街は クリスマスとお正月で賑やかです。
昨日の寒い雨から 一転 今日は暖かく晴れた1日になりました。
なんだか 休みの日ばかり雨になって嫌ですねえ。
12月は11日に
クリスマスにもお正月にも使えるスワッグ作りのワークショップを開催します。
玄関やお部屋の壁を彩ってくれるスワッグ。
講師の方がお花屋さんでもあるので 上質な素材をご用意できます。
材料費込で参加費5500円です。
1時~ 14時半~ 16時~ 各1時間です。
ご参加 お待ちしております。
今日のコーデは
夕方の撮影で色の再現が出来てなくて申し訳ないのですが。。
横段絣に 仕立上がりの三村百合子さんの緯吉野織の帯です。
コチニールのピンクが効いていて 全体はロックウッドのチャコールグレー。
なんと全通で とにかく背負えば柄が出てくれる、というありがたい帯です。
甘めの紬をキリっとしめつつ、可愛さも忘れない。
吉野織の端正な顔も良いですね。
きっと 活躍してくれる帯になってくれます。
コチニールについて お話しましょう。
コチニールはメキシコ産のサボテンの一種に寄生しているカイガラムシで
これから取れる赤い色素は 中南米の染織に 古くから使われて
プレインカ帝国やインカ帝国の遺跡から
発掘される裂類に見られます。
コロンブスが新大陸を発見してから
メキシコはスペイン領となり 原住民のインディオ達が使う
美しいコチニールに目を付けたスペイン人が
貿易品としてヨーロッパに伝えました。
18世紀にメキシコの独立運動が盛んになると
スペイン人はコチニールを持ち帰りました。
カナリア群島の気候はコチニールに適したようで
現在ではこちらが産地として知られています。
南蛮貿易により日本に持ち込まれたコチニールは
猩猩緋(しょうじょうひ)や陣羽織の赤ラシャ等として
持てはやされたのです。
私は 赤系の染料のなかでコチニールが大好きで
作家さんにお願できる時には
コチニールを使ってください、とお願しています。
だって 可愛いですよね。
草木染、とはいいますが
草木ばかりではなく このようにカイガラムシや貝などの
動物染料もあります。
奥が深いですね
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