6月に何着る問題。単衣か夏物かその時半衿、小物は?

6月も10日を過ぎて蒸し暑いですね。
気温はそう高くもなく25度に届かないくらい。

6月は本来単衣の季節ではありますが
このところの温暖化で
透け感を抑えた夏物は着てよい。という風潮になってきました。
しかし実際のところ 気温の変化の激しい時期でもあり
何を着たらよいのやら・・・と悩ましいですね。

私は今日は麻襦袢に単衣の白大島、帯は花織の八寸でした。
半衿は塩瀬、帯揚げは楊柳です。
コレ↓

ちょっと蒸し暑くて 冷房いれました。

一昨日辺りの20度を切るような日でしたら 丁度良かったかも。
6月でも20度を切るような日は 気温的には4月並みですから
絹の単衣に薄手の帯。
例えば

十日町花織に 諸紙布の八寸 (特価になってます)です。

帯には透け感、というかザックリ、風通し良さそう感があってちょと涼し気。
着物はサラリ、と滑らかな風合いです。
この場合 小物は単衣用として
半衿は塩瀬か絽塩瀬、帯揚げは楊柳や絽縮緬が良いと思います。
6月の半衿は 塩瀬説と絽説があって
私はお茶の先生に習った塩瀬のことが多いですが
着物を 夏物にした場合は半衿は 絽、麻、帯揚げも半衿に準じます。
季節先取りは小物から、とも言われますので
6月早々に半衿を絽に交換する方もいらして
絽半衿に単衣の着物でも構わないと思います。

25度越えて30度にも手が届くような日は
もう単衣なんて着ていられないので 薄物に手が伸びます。
でも 白地や透け感の強い紗は避けて
色の濃いもの、そして お襦袢にも色物を着ます。
例えば

墨黒千鳥格子の小千谷縮に シナ布帯(仕立上がり)。
この場合は 半衿は
絽、麻、麻絽。帯揚げも絽、麻、麻絽を選びます。
墨黒小千谷縮  シナ布仕立上がり(お問合せください)
どちらも 風を通して涼しいです。

9月もまだ暑い時期には 透け感のない薄物を着てしまいますが
9月半ばになったら 半衿は絽ではなく楊柳や絽縮緬に。
前の季節をいつまでも引きずらないのが 粋、とされます。
目の詰まった絽ではない麻の半衿があれば
6月~9月いっぱい使えて洗えて便利です。

7/1~3の 備後絣と自家焙煎珈琲の集い。
ご参加 大募集中。
わいわい 楽しいトークになること間違いなしです。
気楽にご参加ください。

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温暖化時代の必需品。麻襦袢と小千谷縮

蒸し暑いですねー
日本の夏、ですから。
日本の夏に麻があって本当に良かったです。

麻の涼しさの秘密を解説します。

実は「麻」と呼ばれる植物は存在せず
リネンやラミー、ジュードなどと呼ばれるような植物の総称です。
また上布に使われれる苧麻は 麻と呼ばれるのとは別の植物です
麻、苧麻は触るだけで ひんやりと感じます。
綿や絹と違うのは その繊維の断面がドーナツ状になっていること。
それゆえの特性として
@水分の吸湿性・発熱性がもっとも早い。
@熱伝導率に優れているので暑さの発散性に優れている。
という点が挙げられます。
熱と湿気を奪う性質を持っているのです。
対する綿や絹は 保温、保湿の性質を持っていて温かいです。

日本の夏の強い味方となる性質といえますね。
こんな利点を持った麻、苧麻ですが
弱点としては
@折れジワがつく。
弾性が乏しいため通常の繊維よりシワになりやすいと言えます。
これは ストローを思い起こして頂いて、ストローを折り曲げると、
その部分は白くなってしまい  元に戻そうとしても戻りません。
それと同じで麻の繊維も一度深く折れしてしまうと
水を十分に含ませて伸ばしても なかなか元には戻りにくい性質をもっています。
しかし 着るたびに、そのシワも自然なシワになりますから 、
シワも味の内、と思ってください。

麻や苧麻はどうしても繊維に毛羽がありますので
ちくちく感を抑え 光沢と程よいシャリ感を出すために
繊維に糊付けをします。
産地によって こんにゃくや海草を使って糸を1本づつコーティングして
さらに涼しさをアップする工夫もされています。

6月も半ばころからは透け感の少ない、
濃いめの色の小千谷縮などに手が伸びます。
夏着物の涼しさをまだご存じない方は
今年こそ、麻の涼しさを体感ください。
びっくりするほど涼しくて 夏の着物っていいな、と思えるはずです。

まずは 麻のお襦袢、
単衣にも盛夏にもお召いただける
薄いクリームと 淡いピンクをご用意しました。



お求めはこちらから。

私はお襦袢はとっくに麻を着ています。
ファスナーで半衿を付け替えられるローズカラーの
きらっく襦袢が便利です。
反物からきらっく襦袢にお仕立すれば 替え袖も楽しめます。
じざいやオリジナルの替え袖は
振りや袖口に型絵染を施したりの特別仕様です。

濃いめのお色の小千谷縮は
色付麻襦袢を着て6月半ばから。
羽織や雨コートに仕立てるのも出番が多いです。

夏の支度を始めましょう

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備後絣のできるまで。動画あり。藍と木綿の関係について

備後絣・・・・機械織の木綿ではありますが
縞・格子ではなく しっかり絣柄で モノによって経緯絣にさえなっています。
数万円の木綿とは思えない その制作工程を動画で頂きました。

↓ ご覧ください。

どんな布が織り上がってくるのか、見たいですよね?
じざいやで ご覧いただけます。
只今 40反ほどじざいやの棚にございます。
一度に これだけの備後絣をご覧ただける機会はもう無いかも。
壮観ですよ。
7/1(金)~3(日)の3日間、
織元の澁谷さんが来店されて いろいろお話をしてくださいます。
澁谷さんこだわりの 自家焙煎コーヒーを飲みながら
絣の話、木綿の話、木綿のお手入れの話、珈琲の話?
そのた諸々、面白いお話を聞かせて頂けます。
7/1(金)13時~   15時~
7/2(土)13時~   15時~
7/3(日)13時~
美味しい珈琲とお茶菓子を用意してお待ちしております。
日時のご予約お願いいたします。

備後絣は基本が藍の木綿絣が基本なので
藍と木綿の関係について 復習しておきましょう。

天然藍の誕生は紀元前2000年。古代エジプトの時代と言われています。
藍が日本に伝来したのは、遠く飛鳥時代(538年~645年)の
およそ1400年前のことで、
「藍」は4000年の長い年月を経て、今に伝わっています。

藍染めの原料である蓼藍(たであい)が、中国から日本に来たのは室町時代です。
とりわけ阿波(徳島)吉野川流域は、
蓼藍の生育に適した肥沃な土地として栽培が進められ、
徳島藩に多くの富をもたらしました。
1585年、初代徳島藩主の蜂須賀家正が、蓼藍作りを保護奨励して、
徳島藩はもちろんのこと、その後全国に藍染めが広がりました。
明治8年にイギリスの化学者アトキンソンが来日した折、
「ジャパン・ブルー(日本の青)」を一番最初に提唱し賞賛しました。
また明治23年に来日したラフカディオ・ハーン(小泉八雲)も、
「この国日本は、神秘なブルーに満ちた国」と絶賛したのです。

そんな日本の藍ですが 現在は徳島の一部の農家で
細々と栽培、すくも作りが行われているだけになっています。
日本中の藍は ほとんどが徳島産なのです
(琉球藍は別の工程なので またの機会に)

日本の庶民に愛いされた藍は
生活体験の中からさまざまな効用が認められています。

1.薬用
藍の葉や種は ふぐ中毒の解毒に、また解熱用として感冒薬として使われました。
藍種・藍葉は、煎じて飲めば健康増進に良いと言われています。
助六が頭にに巻いているのが藍染めの布。
藍染には解熱、鎮痛の作用があるとされ、頭痛持ちのトレードマークでもあります。

2.防虫
藍で濃く染めた布や紙は虫を寄せつけないと言われ、
ヘビなども近寄らないために、野良着やモンペ、足袋など
仕事着に藍染めが用いられました。
あせもやかぶれ、皮膚病にも殺菌効果があり、
藍染めの下着や靴下が重宝されています。

3.消臭・保温
藍染めの下着を着ると汗臭さが無く、しかも温かい。
肌荒れを防ぎ、冷え性にも効果的と言えます。
むかし武士達は戦場に行くとき、下着は藍染めであったのも、
古来から藍の持つ効用のゆえであります。

4.生地を強くする
藍染めは糸を強くすると言われています。
昔の火消し装束、よろい、かぶとの紐、剣道着等に藍染めが用いられました。

合わせる佐々木さんの シルクニットも人気急上昇中です。
可愛いですからね~
半幅帯が苦手、と言うか馴染みがない、という方には
立川先生の半幅帯アレンジ講座を開催しようかな、とも思ってます
興味のある方 ご連絡を~~~

今日は紫陽花の花。犬散歩で貰いました。

麻のお襦袢と 小千谷縮用のお値ごろ帯が届く予定だったのだけど
届かないので たぶん・・・明日ご紹介できると思います。

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梅雨の日の着物。絣と半幅、雨草履で気楽にお出かけ。

今年の梅雨入りは 関西を飛ばしていきなり関東に来ちゃいましたけど
梅雨寒で 20度を切って4月下旬の気温だそうです。
袷に戻るわけにもいかず 厚めの単衣を着ています。
今朝は 我が家、ストーブ点いてましたもん。

梅雨寒の頃は
木綿が温かくて 雨にも強くてありがたいです。
雨の日の備後絣コーデ。

この絣、着物になると柄の出方が面白くて
ちょっとイイ感じです。
帯は佐々木さんのシルクニットで2コーデ。
足元は 雨草履です。
雨の日も 気分をあげてくれる綺麗色の帯はいいですね。

テンション上げ帯コーデをもう一つ。

にゃんこー

フェルト細工のトラ猫は アップリケでどこにでも付けられます。
今回 お太鼓下側に置きましたけど前に付けても可愛い。
垂れには・・・ちょっと大きいかな。
お時間頂けましたら黒猫とか ハチ割れ猫もお作りできます。
犬も・・・

この赤い十字絣も ちょっとレトロ感あって可愛いです。

7/1(金)~3(日)の3日間。
廣島から備後絣の織元メーカー
澁谷勝彦さんをお迎えしての
木綿絣談義&自家焙煎珈琲の集い?です。
中心価格帯が2~3万代。一番高くても6万代の絣の木綿です。
おうち着物に手頃なお値段と
この値段でいいの!?という 絣とデザインの高さが肝です。
中には草木染やインディゴを使ったものなど
こだわりのものも。

最盛期の昭和30年代には国内の絣木綿の7割を担っていたという備後絣。
当時は200軒以上の機元が300万反を超す量を織っていたそうです。
高度成長と共に高級志向化された呉服業界から取り残され、
現在は2軒のみになりました。
澁谷さんの絣に対する想い、絣のルーツやデザインへのこだわり、
神事と絣の関係など 面白いお話が盛沢山。

そして 澁谷さんのもう1つのこだわり、
自家焙煎珈琲をご持参くださいますので 美味しい珈琲をお出しします。

なんか 私の手持ちのコーヒーグッズはダメ出しされてしまいました。。。
道具もお持ちくださるそうです。
13時~ と 15時~ の2回、
美味しい珈琲と 絣談義と 木綿のお手入れ伝授など
楽しい時間をご一緒しませんか?

お茶菓子を考え中・・・
元町には ラムボール、っていう銘菓があるんですが
備後だから 岡山の「むらすずめ」ってお菓子が美味しいんですよ。
調べたらお取り寄せできるらしい。
どっちを食べたいです??
お茶菓子の数を確認がてら
どっちが食べたい~とか
この日に行きますよー とか
ご連絡いただけると嬉しいです。

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模様替えしました。

関東も梅雨入りしちゃいました。
うちの犬は雨が好きだけど 私は雨の中歩くのは嫌い。
部屋の中から見てるのは好きだけど。

今日は店のお片付け。
片付けられない女、なもんで
お客様をお迎えするにはちょっとな~な空間に成り下がってしまって。
旦那がいるころは 掃除魔なもんで
とにかく掃除ばっかしてましたけど
私は ホコリじゃ死なない、ってタイプで
使うものは手元に出しておきたい。
旦那は とにかくモノが出ているのが嫌で
見えない状態にしておきたい。
うちの店、品物すら出ていないので
はじめて来られたお客様には不思議がられちゃいますから。
ともかく モノが溢れてきたのでお片付け。
全部はできませんでしたけど
ちょっとは綺麗になりました。
片付いてないと運気も下がる、って言いますしね。
玄関の暖簾も 季節ものに取り換えました。
麻地に紫陽花。
チャンチン染の橋本さんに描いてもらいました。
本物の紫陽花も色づいて
梅雨が来たんだなぁと思います。

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備後絣とシルクニット帯でおうち着物が可愛い!

梅雨が近づいてきているようですね。
空気が湿っています。
近所の梅林の梅が青々と肥ってきました。
今年は梅仕事なし。去年の梅干し残ってるし。

昨日 ご紹介したコウジュササキさんのシルクニット半幅帯。
普通の半幅の長さ、380cmのタイプと
短い260cmタイプの2種類があります。
このシルクニット半幅帯を
備後絣にコーディネイトすると めっぽう可愛いのです。
ほら。

インベーダーゲーム(知らない?)みたいな備後絣に
苺ミルクみたいなシルクニット半幅帯。

琉球絣、といっても信じてもらえそうな備後絣に
万能クリーム色のシルクニット半幅帯。
板チョコみたいな 立体的に見える絣の備後絣に
ちょっと大人な藤色のシルクニット半幅帯。
半幅の両端に施されたレース編みのフリルが可愛いですよね。
帯結びが苦手な方も 短尺(260cm)なら
片ばさみや 浪人結びが 華やかに可愛くて手間いらず。
結ばずに挟む込んでるだけなので
おうち着物や 車の運転、ちょこっとお使いなどに
ササっと出来ちゃいます。


380cmあれば普通に 文庫やリボン結びなどのアレンジも自在。
張りのある生地なので ふんわり、よりカシっとした結び方が似合います。
とうきょうきものショーで売れてしまったので
現在 在庫が現品限りですが
色見本より ご注文で別注可能です。
帯幅や長さのリクエストも受付可能です。
お色はこちら。

その都度染めている段染めの糸なので
見本と全く同じには出来ないことをご了承の上ご注文ください。
また 端のフリルの柄ですが 現在は長尺で使用した模様のみになります。

透かしのレースが可愛いですね~

そして 備後絣がイイんですよ
織元の澁谷さんが とても面白いので
絣について、これからの木綿の生存について
自宅着物としての お手入れ(長持ちさせる糸を強化する糊付け方法など)を
毎日のようにメールでやりとりしています。
ぜひ 皆さんにも澁谷さんのお話を聞いてもらいたいです。
趣味人の澁谷さん、美味しい自家焙煎珈琲をご持参くださるそうです。
美味しい珈琲を飲みながらの 木綿談義、
7/1(金)~3(日)の3日間です。
日にちとだいたいの時間をご予約ください。
メールでも ラインでも お電話でも お待ちしております。

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いつかは・・・の上布は今が買い!可愛い半幅、イベントの話など。

このところ ちょっと寝不足でして
自宅に送るはずの軽いけど嵩張る荷物
(ティッシュとかトレペとかキッチンペーパーとタオルとか)が
何故か店に届きました。。。
送料無料になるように計算して買ってるのに
まさかここで送料発生とは・・・・凹む・・・・
今日はもう 早く寝てやる~~~

大きな段ボールを前に呆然としてたら
仕立屋さんが納品に来まして
ちょうど 仕立上がりのからむしを衣桁に掛けていて
仕立屋さん、ちょと からむしを触って
「あー この糸は良いですねぇ 近頃もうこんなイイのは出ませんよ」
ええ、ええ、そうでしょうとも。
ものすごくいいからむし織ですから。
越後上布と同じ糸です。
というか 昭和村なくしては 越後上布はありません。
大切に栽培され、丁寧に績まれて糸になった苧麻です。
キビラ、と呼ばれる 苧麻の色そのままの優しいベージュに
小花と十字絣が並んでいます。

この色なら 色付きのお襦袢で6月から着れちゃいますね。
お袖の中を覗いたところ。
着てないみたいに軽いです。身体の中を風が通り抜けるみたい。
いつかは上布・・・着物好きの憧れですね。
上布はお高い、というイメージがありますが
確かに 栽培から糸績み、絣作り、織り上げ、まで
1年以上が普通ですから。
そんな中でも 糸の良さが絶対のポイントです。
糸ありき。
糸の良さこそが 価値を決めます。
上布類は全て、生産数が激減していますが
糸績みの技術の低下が問題になっています。
以前なら 績む人の数もいたので
その中から 上手い人の糸を選んで良い糸はそれだけ高く出来るので
柄もたっぷりと絣を入れて 織るのが上手い人に織って貰えます。
今は 糸を選ぶほどの量が作れないもが現状です。
高くて質の悪い(悪い、って程でもないですが以前と比べて)のを買うなら
質の良い仕立上がりがお得だと思いません?
ただ リサイクルで怖いのは 保存状態です。
上布類の植物繊維は乾燥を嫌います。
絹とは反対の性質を持っているのです。
なので 乾燥しすぎた植物繊維は傷みやすく
仕立直そうとしたら 裂けたり折れたりすることがあります。
安くかった宮古上布が洗い張りしたとたん、崩壊したという話も聞きます。
きちんと保存されたお店からお求めください。
こちらの からむし織、さくらこが責任を持ってお勧めします。

この布の良さ、触るだけでも 経験してみる価値ありますよ。

とうきょうきものショーに出店されていたコウジュササキさんから
シルクニットの帯が届きました。
フリルが可愛い~~~
結ばなくてもササと形になる260cmの短尺と
普通の半幅帯の380cmの2タイプです。

きものショーで売れてしまいましたので 在庫が少なくなりましたが
色見本から お好みの長さ(幅も)で注文いただけます。
お値段は 短尺で47300円 長尺で55000円です。
そして このニット半幅が可愛く映える備後絣。
一度は休業されてましたが この度復活された澁谷産業さん。
その 澁谷さんをじざいやにお迎えして
木綿の、絣の、熱い話をしていただきます。
シルクロードならぬ 絣ロードの話や
神代の絣の話。絣のデザインの話。
そして木綿糸を強化する自宅で出来るお手入れ法など。
7/1(金)~3(日)の3日間(最終日は16時半で終了)
なんと 美味しい自家焙煎の珈琲をご持参下さるそうなので
美味しいお茶菓子もご用意しますね。
茶釜でお湯を沸かして珈琲入れますよぉ。
お楽しみに!
備後絣をお持ちの方は着て来て下さると嬉しいけど
ちょっと暑いか・・・・。
興味のある方は ご連絡ください~~
直前までで構いませんが ご予約ください。
お茶菓子の数、確認必要なんで。そして今月中には 悉皆関係のご相談&実演会を予定しています。
お手入れ相談、自分で出来る簡単しみ抜き。
自宅で着物にアイロンをかける方法など。
すぐに役立つ情報を目の前でご覧いただきます。
近日中に日程発表いたします。

昨日の着物美人さん。
25度近くて 小千谷縮。下には濃い紫の麻襦袢。
お襦袢に色の濃いものを着ることで
透け感はほぼ消滅。私、一見判りませんでした。
綿麻かと思ってしまった・・・・

グレーみじん格子の小千谷縮に 紬絽の型絵染帯。

帯留はオオハシ。透かしになっていて可愛いかったです。

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夏素材の使い分け、見分け方。

今日は あちこちヒョウが降ったりの不安定なお天気でしたね。

5月は単衣がデフォルトになってきましたけど
6月にはもう、夏物に手が伸びそうです。
一口に夏もの、と言っても 素材や織り方がいろいろ過ぎて
何に何を合わせればいいのやら・・・
自分が持っているものが なになのか分からなくなってる場合も。
本格的な夏になる前に おさらいしておきましょう。

夏の着物の魅力は なんと言っても涼感あふれる素材感にあります。
透かしの入った絽や紗の染物や
強捻糸を使ってシャリ感を出した夏大島や夏塩沢などの夏紬。
麻や麻と綿の交織や
綿でも違う太さの糸を織り込んで  凹凸をつけた紅梅生地など
バリエーションの豊富さも楽しみです。

しかし 種類の多さが  いつ、どれを どこに着れば良いのか?という
悩みの元でもあります。
6~9月の4ヶ月の間に単衣の時期と盛夏用の時期があり
(4~10月も単衣とすれば7ヶ月ですが)
夏にしかない素材も多種多様なのですから  悩ましいのも当然です。

格付けで言えば
単衣のフォーマルは絽縮緬、絽などの絹の夏用白生地に訪問着や付下げ、
色無地などを染めたものになります。(紗は盛夏用の生地になります)
その次が 夏牛首や夏大島等、夏紬の後染のもの。
縞や絣の夏紬(絹織物)と続き  麻織物、最後に木綿になります。
上布はかつては友禅や刺繍もされて御姫様の夏の衣装でもありましたが
現在ではあくまでも上等なお洒落着です。

@夏の着物 柔らかもの編
絽縮緬・・・6,9月の単衣の時期の絽織り。生産激減。


絽・・・絽目の間隔によって 二本絽 三本絽 五本絽などがあり、
間隔の狭いものほど透け感が高く盛夏向きになります。
一般的な緯絽と 経に隙間のある経絽とあります。

紗・・・捩りを入れた織り方で全体に透け感があります

@夏の着物 紬編
生紬・・・生糸についているセシリンという成分を残して精錬しシャリ感のある生地に織り上げたもの。
透け感によって単衣~夏に着用します。

夏紬・・・各地方で織られている産地紬を撚りを掛けた糸で織り上げたもの。絹上布、や 絹芭蕉などと呼ばれるものもあります。
夏琉球絣、夏大島紬、夏黄八丈、明石縮みなど。

麻もの、上布・・・ 手績み苧麻で織られた上布各種。
上布についてはここ

ラミー糸を使った 小千谷縮、近江上布など。

帯はさらに素材や織方が増え
どの着物に どの帯を いつ合わせてたらいいのか迷います。

金銀の入らない洒落物限定で仕分けてみました。

@シナ布、藤布などの自然布。
使用時期は初夏の単衣~秋の単衣まで。
今の時期にはもう締められます。
元々は一年中使われていた素材ですが
現在では そのザックリとした風合いが冬にそぐわないとされています。
柔らか物には合わせず 夏紬以下の格のものに。

@綴れ、絽つづれ。
綴れ織り、という織方に格があり、柄も金銀の入った格調高いものがものが多いので本来は柔らか物向きです。 後染の夏紬や夏お召、無地の夏紬などには合います。

 

 

 

 

 

 

 

 

@羅。
複雑で精緻な織りが魅力です。袋帯や後染にされたフォーマル用ものもあります羅の織りだけで表現された無地の八寸は フォーマルから上布までオールマイティに使え1本あると便利です。

羅(もじり織り)で柄を織り出された八寸は カジュアル用として
夏紬~麻の着物にも。

@絽や紗の後染め
絽は生地が薄く九寸になるので八寸の紗より格が高くなります。
光沢のある絽織りは柔らかもの向きですが
生紬や紬地、変り織りのものは 夏紬や麻にも。
織りの帯にはない柔らかさが 夏きものの硬さやハリを和らげてくれます。
染の技法も友禅、無線友禅、ロウケツなど 様々な表情を見せてくれますので
帯を主役にしたコーディネイトも楽しめます。

@博多帯
夏の紗献上は7,8月限定ですが、透けない、普通の博多献上は一年中使えます。小紋から浴衣までOKです。

ザっと書いただけでも結構種類ありますので
最初のころは見分けるだけでも苦労するかと思いますが
分かるようになると
夏着物こそが楽しい、という夏フェチの方も多いです。
今年の夏は ぜひ 夏きものをお楽しみください。

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夏素材のおさらいその1。紗・羅・絽

着物好きさんの中には 夏物が特に好き、という
夏ものファンの方が少なくありません。
夏着物の儚げに透ける風情や
涼やかな透明感は 美しいですものね。
しかし 夏物は素材や織り方で種類が多く
いつ、何を組み合わせれば良いのか悩ましく感じることも多いのが
実情です。
夏着物、夏帯の種類について
日を分けて説明していこうと思います。

まずは 織り方の中から「紗」と「羅」と「絽」です。

どれも、織るときに糸をからめて 隙間を作った織物です。
からめることを「捩る(もじる)」、と言い 捩り織りと分類されます。
捩り方によって 織り上がりの名前があります。

一番 単純な捩り織りが「紗」です。
透けていますが、緯糸一本に対して経糸二本を交差させるだけなので
特殊な機を使う羅と違って通常の機で織ることができます。
経糸を2本を絡ませた中に 緯糸を通すことで隙間を作ります。
生地全体に均一に経糸2本分の隙間が出来ているので
全体がまさに「紗が掛かったように」透けています。


麻の紋紗の襦袢地です。
紗は単純な織り方なので 平織りと組み合わせて
様々な柄を織り出すものは「紋紗」と呼ばれます。
帯では すくい織りと組み合わせたものなどがあります。


捩ってなくても 目の粗いザックリとした帯は
粗紗、と呼ばれます。

そして「羅」。
今年3月に亡くなられた、人間国宝・北村武資氏で有名ですが
捩り織りの中では もっとも古くからある織り方で
正倉院供物の中にも見ることが出来ます。
それを復元したことで 北村さんは人間国宝になりました。
組織的には 経糸4本1組で複雑なからませ方をして、
その間を真っ直ぐに緯糸が通されています。
機も 普通の高機とは違い(北村さんは機も考案)
織る、というより 編む、に近い感覚です。
糸が斜めに渡り、バイヤスを構成するので
ねじりに強いのも特徴です。

緯糸がまっすぐで 経糸が斜めになっているのが判りますね。
経糸が斜めに交差することで 菱型を形成するのも特徴です。

一番良く見かけて、名前を聞くのが「絽」でしょう。
着物や帯、帯揚げや半衿にも使われます。
「絽」は、「紗」と「平織」を組み合わせた織物になります。
隙間の無い平織りを何段か織った後に
隙間のある紗を織ることで 筋状に隙間が出来るのです。
この隙間の間隔によって
七・五・三本おきに織りますと
それぞれ七本絽・五本絽・三本絽と呼ばれます。
また、強撚糸を使った絽縮緬は 盛夏ではなく単衣のものです。
緯糸で隙間を作る 普通の絽と
経糸で隙間を作る 経絽があります。
絽の中で特殊なものに 沖縄の首里織の1つ、花倉織があります。
花織と絽織を市松状に交互に織り込んだものです。
かつては琉球の王族の男性の正装用で庶民には許されない織でした。

美しい・・・透けますがスケスケではないですし 涼しくもないので
盛夏よりも単衣としてお召し頂くことが多いです。

コーディネート。

仕立て上がりの 伊藤峯子さん花倉織着物と
羅の帯です。

原田さんの琉球美かす里 に 紬地絽名古屋帯(石黒祐子)

今日の着物美人さんは
長板中型の綿紅梅に裂き織の帯の たまこさん。

この時期ならではの装いですね。

 

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6月!とっくに着てるけど単衣解禁日。衣替えについて。

6月になりました。
とっくに単衣を着ていますけど
ものの本的には 今日からが衣替え、となります。
衣替えについて 少々お話いたしましょう。

袷から単衣への衣替えは
5月の単衣がしっかり市民権を得た感じです。
5,6年前までは なんやかやとウルサイ人がいたり
踏み切ることの出来ない方も多かったですが
この暑さには耐えかねる・・という感じでしょうか。
私も お茶会や礼を尽くす席での5月単衣は勧めませんが
自分の楽しみの着物なら 気候と体調に合わせてフレキシブルに、と思います

衣替えの歴史を振り返ってみますと
元々は宮中行事ですので 庶民にはあまり関係の無いものでした。
そもそも 木綿や絹が流通する以前の庶民は一年中麻の単衣ですし・・・
日本の衣装の流れの中では 庶民の衣替えはごく最近の出来事です。

江戸時代の武家社会は決まり事の世界で
ともかく 日常全てにおいて 様々な決まりごとがあり
その中の1つとして 衣替えがありました。
旧暦になりますが
4/1~5/4、9/1~9/8 には袷を。
5/5~8/末 までは単衣。
9/9~3/末は 綿入れを着用のこと、となっています。
綿入れから綿を抜き取ったものが袷なのです。
昔は暖房もほとんどなく 天上人意外は板の間ですから
寒さ対策に重点を置いているのですね。
袷の時期は 春の1ヶ月ちょっとと
秋には1週間しかありません。秋~春には綿入れを着ています。
それに対して 単衣は3ヶ月近ほど。
この間、盛夏には帷子(かたびら)と呼ばれる麻や上布も着られました。

明治の時代に洋装が増え 公官庁の制服も洋装になり 新暦採用で
6/1と10/1に制服の衣替えが決められました。
制服の強制的な決まりごとでの衣装交換ですから
一般市民の平服には関係ないことだったのです。
ですから 本来はもっと自由に着て良いもののはずです。
洋服の人たちが半袖なのに 袷を着ているのはとても不自然に見えます。
それに南北に長い日本で 一斉に衣替えをするのも
無理があるはずです。
20度越えたら単衣オッケー
25度越えたら 麻もの解禁、が今の現状に合っているではないでしょうか。

着物は着るもの、
無理して 我慢して着るのは楽しくないと思うのです。
でも お洒落のためには
少しの我慢や緊張感が美しさを支える、ということもありますね。
6月の晴れ間に透け感の少ない、濃い色の麻を着るのはいいけど
9月末にいくら暑くて25度を越えても
秋を感じさせる日差しの中での白い麻は
お洒落ではないと感じてしまいます。。

この辺の間合いが着物の楽しさであり 難しさであり。
また 着る人の美意識でありましょう。
着物の多様化に従い 自分はどんな着方をしたいのか
どんな着方を美しいと感じるのか。
そういう部分が大事になってきていると思います。

さて今日のご紹介は 単衣にはそぐわないのですが
可愛い総絞りです。

ちょっと古いものなのですが
問屋さんの倉庫に眠っていたものが発見されました。
昭和の昔、短いけど可愛い総絞りの羽織が流行ったのです。
その頃の国産手絞りの羽尺です。
唐草模様が くるりん、としてて可愛い。

羽尺だけど・・・短いの。羽織丈で2尺3寸ほどしか出来ません。
お袖丈も1尺2寸5分。
なので 思い切って名古屋帯にしようと思います。
こんな感じ。
羽織だと 結構年齢も限られてしまいますが
帯なら 私だって着ちゃいますよ(アラカンです~)
お値段も可愛くしちゃいます。
如何でしょう?

6月になれば もう夏物を考える時期です。
夏ものって帯でも着物でも 素材が多くて複雑です。
羅。絽。紗。夏紬。
絹、麻、上布、芭蕉布やシナ布などの植物繊維。
どれをいつ、何に合わせるの~??
材料や織り方で名前が変わっていくので
慣れるまで難しく感じると思います。
明日から 夏素材について少しづつ解説していこうと思います。

羅。

絽。

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