蘊蓄・豆知識

横段紬に三村さんの仕立上がり緯吉野織帯

来週はもう12月なんですよ、ビックリですよね。
街は クリスマスとお正月で賑やかです。

昨日の寒い雨から 一転 今日は暖かく晴れた1日になりました。
なんだか 休みの日ばかり雨になって嫌ですねえ。

12月は11日に
クリスマスにもお正月にも使えるスワッグ作りのワークショップを開催します。
玄関やお部屋の壁を彩ってくれるスワッグ。
講師の方がお花屋さんでもあるので 上質な素材をご用意できます。
材料費込で参加費5500円です。
1時~ 14時半~ 16時~ 各1時間です。
ご参加 お待ちしております。

今日のコーデは
夕方の撮影で色の再現が出来てなくて申し訳ないのですが。。
横段絣に 仕立上がりの三村百合子さんの緯吉野織の帯です。

コチニールのピンクが効いていて 全体はロックウッドのチャコールグレー。
なんと全通で とにかく背負えば柄が出てくれる、というありがたい帯です。

まさにおとな可愛い。
甘めの紬をキリっとしめつつ、可愛さも忘れない。
吉野織の端正な顔も良いですね。
きっと 活躍してくれる帯になってくれます。


今日は この美しいルビーかかった(画像では再現できてないですぅ)
コチニールについて お話しましょう。

プレインカ帝国やインカ帝国の遺跡から
発掘される裂類に見られます。
コロンブスが新大陸を発見してから
メキシコはスペイン領となり 原住民のインディオ達が使う
美しいコチニールに目を付けたスペイン人が
貿易品としてヨーロッパに伝えました。
18世紀にメキシコの独立運動が盛んになると
スペイン人はコチニールを持ち帰りました。
カナリア群島の気候はコチニールに適したようで
現在ではこちらが産地として知られています。
南蛮貿易により日本に持ち込まれたコチニールは
猩猩緋(しょうじょうひ)や陣羽織の赤ラシャ等として
持てはやされたのです。

私は 赤系の染料のなかでコチニールが大好きで
作家さんにお願できる時には
コチニールを使ってください、とお願しています。
だって 可愛いですよね。

草木染、とはいいますが
草木ばかりではなく このようにカイガラムシや貝などの
動物染料もあります。
奥が深いですね

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秋山眞和 小石丸本藍染絣「天の海」声が出ちゃうほど軽いのです

冷たい雨の日曜になりましたね。
今夜は暖かいものが食べたいです。身体は冷えるけど 心が熱くなる着物をご紹介します。
秋山眞和作 小石丸糸、天然発酵藍染絣の着物「天の海」です。

宮崎県の綾手町に工房を構える秋山さんは
養蚕から天然灰汁建ての藍染、絣の括り、織りの全てを工房内で行っています。
その養蚕も 日本古来の原種のお蚕さんである「小石丸」を育てています。
皇居で皇后さまに育てられている、あの小石丸です。
蚕は 様々な法律で厳しく管理されていて(かつては世界に誇る絹の輸出国ですから)
小石丸の卵を手に入れるには 研究機関でなければならない、と 研究所を立ち上げたり
生繭売買法、という法律のための国家資格を取ったりと
様々な難関を乞えてようやく手にした小石丸なのです。
繭がとても小さく、通常の座繰り機では 糸が採れないため
座繰り機も開発したり・・・

とてもとても細い糸です
繊細な糸ですが 原種の繭の強さも持ち合わせていて
天然藍によく染まり 艶よく、糸の切れが少ないので織りやすい。
いかんせん 細いので織り進むのは遅いですが。。

小石丸の着物を持つと どなたもが「ふぁ!?」と声をあげられます。
本当に ビックリするほど軽いのです。
反物で400gほど、八掛より軽いと言われます。
袷に仕立てても 袷!?と思うほど薄く、軽いです。

そんな小石丸を
古代からのカシの木の灰を使った天然発酵の藍建てで染めた着物です。
20年ほど前に お客様と秋山さんの工房へお邪魔した時に
直接 秋山さんから手渡された着物。
その美しい絣は きらめく星空のようで
万葉集から「天の海」と名付けられています。
 
桐箱に入っております。色紙もあります。

画像では その艶やかさと 軽さをお伝えできないのが残念です。
帯を乗せてみました。

北村武資さんの 羅紋帛。 仕立上がり品です。値下げしました。
こちらも 北村さんの色紙付です。
小石丸とはいえ 藍の絣でカジュアル用途なので
いまい幸さんの 丸紋絣花織帯を。仕立上がり名古屋帯、未使用です
銀座和光の秋山さんの展示会では
400万からのお値段が付く小石丸本藍染の着物です。
仕立上がり未着用、しつけ付きとなります。
寸法は
身丈 背から 4尺2寸
裄  1尺7寸
袖巾   9寸
袖丈 1尺3寸
後幅 7寸7
前幅 6寸1
繰越   8分おとっときの一枚です。
見るだけ・・・触るだけ~でも どうぞ。

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気が早い桜帯とコーデの小物の使い方について。

昨日、クリスマスケーキの予約をしてきました。
いつもは餡子党の私ですが クリスマス位はケーキをね。
12/25の夕方、ちょっくら店を抜け出して受取りに行ってきます。
石川町駅のすぐなので 往復15分ほどですけど。
11月も残り半分で
あっという間にクリスマス、そしてお正月がやってきます。
うわぁ・・・
お正月が来たら
あれよあれよと春が来て桜の季節になります。
ビックリするくらい月日の経つのが早いですねーなので もう来年の話をしても鬼も笑わないでしょうから
桜帯の登場です。
ここまでデザイン化されて色も桜色じゃないので
いろいろ確信犯で桜以外の季節にも使っちゃえ、と思ってますが。
大輪の花が たっぷり六通分描かれていますので
どの花を出すか・・を着物によって考えるのも楽しいです。

今日は この帯のためにあるような
色がリンクした多色の横段絣の紬に合わせました。

ほら、色がみごとに被ってます。
黄色、紫、生成り・・のそれぞれ濃淡も。

帯に柄がたっぷりなので
垂れを無地にするか 柄を出すかで雰囲気が変わります。
お好みでどちらでもお仕立て可能です。

まずは 垂れ無地で。。

垂れが無地だと 着物との境に柄がないので
柄同士が喧嘩することなくすっきりと。
この着物は緯段なので あまり感じませんが
総柄の絣などでは 垂れが柄だと うるさく感じることもあるかと思います。では 垂れを柄に。

ゴージャス感が増しますね。
賑やかに華やかに。
着物ならではの 柄on柄の醍醐味を楽しめます。

どちらが正解でもなく お好みです。

前柄で小物をコーデしてみましょう。

このような 多色な色使いの着物と帯の場合
着物や帯から 一色を小物に使うのが 一般的なセオリーではありますが
じざいやは 足し算コーデが好きなので
あえて 着物にも帯にも無い色を持ってきました。
すっきりさせたいのでしたら
紫かブルーの帯揚げに白い帯締め・・・ですかね。
コーディネートの組合せに 一応の基準はありますが
紬や自分の楽しみで着る場合には
自分が落ち着くかどうか、でいいと思います。
やってみて、なんだか落ちつかない組合せは
出先でもずっと気になるものですから。

紬には金銀は合わせない、というのもありますし
私自身、紬に大量の金銀を合わせるのは
Gパンにティアラを載せてるような違和感がありますが
全体のバランスと 金銀の効果が生きてくるかどうか、で
使うのもあり、と思っています。
また 白洲正子さんは赤い紬に金無地の半幅帯を合わせてました。
華やかに装いたい席で 紬を着る場合には
その金が効果を発揮するでしょう。
でも・・着る人が着れるだけのパワーがないと・・ですけどね。

以前は かたくなに 紬に金銀は~~~って思ってた時代もありますが
この頃は 私も丸くなったのか?
効果的な金銀の使い方もあると思っています。
でも やっぱり木綿には金銀使いたくないですけど。
絹の光沢があってこそ、とは思います。

Gパンにゴールドのアクセサリーを合すのも
普通になってるのですから
着物も着るものである以上
時代の流れの中で変化していくでしょう。
若い世代の方たちは なんの違和感もなく
木綿に金の帯を合わせるのかもしれませんね。
着物には「格」というものがあります。
本来 洋服にも格があってドレスコードと呼ばれますけど
着物は 形が同じなので 格について分かりづらいのは否めません。
格については こちら や こちら で書いていますので
お暇な方は読んでみてください。

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マニア必見!超レア自然布、ぜんまい、苧麻、丹波布。

陽が落ちると 一気に気温が下がって寒くなりますね。
日中だけのお出掛けは良いですけど
陽が落ちても外にいるようなお出掛けには
羽織がないと寒いです。
着物は首筋、手首、足首から風が入るので
そこを防寒すれば 胴体は重ね着で温かですからね。

今日のご紹介は マニアックな愛好家のいる自然布たち。
ぜんまい紬、苧麻、丹波布の八寸帯です。

まずはぜんまい紬
山形の諏訪好風さんの本藍染の糸を織り込んでいます。

ぜんまいの綿毛・・・お分かりでしょうか?
ぜんまいの頭を包んでいる 薄茶のほわほわした繊維です。
ぜんまいが育ち切る前の ほんの一時に採取できるものですが
集めても 集めても ほんの少しです。

昔は 村の女衆が総出で 綿毛摘みをしたそうです。
トラック一杯も摘んでも 洗ってゴミを除けば ほんの一山。
しかし 手間隙かけて摘んだ この綿毛には
防湿性、保湿性があり ウールのような風合いで
北国の寒さから身を守ってくれるのです。

太鼓裏の無地はこんな感じでぜんまい糸が入っています。
絹糸にぜんまいの綿毛を巻き付けたものを緯糸にして織り上げます。
ぜんまいの綿は繊維が短いので 少ししか巻きつけられません。


きちんと並ぶ菱形が松皮みたいですね。
地色と藍のコントラストが美しい八寸帯です。

続いては 苧麻の絣入り八寸帯
苧麻ですが 太い糸でしっかり織られていて透け感はほぼありません。
春単衣から夏を通じて秋単衣まで 長くお召頂けます。

苧麻と麻の違いを聞かれますが 上布(越後上布、八重山上布、宮古上布など)は
麻ではなく苧麻の糸を使って織られています。
苧麻と麻は 糸になると似ていますが
植物としては 麻が桑科の1年草なのに対し
苧麻は イラクサ科の多年草なのです。
苧麻は績む、という大変な労力を必要とする作業の末に
糸になります。1反分の糸を作るのに数ヶ月かかるのです。
その 手績みの苧麻を絣にして織り上げられた八寸帯です。
こちらも 諏訪好風さんの手織りです。

そして丹波布。今は亡き、金子三八子さんの作です。


丹波布とは
柳宗悦氏が京都の骨董市で発掘した木綿布で
途絶えてしまっていたものです。
金子三八子(かねこみやこ)さんは
昭和29年に発足した「丹波布復興保存会」(のちの丹波布技術保存会)の
初代会長で 臨済宗大燈寺住職であった 金子道士の奥さんです。
日本伝統工芸会で丹波布を出品して8回入選されています。
丹波布の特徴は日本の木綿を用い、草木染にして
糸の産地が近かったことから くず繭からずり出した糸を緯糸に混ぜていることです。
なので 木綿としても ごわごわと部厚いのではなく
優しい風合いになっています。
この帯も 木綿?と思うほどに軽く
糸の太さから想像するよりずっと柔らかいです。
イメージと違うので 触るとちょっとびっくりされるかもしれません。

この週末は ぜひ じざいやで
珍しい布を堪能しませんか?

ところで今日は1111.わんわんわんわん。ワンコの日。ポッキーの日でもありますが
我が家のバルト君、8歳の誕生日です。
おめでたいので花を添えてみました。

12/11は クリスマスにもお正月にも使えるスワッグ作りのワークショップ開催です。

1時間程度で作れます。
詳細は今週中にアップしますので 12/11(日)空けておいてくださいね

花織入りのみさやま紬に芽生え帯

一昨日の立冬を過ぎて 樹々が色づいてきました。
花の少ない季節ですが 紅葉した葉っぱが彩りを見せてくれます。
朝晩が冷えるようになって 夜には温かいものが欲しくなりますねー
夕飯にお鍋がのぼるようになりました。

日中20度になって単衣でも過ごせますが
そろそろ本格的に袷を出さなければ・・・
今 寸法があってる袷が少ないんですよ(泣き)
袷の季節までにダイエットして着物に身体を合わせるつもりだったのに。

仕立上がり品は寸法が合っていればすぐにお召いただけて
お値段も反物で買うよりお安くて仕立代も不要ですから
ありがたいですね。

今日のコーデは
仕立上がりの花織入りみさやま紬に 芽生え帯を合わせました。

花織入りのみさやまは現在織られていないので稀少です。
そもそも みさやま紬。あまり市場に出回っていないので
ご存知ない方も多いかと思います。

みさやま。漢字で書けば三才山です。
長野県の松本市と上田市の境辺りの山です。

信州は 元々養蚕の盛んな土地ですから
長野県内でも 多くの紬の産地があります。

代表的なものに
伊那紬、上田紬がありますが
かつて 各々50軒以上あった織り元も
今では10軒ほどに減ってしまい後継者不足に悩んでいます。

みさやま紬を名乗るのは 横山さんの家一軒だけです。
以前は家族で染めて織って、とされていましたが
ご両親が相次いで亡くなられ
現在は 俊一さんご夫婦でされています。

お父様(横山英一氏)の代から
自宅の裏山で採れた植物を使い
自宅の田んぼで採れた藁を焼いて灰をつくり精錬に使ってきました。
今もそのままの手仕事が続けられています。
自宅で採取した植物は新鮮で発色が良いのが自慢です。
売っている材料では濁った発色になるとおっしゃいます。
「山に染色用の木を採りに行く前には 神様にお祈りして
山のものを頂きます」と挨拶をされます。
今までに 何度かお邪魔してお話を聞いています。

染めは、葉や花では堅牢度が低いを感じるそうで
木本体の皮や枝、実を使用して染めています。
山漆で染めるのはとても珍しく
美しい灰白色から深い墨黒まで発色します。
機場には6台の機がありました。
かつては 家族一人に一台使っていたそうですが
今は ご主人と奥様で一度に2,3台を使い
同時に織進めているそうです。
ここでも問題は後継者でした。

今までも、幾人もの若い人がお弟子さんとして来ては
数年で辞めていったそうです。
横山さんの工房では、単に機を織る、ということだけでなく、
機場の掃除から様々な雑用もこなして糸の扱い、
染めの技法、織の組織などを覚えなくてはなりません。
大きな工房のような分業ではないのです。
修行に近い形ですから一層難しいでしょう。

自分の信じる「良いもの」を作るために研究を重ね、
独自で作り上げた技術を伝えるには、
10年は共に苦労しないと本当のコアな部分は伝えられないのに、
そこまで育った人はいないのだそうです。
ご両親もご健在の時は、ただ作ることだけに専念していたけど、
今になって後継者をきちんと育てていなかったことを
とても後悔しておられるそうです。
お嬢様がおられますが 継がせても苦労させるだけだから、と。
現在 手伝ってはおられますが。

デザインも横山さんがなされます。
縞、格子がほとんどですが
技巧に走らない分、色の美しさと風合いの良さを身上としている着るための紬です。

豪華さはありませんが日々着ていて飽きることがなく、
糸質が良いので、シワになり難くとても軽いのが特徴です。
単衣でもお勧めです。

「30年以上やってきて 人間以外のなにかに生かされていて
その中で 出来る限りのことを命をかけてするしかない」

熱い心と ロマンチストな想いを抱えた横山さんのみさやま紬。
その中でも 花織入りは 浮き織の糸が飛び出してしまわないよう、
花織部分の上下の緯糸でしっかり押さえられていて
擦れても糸がほつれない工夫がされています。
細い糸で織られていてとても繊細です。

そこに 藤田さんの芽生えを合わせました。
真綿同士の布感の相性の良さと
芽ばえのポップな小花が良いアクセントになって
コーディネートを引き立てあいます。

ちょっぴり クリスマスを意識した小物を取合わせました。

花織のみさやま紬、仕立上がりで11万、とお買求め安くなっています。
寸法の合う方はぜひ~~
華やかさはありませんが 透明感のある草木染の色で糸の良さから艶もあり
花織の中の茜や玉葱が ほんのり色を添えてくれます。
いろんな帯でお楽しみ頂けます。

寸法は
身丈 背から 4尺2寸
裄  1尺7寸
袖巾   9寸
袖丈 1尺3寸
後幅 7寸7
前幅 6寸1
繰越   8分

お直しなどはお問合せください。
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じざいやさくらこ
横浜元町の小さなきものセレクトショップ、やってます。木綿着物と紬の専門店です。犬猫大好き。現在猫14匹、犬2匹と暮らしています。お店のサイトは https://jizaiya.yokohama/  ブログは毎日更新中。https://jizaiya.stars.ne.jp/

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可愛い羽裏入荷。羽織のこと。

羽織ものの季節になりました。
今日あたり、単衣の羽織が活躍してくれていることでしょう。
可愛いハート模様の羽裏が入荷しました。

長さが1丈5尺(約450cm)ありますので
長羽織や 着物の八掛にも十分な長さがあります。

今の季節はカーディガンみたいに室内でも着たままで
軽いイメージの単衣の羽織がおススメです。
単衣の羽織やコートに出来そうな着尺を 30%引きにしています。
もちろん、着物でお仕立て下さっても30%引きです。
この機会に如何でしょうか?

例えば
雨コートにもお勧めの パステルカラー絣縞大島紬

猫お召も羽織にしたら可愛い。
着物でも可愛いので この機会にどうぞ。
柄が見えにくいので ちょっとコントラスト加工しています。

実際のイメージはこのくらい。
動くと光の当たり具合で猫が浮き沈みします。
綾織のお召しも 下の着物を選ばない万能羽織になってくれます。
カジュアルなピンクのみじん格子も可愛い羽織に。

カッコいい系は 紫根染の絞りも。
着物も素敵だけど お安く出してるのを更に3割引きなら羽織にしても悔いなし。
表カッコよくて 裏にハートなんてギャップ萌え?

久々に蘊蓄系のお話を。
羽織については 今まで何度も書いてますけどね。
季節になると 一度はお話しておきたくなります。

秋や春でも 帯付きで出歩くのは なんとなく気が引ける・・・
もしくは 何か羽織ってないと晴れがまし過ぎる、
そんな気がすることがあります。
そんな時 洋服で言えば
カーディガンやスプリングコートに当たるような
軽やかな単衣の羽織やコートが便利です。

 

羽織は本来 男性の正装でしたが
江戸時代に 芸者さんが着始めたのから流行し
女性も着るようになりました。
ですから 着物としては歴史の浅いものです。
それゆえか アイテムとしての位置づけがまばらで
悩ましいものにもなっているようです。
その上、紋や丈によって格が変るのも
難しく感じさせるところのようです。

簡単に言ってしまうと 羽織にも格と種類があり

本羽織…膝下以上の丈があり、柄付けは黒無地に紋付、
もしくは 訪問着的な絵羽柄です。
紋付、色紋付、訪問着などに、
礼装として着ることが出来ます。
紋が付いていると
下に着る着物の格を上げることが出来ますが
上げても「略礼装」まで。
昭和30年代に流行った黒羽織を思い浮かべて頂ければ。
現在ではこの着方は少数になってしまったため
羽織は礼装には着ないと思われていたり
レトロ感をかもします。

中羽織…現在、普通に羽織と呼ばれているもので
丈は様々、小紋や紬などに合わせる洒落着です。
柄も無地、縞、小紋柄など、生地もお好みで。
紋はつけません。付ける場合は家紋ではなく洒落紋を。

茶羽織…戦後、ものがない時代に
1反から2枚の羽織を仕立てたため
「マチ」が無く、お尻の途中位までの丈。
普段の日常着としての羽織。
母の箪笥や 古着として見かけます。
塵除け。
春秋の羽織ものは
長羽織でも少し短めで軽やかな雰囲気が魅力的です。
これからの季節には、銘仙や大島のようなサラリとした生地で
単衣の羽織を1枚作ると 春、秋用に便利で活躍してくれます。
羽織でなく コート(道中着)に仕立てると
冬は羽織の上から着たり 春秋は塵除けになり
ガード加工をすれば 雨の降りそうな日にも安心です。
透け感のある生地でしたら夏にもお召しになれます。
紬や木綿用に 小千谷縮からの羽織、雨コートもお勧めしていますので
ご相談ください。
夏大島や絽の小紋などなら 夏の柔らかものの上にも重宝します。
着物から仕立て直すこともできますので
古い大島紬などを活用するのもいいですね。

 

また、12月になれば
どんなに暖かな日でも
何も羽織らずに出歩くのははばかれます。
ショール一枚でも肩に掛けて
帯がむき出しになるのを避けるのが
冬の着物のたしなみだと思います。

初めてコートを誂える、という方から
どんなコートにしたらいいか、質問を頂きますが
自分の楽しみで着物をお召しになる場合は
羽織をお薦めします。
室内で脱がなくてもokですが礼装にはなりません。
かつては絵羽羽織や無地羽織に紋を入れて
小紋の上に羽織って格を上げる、ということもありましたが
現在ではほとんどしませんので
あくまでもお洒落で趣味性の高いコート、
カーディガンやジャケットの感じでお召しください。

羽織の美しさは
衿から肩、お太鼓の脹らみを通って
流れるラインの優雅さにあると思います。
着る方の身長や 柄の入り方、お好みで
長さはまちまちですが
膝上くらいまでは長さがないと
優雅なラインにはならないです。
腰が隠れるだけの短い、いわゆる茶羽織は
活動的で日常的は生活着です。

何枚も羽織を持てなくても
羽織紐を替えるだけでもイメージが変わりますので
組紐タイプやトンボ玉、まるぐけ等
いくつか揃えておくと楽しいものです。

つまみ細工の 羽織紐飾りもお勧めです。

 

 

 

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秋の単衣始めは何を着る?

10月から袷・・・になんてなれる訳もなく。
やっと単衣、
それも薄手の生地、サラサラとべたつかない生地でないと
手を通す気になれません。

夏が終わって最初に着る単衣は
まず 本塩沢。
独特のシボが肌に触らず、凹凸の隙間に風が入り込んで
残暑の季節にも爽やかです。

本塩沢は塩沢お召、とも呼ばれる紬のお召しですが
一般のお召しは柔らかものと紬の間のようで
戦後大流行して 様々な種類が作られました。
現在は 京都西陣や新潟十日町で織られています。

こちらは西陣お召。
シボは低く上品な光沢をもっています。
色が薄くて画像で再現できず 実際店頭で見た方が褒めて下さる1枚です。
秋にお召し頂きたいなーと お値下げしました。
198,000円を半額の99,000円です。
上品なので お茶などのお稽古にも。
花織風にも見えます。


関史子さんのロートン入り絣名古屋帯 を合わせました。

仕立上がり未着用品なので お買得になっています。
すぐにお召になれるのも嬉しいですね。132,000円です。

そして秋になると 色目がしっくりくるのが黄八丈。
山下さんの黄八丈は憧れでもなかなか手に入りませんが
秋を楽しむ単衣なら こちらの米沢黄八丈でも十分です。
本場黄八丈でいうなら マダミの赤茶が主体です。
サラリとした薄手の風合いで 光沢もあります。

相良刺繍の八寸帯を合わせました。
丁寧な日本の手刺繍です。半額にして70400円。
このシリーズには
テッセン
も半額です。
この秋は着物でお出掛けを楽しみましょう!
じざいやでは
10/22(土)は つまみ細工ワークショップ ご参加募集中
11/13(日)貴女に似合う色は?カラー診断  詳細お問合せ下さい
12/11(日)クリスマス・お正月リース作りワークショップ 詳細お問合せください
などのイベントも盛りだくさん。
イベント無くても 着物で気軽にお出かけいたしましょう。
行くとこなければ じざいやでお茶でもどうぞー

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〒231-0861
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営業時間12時~19時
定休日 月・火
電話 045-662-8005

推しは紫根染帯。帯締め2000円均一。雨で着物が縮んだ話。

昨夜から断続的に雨が降ってまして
雨女の私は 犬散歩でもしっかり降られまして・・・
朝、起きた時に降っていた雨が 散歩に出る時には青空だったんですよ。
で、傘はいらないかなーと 傘を持たずに出まして。
いつもの公園で犬友達と うだうだと話したり地域猫にエサやったりしているうちに
空が暗くなってきたので 早めに帰ろうかーと
犬友と別れて 数分でいきなり滝のような雨。
雑木林に駆け込んで 雨宿りするも 樹々の隙間から振り込んでくる雨。
うちの犬、雨の中歩くのが好きなんですよ。
行こうよ?と見上げてくるけど 最大量のシャワーのような雨。
小振りになった隙をついて家までダッシュ!のつもりが
途中でまた大雨になって 開き直って濡れて帰りましたよ。

そんな大雨の中で思い出したのが
もう10年以上前ですが 頂きものの本塩沢。
焦げ茶に有栖川模様の絣のお気に入りでした。
昭和40年代のものだったかと思います。
シボの高い、肌触りのシャリシャリした単衣にしてありました。
その本塩沢を着て 出かけた先でゲリラ豪雨に遭遇しまして
建物の中に駆け込む ほんの数分の間に
見る間に着物が縮んでいくのです。
裾なんか くるぶしが出ちゃうくらい。きゅきゅ~~~と。
濡れた生地が硬く、どんどんシボが高くなっていくのが分かりました。
幅はそうでもなかったけど 身丈は5cmは縮ましたね。
そして 一度縮んだら そのまま引っ張ても戻らないです。
解いて 払い張して布の状態に戻してローラーで引っ張って乾かして
仕立直して 元に戻りました。

今の本塩沢は織元でガード加工を施しているものもありますし
ガード加工をお勧めしています。
ガードさえしていれば 着ている間に縮むなんてことはありませんから。
今のガードの技術はとても良くなっていますので
絹のお召し、縮みにはガード加工を強く、お勧めします。
ご相談ください。

じざいやの決算セールも残り20日を切りました。
在庫をどんどん出してしまいたいと思います。
そこで 今日の推しはこちら。
紫根染の七宝繋の帯です。

草木染の中でも人気の高い紫根染の全通絞り染帯が最終価格半額です。
308,000円が 154,000円に。
紫根は古来から格の高い色とされ、
また 薬用もあり解熱、鎮静効果があり コロナにも効く?
七宝繋、という柄は
仏教の教典に出てくる七種の宝のことで、
金,銀,瑠璃,玻璃 ,しゃこ貝 ,珊瑚,瑪瑙のことで
ひっくるめて七宝と呼びます。
その七宝を繋げることで無限に連鎖する平和や円満を意味する吉祥紋です。
 
縫い締め絞りの際の美しさと 染料が入り込む自然の滲みや筋を愛でてください。
生地は薄手の座繰り糸紬でしなやかな中に張りと光沢があります。
盛夏以外の3シーズン、お楽しみ頂けます。
全通なのも嬉しいですね。

コーデを4つ作りました。
まずは帯を魅せる シンプルコーデ。
着物は 十日町の破れ格子紬です。
この着物も使い勝手がよくていい子なのに なかなか嫁入りしないので4割引き中。

ピンクの読谷花織に。
この着物、ぜったい可愛いです。
ピンクの読谷なんて なかなか無いですよ。

西陣の綾織お召に
このお召、毎回映りが地味~~なんですが
実際にご覧頂くと 画像の10倍はいい、とおっしゃってもらえます。
とても品良くて でも弱々しい感じではなく 凛と美しいです。

艶やかで しなやか。
お茶会にも行けて 帯で遊べる便利着物として活躍してくれるでしょう。
単衣の羽織にも。

生紬を使った十日町の紬です。
艶やかでしなやか。絹の艶をそのまま感じます。
ちょっとポップな感じの絣も可愛くて ちょっとお出掛けの普段着物に。

お盆のお休みに入られた方も多いかと思います。
台風が気になりますね。
来週は雨続きの予報です。
不安定なお天気の中 ご来店下さいましたお客様には
在庫の帯締めを お一人様1点限り 2千円でご提供いたします。
中国物とかの粗悪品じゃないですよ。
じざいやの在庫整理で 入れ替えのために追い出しです。
夏もの以外の帯揚げは 3千円で。こちらもお人様1点まで。
在庫限りで終了です。

遊びにいらしてください~~~

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色物襦袢で透け感を抑える検証。仕立上がり3300円小紋

今日は立秋で いよいよ秋到来・・・の気分ではないですが
秋草柄を解禁にします。
まだまだ残暑厳しいですが
ススキや桔梗、萩などの秋の七草や
菊の柄が しっくりくる空気感になってきます。
秋柄の薄物・・・が夏着物の真骨頂の気がします。

9月になっても暑いのはもう決まってますから
9月から単衣になるなんて もう無理。
9月が単衣なんて いったいいつの話~?
でも さすがに白い透け物は憚れますので
薄物の透け感を抑える技が必要になります。
そこで 出番なのが色付きの麻襦袢です。

実際に検証してみましょう。

用意したのは スケスケの白鷹上布とグレーの麻襦袢です。
白たか上布はこんな透け具合。
決算セールで 2割引きになってます。買い時!

お襦袢は濃いめのグレーを用意しました。

この2つを重ねると・・・

あら、不思議。透け感が消えました。
これから単衣として6月9月に堂々と着られますね。
6月に着る時は 夏帯でオケ。単衣帯でも。
9月には 9日の重陽の節句までは夏帯でも10日過ぎたら単衣帯にしましょう。
博多帯なら ずーーと通しでお使い頂けます。
コーデしてみました。
帯は 仕立上がりの芭蕉布です。
この帯のまま6月~9月まででも良いでしょう。
ついで?に 無地の絹紅梅を羽織にしてみました。

芭蕉布は平良敏子さんのもの。仕立上がり22万円です。
仕立上がり品はネット販売に出していないので お問い合わせください。

絹紅梅は 薄いベージュ。決算特価の68000円です。
グレーもあります。

昨日 ちょい出ししました仕立上がり小紋。
3300円です。
お値段間違ってませんか~~~と ご連絡を頂きましたが
間違っていません。
ほぼ未着用品です。
同じ方のものなので 寸法は全て
身丈 背から4尺1寸5
袖丈 1尺3
裄 1尺6寸5
前幅 5寸7
後幅 7寸5
アンサンブルの羽織丈は 2尺1寸です。

小紋はたぶん、千總さん。
ものすっごく生地が良くて 触っているだけで癒されます。
今はもう こんな生地お目に掛かれません。
絞りの入った方のみ 着用あり、伊達衿が付いています。

興味のある方は お問い合わせください。

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明石縮にロックオン。緊急仕立上がり小紋、訪問着3300円均一。

今日も涼しいですね~~
もう ずっとこうだといいのに。ここ数日 来られたお客様は 全員、
明石縮の可愛い美しさに見とれて
栃尾縮の手触りに癒されてます。
実際 見て触らないと判らないんですよ・・

特に 栃尾縮のふわふわで張りのある感触。
今までにない風合いです。

絹と麻の交織で自宅洗い可能です。(ガード済)
栃尾縮については 8/3のブログでも書いてますので
今日は明石縮のご紹介を。

矢絣ですが 大正ロマン風ではなく とてもスッキリモダンで可愛いです。
明石・・といいますが 新潟の十日町で織られています。
播州明石で開発され、京都を経て十日町で完成したのが
明治20年頃だそうです。
美しい夏お召として 一世を風靡していましが
後発の夏紬に押されて 激減してしまいました。
極細糸の強撚糸で シボは低くとても上品でサラリとした風合いです。

色合いがね~~ ほれおれ。
画像では判らないと思いますが菱形のような地紋もあります。
ワンレッドの絽綴れ刺繍帯を乗せました。
とても軽く 麻にはない光沢感が気分をあげてくれます。
小物は テッセンの紋紗。透かしの帯締め。
仕立上がりのほぼ未着用の小紋・訪問着・大島紬が来ました。
3300円均一で出します。
裄が1尺6寸5 身丈は4尺1寸5、前幅5寸7,後幅7寸5.袖丈1尺3寸。
裄が短いですが 細身の方でしたら身丈、身幅はそのままでお召になれそうです。
お嬢様のお稽古着にも良いかもです。
生地と状態はとても良いので 仕立直しにお金掛けてもお得です。
詳細は明日。まずは画像をご覧ください。
興味のある方はお問い合わせを~~

小紋2点。紋綸子です。千總さんぽいなあ。
右のは本疋田絞り。描きではありません。ぼかし無地。

鳥のいる訪問着

藍泥大島のアンサンブル(緯絣)

今日の着物美人さんはお二人。



山本由季さんの経絽小紋に ホースヘア帯の JY様


小千谷縮に 岩崎さんの半幅帯のAO様。

明日は立秋ー
夏着物のシーズンも後半になりました。
いっぱい着ましょう^^
あっという間に夏は終わってしまいますよ。

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