにベストサイズ!
フリルがついて ガーリー。
巻いて挟むだけ、というお手頃なのに 見た目は上等。
東京きものショーに出品されてますので
ご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんね。
備後絣にピッタリだと思って 取り扱いすることにいたしました。
まだ 現物は来てなんですけどね
備後に合わせて ご提案したいと思っています。その備後の第二弾より
面白いものをチョイスしてみました。

絵羽風。柄合わせ相談必須の木綿(笑)

こちらも お仕立て時にご相談が必要ですね。
衿と衽の出し方で仕立上がりの雰囲気が変わります。
浴衣・・・とまではいきませんが夏向きに薄手のもの。


こちらは 男性にもいける1尺1寸幅。
星田雪、は ほしでんせつ、と読みます。
織元の澁谷さん、めっぽうロマンチスト。
八寸帯で ちょっとお出掛けにも着られます。

そして今日の着物美人さんはお二人。
最初の美人さんは
ご自分でお仕立てされた「小袖」着物。
昔の和服の現物や文献などをたくさん研究されて今の時代に「小袖」を
広めていらっしゃる先生の元で
お仕立てを習われたそうです。


対丈で身幅ゆったり。衿元もゆったり、です。
着ていてとても楽ちん、なんだそう。
帯は シルクニットの角帯です。
小袖、ですから細帯で 締めつけずに着るのが身上。

もうお一人は遠方から。
芝崎さんの ロッグウッドの縞の着物で。

小寒い雨に日には 木綿や芝埼さんが味方になってくれますね。

それでは 明日は13時から、よろしくお願いいたします

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笠原博司さんの紫根染吉野格子着物。

暑くなりましたね~
麻襦袢に単衣の白大島、暑いです・・・
6月前に夏もの出してしまいそう。
還暦過ぎたら もう好き勝手してもいいかなぁ
(いや、まだ還暦前ですけどっ1年ありますけどっ)

明後日の22日、日曜日。
三渓園の夏じたく展に行きます。
芭蕉布工房で一緒に学んだ染織家さんたちが集まっての
「やんばる同窓会お話会」に参加させて頂きます。
ので、開店がちょっと遅くなるかもしれませんので
念のため 13時からの営業とさせていただきます。
当日、三渓園に行かれる方、さくらこを見かけましたら
お気軽にお声かけ下さい~~
たぶん・・夏物着てます。
ショートヘアのドスこい系おばちゃんです。

日曜までの限定で
笠原博司さんの 紫根染吉野格子の着物が来ています。
国画会の出品作です。
紫根は 笠原さんの工房のある宮城県加美町で採取された
国産のフレッシュなもの。
この頃の紫根は 漢方薬の乾燥したものがほとんどです。
かつては 福島県の川俣が紫根の産地として名高く
川俣紫根、として栽培されていました。
紫根染の染色技法は、染色のなかでも特殊で、大変な手間と労力がかかりため
高額であり、貴族の独占物とし、技法は秘伝となされたため普及せず、
明治になって化学染料の安価で手軽な技法の普及に伴い
いち早く姿を消した幻の染色技法でした。笠原さんの工房のある加美町には
「薬莱山」がそびえており、山容が富士山に似ていることから加美富士と呼ばれています。
その薬莱山や周辺の山などで薬用植物が自生する環境があり、
昔から医薬の守護、病難退散、寿福招幸の山として信仰されてきました。
その環境を生かし、薬用植物の産地化により農家所得向上につなげる目的で
薬用植物研究会が設立され、薬草栽培の研究調査を行っています。
そこで栽培された「紫」の根を使って染められた作品「胡蝶」です。

紫根の他、茜や桜、ヤマモモを使って染めた糸を
細かい吉野格子に織り上げて段模様の訪問着に仕上げてあります。


8枚綜絖・・・とおっしゃってたかな。
ともかく みるからに手間暇のかかった逸品です。

糸は沢山使われているのに とっても軽いんですよ!

先日 国展を観に国立新美術館まで行ったら休館日だったという・・・
この作品は 今年の出品ではないですが
観ることができてうれしいです。

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備後絣 第一弾到着。これは面白い!

綿麻を着始めたら 絹に戻れなくなってしまいました・・・
昨日のは 綿70麻30の綿麻でしたけど
今日のは50;50です。
今 手元の単衣が結構密度の高いものばかりで
本塩沢とかあれば良かったのだけど。
身幅が・・・・縮んだんですよ。ええ。縮だけに。
秋の単衣までには 絶対痩せてやるぅ、と誓ったのでした。

先日ちょっとご紹介しました備後絣。
第一弾が到着いたしました。どん!と24反。
まだこのあと 追加が20反ほど届くのですが
まずは 到着分のお披露目を。

どどん!
反幅が9寸3分~1尺5分までいろいろあり(この画僧のは9寸3分)
糸も夏向きに薄手のものから ちょい厚手までいろいろです。
既に糊抜きされていますので
風合いは このまま。ふっくらしています。
繊維の中まで しっかり染められているので 色落ちもありません。
もちろん、ご自宅で洗濯できます。
お値段は ほとんど3万円前後です。
(まだ登場してませんが 織元こだわりの秘蔵品でも6万くらい)

おうち着物、ワンマイル着物として
コロナ時代のご近所遊び着物に最適です。

この価格で 絣はこんなに凝ってます。
一部 ご紹介しますね。

上から2番目の紺地の小絣、緯絣と経緯絣の併用なんですよ。
手間ですよ、これ・・・ いいの?って感じです。
板チョコみたいな市松崩しも面白いし。

こちらは 沖縄絣風。
日本の絣の原点は 井上伝の久留米絣ですが
沖縄(琉球)は独自のずらし絣が別系統で存在していました。
身近な風物を絣柄に写し取った琉球の絣は庶民の生活の中で生まれました。
八重山ミンサーのいつよ(五つ四)までも・・・の絣もあります。
おうち着物だって 手抜きなし。

小絣も懐かしさと今のテイストを織り込んでいて
なんだか インベーダーゲームみたいにも見えたり(インベーダーは懐かしいカテゴリか?)
染料も一部インディゴを使用しています。男性にもお子様にも
柔らかな着心地で 初めての着物にお勧めです。
汚したって おうちでザブザブできますしね。
犬猫がいたって大丈夫。
スニーカーにも似合います。犬の散歩だって行けちゃいます。

日常の生活の延長にある着物。
着物を憧れの逸品にして 生活から遠ざける一方では
絶滅は免れません。
もちろん、憧れの着物、大好きです。
大事な時には美しく装いたいと思います。
でも 力の抜けた 毎日の暮らしの中では
こんな 優しい木綿も良いですよ。

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大人可愛い南風原花織帯とそろそろ夏じたく・・・

今日は今年初の綿麻を着ました。
だって横浜24度ですよ? もう一度で夏日ですよ・・・
お襦袢は当然麻ですし。

でも まだ単衣を楽しみきってないですから
まだまだ単衣も着ますよ~~
って 5月は「教本的」には袷の時期ですけどね・・・・。
もういい加減「教本」に振り回されるのは止めましょう。
そりゃ 必要な時もありますよ、礼を尽くす、という意味が必要な時とか。
でも 好きで着てるなら着物もファッション。
もっと自由に もっと気楽に楽しんで欲しいと思います。

今日のご紹介はコーデは2つ。
まずは単衣に。
綾織お召に 仕立上がりの南風原花織帯です。
このお召、じざいや的には おとなしいけど
それだからこそ、いろんなシーンで いろんな帯で着まわせます。
単衣にお勧めですが 単衣の羽織やコートでも。
この画像だと 更に地味目に写ってしまいましたが

実際はこんな爽やか系。

帯がまた大人可愛い南風原花織。
伝統ある首里や読谷とちがって比較的新しい産地の南風原は
デザインや色も自由で お値段は比較的お手頃、という嬉しい花織です。
琉球絣の産地である南風原は 絣の上手い織り手さんが多いのもいいですね。
この地域、苗字が大城さんが多くて クラスの半数以上大城さん、だとか。
なので 屋号で呼ばれたりしています。
それはさておき。
帯です。
陰が写ってしまいましたけど 地色は灰桜。
ピンクの花織が愛らしさを醸していますが 抹茶や薄藍のを絣で市松に配して
こだわりとセンスを感じさせます。
可愛いだけじゃない。春にも秋にも いろんな着物に活躍してくれる帯です。
仕立上がり未使用。お問合せください。

そして そろそろ夏じたく。
あ、22日の日曜は 三渓園の夏じたく展に行きますので
店の開店を13時からにさせて頂きます。
現地でお会いできる方もいらっしゃいそうですね。
さて。

ラベンダーストライプの小千谷縮。 お洒落です。
帯は ドローンワーク刺繍をしたホースヘアです。

馬の尻尾、ですから 張りがあって薄いです。
軽くて 風通しがよくて 夏の味方です。
でも 透け感少な目なので 単衣を着始めたら一緒に着始められます。
艶もあるので 古典柄じゃない小紋でも紬、木綿にも。
仕立上がり未使用、日本で、いや世界でも最後の1本です。
お買得に出しますので お問合せください。

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伊藤峰子さんの花倉織、ロートン織。着付けレッスンと着物でお出かけ

伊藤峰子さんの花倉織のお着物とロートン織の帯のご紹介です。
どちらも とても繊細で美しい織ものです。
そして 伊藤さんの色のセンスは
沖縄の中でも都会的です。ご出身が沖縄ではないので(大阪から東京へ)
本土で織られた着物や帯との親和性が高いのが嬉しいですね。
透明感のある色はご自宅の工房で染められます。
首里城を見下ろす伊藤さんの アトリエito には、猫が数匹いるんですよ。

今日ご紹介するのは 仕立上がりの伊藤峰子さんの着物と帯になります。
未着用品で すぐにお召頂けます。

こちらが花倉織のお着物。
薄い藤色に黄色とグリーンのライン。
その中に市松状態に花織と絽織が交互に織り出されるのが
花倉織の特徴です。
居敷当てを付けた単衣仕立です。今からがお召し時ですね。

花倉織。沖縄読みで「はなくらうい」と呼びます。

沖縄の染織の多くは 戦争で途絶えてしまい
戦後 多くの努力のに復元されました。

琉球王朝時代には 花倉織は
王族と上級士族が仕する時にのみ、とが許される
特別な織物でした。
琉球王朝時代の花倉織の裂は
日本民藝館に1点と ベルリン民族博物館に3点残るだけです。
全て藍地のものだそうです。

花倉織は 花織部分の浮織りと 絽の部分のもじり織りの
2つの異なる技法を1つの布の上に織り上げます。
それは 組織としても 技術としても
とても複雑で高度なものです。

 

その困難ゆえに 王族にのみ許された布としての
洗練された美しさを持つ花倉織。
現在は藍のみならず 沖縄の自然界の色を写し取ることで
さらに 美しく格調高い織物になりました。

チャンチン染の帯を合わせて。

 


こちらはロートン織の帯。
チョコレート色の中に エメラルドグリーンのロートン織です。
ものすごくお洒落。こちらも今からが旬。
ピンクや黄色の着物はもちろん、
水色や 緑にも良く合います。

ロートン織とは 吉野織と同じ組織になります。

地の部分は平織りで
真田紐のような組織を縞や格子に織り込んだものです。
平織りに交わる、真田織りの部分が厚みのある畝状となり、
立体感を持った独特の織物です。
(同じ組織でも 茶人、日野大納言輝資が愛蔵した名物茶入
「日野肩衝」の仕覆は日野間道とも呼ばれます。
日野間道は真田織が横段で 吉野間道は縦縞です)

 

間道、とは縞のことですから
吉野間道といえば 吉野の縞、
吉野格子、といえば 吉野の格子です。
では この吉野、というのは 吉野桜、などの地名の吉野ではなく
江戸時代に名を馳せた傾城、吉野太夫の名からきています。
吉野太夫が愛用していた打掛からの命名とされています。
その話は
江戸初期、島原で盛名をはせた吉野太夫は
容姿端麗、教養、遊芸に、並びなき傾城、とたたえられて
京の富豪、灰屋紹益は、吉野と一緒に暮らすようになります。
しかし、紹益の父は、吉野が、あまりに有名なので、
世の聞こえを憚り、息子を勘当してしいます。
ところが、ある日、この父親が、外出先で俄雨に合い、
とある寂れた家の軒先に佇んでいると、
美しい女性が、「お茶でもどうぞ」と誘います。
そこで、言われるままに上がってみると、侘び住まいながら、
きちんとしており、心のこもったもてなし振りに大いに感心しました。
そこで、「いったい彼女は、どう言う人か」と、尋ねたところ、
「彼女こそ、かっての吉野太夫だ」と判り、
息子の勘当を解き夫婦にした、というものです。

 

色や縞、格子の幅で
雰囲気がガラリと変るのも この織りの魅力の1つです。
ポップな色で市松風にしたり
同系色でシックに織り上げたり。
着物好きなら1本は欲しい織物です。

水色の無地紬に合わせて。

寸法、お値段お問合せください。

昨日は立川先生の着付けレッスンでした。
2回目とは思えない 綺麗な着姿です。

おばぁ様の藍の紬に アザミを織り出した名古屋帯のRY様。
ピシっと綺麗なラインは 立川先生の得意技。
教え方が丁寧で分かりやすので 着付け2回目でこの美しさ。

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